図書館本

久々に素晴らしい本に出逢いました。串田さんの本は何冊か書棚にあるのですが真剣に読んでいませんでした。
串田さんの心の底から温まる文章と叶内さんの鳥と自然、植物の写真が見開きページの右と左に置かれています。
都会育ちで自然と語り合える人は殆どいない現在。
自然と共に生き、そして鳥と会話が出来る人。翼を持たない人であることを素直に、そして感じるがままにテキストに出来てしまう。
さらに晩年近くの文章であることからか、人生への想いも語られています。最後に奥様との写真と奥様の語りが置かれています。苦労もあった様ですが素晴らしい人生だったことを書かれています。

串田孫一 2005年7月8日没 89歳
鳥と花の贈りもの