池田晶子さんの「魂を考える」を読んでいる。

その中に神戸の事件の事が出てくる。
民俗学の資料には、隣村に鬼が出て子供の首を取って食ったそうだ」などの話は珍しくないという。そのような事は民俗学者は「とても言えない」と。
普通のことを普通に言えないのが、現代という時代の特殊なのだと。

現在起こっている事件や犯罪は果たして現代的なモノとして括ってしまってよいのだろうか?ふとそんな事を考えた。