どうしてもっと早く読まなかったのだ。
本棚にずっとあったではないか。

芦沢さんが母校にいたことも書かれているではないか。
鰍沢中学の思い出も書かれているではないか。
双六谷の青さも書かれているではないか。

そして、釣りに関する文章より、まさに文学への傾斜なのだ。紀行文、山岳考、俳句等々。

鳥肌が立ち続ける本書である。芦沢ワールドの広がりは計り知れず。

本書のご紹介はまた後日。
フライフィッシャーは文学者、あるいは文化人であるべきであると芦沢先輩に教えられた。


アーヴィングを読んだ日―水と空の文学誌
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