本が好き!より献本

時代はDNAからRNA。ってことでしょう。
siRNA,擬態RNA等々。
何処まで一般の方が理解されるかは未知数。
田原総一郎さんは、種々の分野での取材をしていて、過去にはアメリカのバイオ関連の取材を精力的に行っていたと記憶している。
本書は田原さんと中村さんの対談形式を取っていることもあり、読みやすいのではあるが、いきなり文脈が行方不明的な流れがあったりする。
また一般書であるので総花的?で細かい科学の話、ベンチャー企業や製薬業界の話、論文捏造の話、研究費の話なども出てくる。
おそらく結論的にはRNA研究が医学の明るい未来を開く(治療、ワクチン等)というところに落としたいのだろう。
ただ、p153に日本でサルを使う実験は難しいという記述がありますが、決してそんな事はないのです。(もちろんしっかりした申請書は必要ですが)

そうそう、ご自身の関わっているベンチャーのHPが去年から更新されてないのは何故なんだろう。。。。。


RNAルネッサンス 遺伝子新革命
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書評/健康・医学