パチンコ「30兆円の闇」 溝口敦 小学館 2005
図書館本

読んだのは4刷
パチンコをやっていたのは主に大学時代。そう、30年ほど前になるだろうか。パチンコ店の開店から閉店までいたことも多々あった。当時は7が三つ並ぶと大量に玉が出るフィーバー台が導入された時期だと思う。
本書で書かれている種々なROMなどと言う装置もきっと非常にシンプルだったのであろう、なぜなら7、7と並び、次の数字が何であれ、機械によって7,7が何回続いた後にはかならず777になるというお約束が機会毎にあったのだ。だから自分の台と両隣とかの台を観察していれば、いつ頃にその台が777になるのか分かったものだ。それでもトータルするとマイナスな儲けであることは言うまでもない(笑)そしてパチンコをやめて早いもので20年位経つだろうか。

本書を読めば、果てしなく一般のパチンコ愛好家は儲からなくて、儲かるのはパチンコメーカーや一部のパチンコ店(実は多くのパチンコ店は経済的には厳しいらしい)、そして警察を退職した天下り、そして違法なROMを作る人や、ゴト師と呼ばれる人々だろう。
本書にはパチンコだけでなくパチスロに関しても詳細に書かれている。
おそらくパチンコという業態で最も大きな問題は、景品交換というグレーゾーンであろう。
筆者はこの業界の健全化にはある種の公営ギャンブル化が必要だと指摘している。
30兆円という金が動く業界、多くのグレーゾーンがある事がわかったし、決して一般客は儲からない(楽しく遊べるレジャーという文脈を超えている)ということは確かなようだ。


パチンコ「30兆円の闇」―もうこれで騙されない
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