アフリカを食い荒らす中国 セルジュ・ミッシェル他 中平信也訳 河出書房新社 2009

図書館本

原題:La Chinafrique

邦題はかなり無理がありますね。訳者あとがきでも自ら書かれていますが「中華アフリカ」程度の意味でしょう。英語版はチャイナサファリ
内容的にはフランス人ジャーナリストが足で現場を歩いて書いたルポ。
アフリカに係わりのある方には非常に興味深いでしょうし、アフリカを知らない方には中国の経済的凄さが分かるのではないでしょうか。
英語もフランス語も、まして現地語もまったく話せない人々がアフリカの道路やスタジアム、官庁を期限通りに作ってしまっている現状を、我々は知らねばならないでしょう。
二つの超大国が衝突することになるのではないか?という質問はすでに、いつそうなるか?という質問に変換されている。


備忘録的に
中国は資源(石油等)だけに投資しているわけでなく、インフラ、通信、繊維、食品、観光とあらゆる分野に投資している。
欧米は人道主義から一歩も踏み出していない。(それは一つの支配の方法でもある)
「木を移せば枯れるが、人は移り住んで財をなす」(中国のことわざ)
中国はアメリカ国家債権(Tボンド)を10兆ドル保有している(第一位)
ゴッドブレスユー、ではなく、ゴッドブレスチャイニーズ


アフリカを食い荒らす中国
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