ふと書店の書棚に「焚き火」の文字が。

思わず手にとって見る。

人間が人間たるゆえんは、火の使用にあると言われる。
最も基本的な道具の使用に基づく焚き火という所業。

暖をとり、肉を焼き、料理をし、皆で語らう場所でもある。

マタギは雨の日でも火を熾し米を炊く。

僕らは雨の日、本の中の焚き火で暖をとる。

本来人間が持っている最も基本的本能をたまには発揮してもよいのでは
ないかと思うのである。

焚き火愛好家の僕の書棚を暖めてくれる1冊となった。

男の焚き火事典
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