台風が去り、雲ひとつない快晴の鎌倉である。

文化勲章の発表があった。
すばらしい功績のある方がなのだろう。

ふと思うのだが、人間ってどうして順位や賞を欲しがるのだろう。
単なる結果としての順位だったら分かるが、中には順位や賞そのものが目的となっている輩もいる。
オリンピックはアスリート達の桧舞台である。いつのまにか商業イベントになってしまったが、過去においては「参加することに意義がある」との理念があった。
勝ち負けが人間の本質なのだろうか?勝たねばならないのか?
生きるために食うのか、食うために生きるのか。

幸せはいつも自分の心がきめる。確か相田みつをが書いていた。

強風であっても枝を落としながら倒れ無いでいる我が家の大木をみて自然の折り合いを感じる。そして小さな植木すら、そのしなやかさで何も無かったようにたたずんでいる姿にさらなる感動を覚える。