本が好きプロジェクトより献本

監修者のあとがきによると原著は1889年のBlue Fairy Book(青色の童話集)である。そして1910年までに12冊の童話集が出ることになった。日本ではそれらを組替えて12冊にまとめなおしたそうです(1958-1959)。当然ではあるが訳も古くなってきている。そして今回原著にそって12色の色の名前がついた新訳として出版された。また挿絵も原著からのモノを使っている(以前の翻訳本は日本人の挿絵だそうだ。
残念なのは37篇の原著から18篇だけが掲載されていることである。もちろんそれでも400ページ近い立派な本なのであるが。
掲載されていないものには、眠れる森の美女や白雪と紅赤がある。
本書ではアラビアンナイトからの物語が多い。アラジンの魔法のランプなどに再度触れるとなぜか幼少時代に母親に童話を読んでも貰った時間を想い出してしまいます。
全編を通して漢字にはルビがふってあります。世の中の子ども達よ、TVやゲームも結構だが、こんな本を読んで頭を丈夫にしてはどうだろうか?
脳の活性化と言うのが流行っているが、間違いなく脳は働くはずである。
哲学者の池田晶子は古典を読めと書いていた。良いモノは淘汰という時代の中で残ってくるのである。童話も同じだろう。

あおいろの童話集 (アンドルー・ラング世界童話集 第 1巻)
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書評/SF&ファンタジー