山で暮らす愉しみと基本の技術 大内正伸 農文協 2009

購入したのは2010年の5刷。
欲しい本だったのですが、値段がそれなりなので躊躇しておりました。
偶然知人の家にあったのでパラパラとめくって見せてもらいました。
これは買わねばと思った次第です。
作者の大内さんは1959年生まれ(同級生だ。。。)工学部土木学科の背景があります。
ほとんど事は自分自身でこなされてしまいます。
写真とご自身が描かれたイラストをふんだんに使って里山生活を綴ります。
「不便を愉しむ」という事を誰かが書いていましたが、生活と自然とのバランス(割合)が非常にうまく絡み合っているように思えます。そして自然の中で楽しんでいる。

エネルギーの無駄をなくし、自然からの恵みを利用して生活していく態度に頭が下がるばかりでなく、発展とは何か?進歩とは何か?という問いを語りかけられているようです。

生きる本質的な技能や技術を失いつつある自分自身に問いかけたい一冊でもあります。



山で暮らす愉しみと基本の技術
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