事例に学ぶ森林療法のすすめ方 上原巌 編著 全国林業改良普及協会 2005
図書館本

森林療法研究会(2002-2009)を立ち上げた上原氏(1965−)が、全国での活動に携わっている方々の文章をまとめたもの。読んで感じたのは上原さんの人柄で多くの方が森での活動に参加されたのであろう。
内容的には医療としての森林療法、教育や保育としての森林療法、保養や癒しとしての森の係わりに関しての実践例が記載されている。
児童虐待等による精神的な苦痛からの回復例などは非常に興味深い。
森が人を包み込み、本来の自然のままの人という動物に共生させてくれるのかもしれません。がちがちのマニュアルなど存在しない、ゆるい森との係わりが良い様です。昨今の森林セラピーとは一線を画しているように思います。
残念なことに、上原さん自身と研究会の何人かの理事の方は2009年に退会されたようで、あらたに組織を構築されているようです。会発足時の本来の姿に戻るのが良いのでしょう。

本の値段はちょっと高いのが残念です。


事例に学ぶ森林療法のすすめ方―医学・教育からツーリズム、市民レベルでの活動まで
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