焚き火の焚きつけ 黒田薫  つり人社 2007年

黒田さん(1952−)が1978−2007年にかけて「渓流」(釣り人の雑誌)や「岳人」等の山岳誌、および書き下ろしをまとめたもの。
序文を根深誠さんが書かれている。
出だしは若かりし頃のロッククライミングや放浪の話しでヨセミテや海外の話題が出てくる。その後、日本国内での登山や沢登りを伴う釣りと山営の話しと言った感じ。高桑信一さんや吉川栄一という名前も登場する。自分はこれまで黒田氏をしらないのと雑誌記事を読んだ事がなかったので、本書の感想としては。面白い沢屋さんと言う感じしかない。文章に関していえば、豚骨ラーメンの油多め、麺柔らかめ、スープ濃いめって感じでしょうか。食べたあとお腹にもたれて当分食べたくない。きっと山のテント場で聞けば大笑いの話しでしょうが、山をおりて文章になった瞬間に品がなくなったのでしょうか。それをご自身が承知で焚きつけに使用する本としてタイトルをつけたみたいです。


焚き火の焚きつけ
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