土曜日の朝到着 日曜日の朝3時のフライトまでトランジット。

土曜日のせいか?それとも言われているほどの危機ではないのか。
街中は昨年の9月とそれほど違わない様な印象。
タクシーの運転手は確かに景気は良くないと言うが。

ホテルで朝食のビユッヘなんかは、これまで経験したことのないような
種類の多さ。昼は中華でベルギービールのヒューガルテンの生が飲めた。
夕食はタイレストランでシンガーのボトルにハイネケンの生。
これまで食べたトムヤムクンの中で一番旨かったようなきがします。
さらにホテルに併設されているレストランはどこもかなりの混雑。

9月の時のホテルのレストラン(日本食)なんか、おいら一人だったし。

やっぱり砂上の楼閣はまだまだ続くのだろうか。

若干疲れていたので、ドバイの博物館だけ見学したのですが
映像展示で1950年代から2000年、そして未来といったコーナーが
ありましたが、昔は真珠を海女ならぬ海男が海にもぐって取っていたんですね。もちろんラクダと砂漠は想像の通りですが。
そして産油国へと変身していく中で、上手に都市計画がなされたのかもしれません。
ただ、未来予想図は果たして実現するのだろうか?
この世の楽園のような夢の都市が映像に映し出されていました。

養老さんが書いていた、石油の無秩序使用で、社会の秩序を作りだしていると。モノカルチャーの危険がここにもあるように思えてならない。

そんなことを一人さびしく旨い飯と旨いビールを飲みながら考えた一日である。
そして、やっぱり渓流で仲間とチキンラーメンと発泡酒の方が幸せかなとも思ったわけである。そこにコーヒーやココアなんかがあればさらに良い。また夜には焚き火と星空があれば、もはや言うことはないのである。

求めない、あるいは、較べない、
その境地に早く入りたいとも思ったドバイの夜である。