林業でメシ食いたい
山梨・共産党シンポに各界から


民主党政権も林業あるいは森林というテクストに重みをおきつつある。
散々と疲弊した国有林や県有林と言った親方日の丸の膿を取り去り
根本的な治療が必要なのだろう。

子孫に美林や美森を残せない様では、日本の将来は暗すぎる。
場合によっては中国に買っていただくという選択肢も現在ではあるようだ。

以下記事

日本共産党山梨県委員会は20日、「山梨の林業・木材産業の再生をめざして」をテーマにシンポジウムを甲府市内で開きました。

 県林業団体協議会の辻一幸会長(早川町長)は「時宜を得た素晴らしいシンポです。国の政治が東京などへの一極集中では国民は生きていけない。国民みんなが森林や山に目を向け再生にむかっていく時です」と来賓あいさつ。県の岩下正孝林務長、宮島雅展甲府市長をはじめ自治体関係者や林業団体役員などが多数参加したほか、横内正明知事、武川勉県議会議長、4市の市長・議長、3町の町長からメッセージが寄せられました。

 党の林業政策を説明した紙智子参院議員(党農林・漁民局長)は、環太平洋連携協定(TPP)について「国の根本にかかわる問題。参加を断固阻止するため全力でがんばる」と話しました。

 山本良雄中央森林組合長が「山ではメシを食べていけない」という林業離れの実態を紹介。「国土保全などを言うならもっと国が財源措置を強めるべきだ」と強調しました。都留文科大学の泉桂子准教授(森林経理学、森林政策学)、建築家の田辺久氏が専門の立場から発言しました。神田明弘党県農林部長(韮崎市議)は「山梨の森林業再生へ今後も共同した取り組みを広げていきましょう」と呼びかけました。