科学と神秘のあいだ 菊池誠 筑摩書房 2010
図書館本

Webちくまに2008-2009にかけて連載されたものに加筆修正とある。
ニセ科学の根本を書いてくれているかと思ったので、読後はガッカリ。さらに同時に読んでいた香山リカ氏との対談本「信じぬ者は救われる」もガッカリ。
タイトルは「生物と無生物のあいだ」のカバーかな?
ご自身の趣味の音楽の話と無理やりニセ科学を同調させなくてもよろしいかと思います。ロックに興味のない者には(同年代だけど)まったく意味不明なのであります。
一部、EMや水の話が出てきますが、波動の話は少しだけかな。アポロの話と9.11陰謀説の話も出てきますが、なんかぶった切れてないというか(まあ信じてないので良いけど)説得力がないですね(説得力あるニセ科学本を売りにしてはないのでしょうがないか)。
もっと簡潔にドライに書けないもんなんでしょうか。菊池さんのブログの方が断然面白いけど。


科学と神秘のあいだ(双書Zero)
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