図書館本

1996年にオックスフォード大学プレスより出た評伝
まさに自然科学を作り出した一人の科学者の生涯が簡潔な文章の中に生き生きとと刻まれています。
そして自然科学研究と言うものの本質がダーウィンと言う研究者を通して理解できます。そこには銭儲けに狂うような現在のバイオサイエンスはありません。まさに自然と言う計り知れない不思議を興味と努力により少しでも分かりたいという真摯な姿があります。
裕福な家に生まれ、医師である父親が一時は牧師にしようとしたダーウィンをバックアップしていく姿。娘アニーの死で神への信頼を無くした日々。
5年間にわたるビーグル号での世界一周航海でガラパゴスでの滞在は1ヶ月だけであったが、それが後の「種の起源」になること(航海から20数年後)。
実はアメリカのアルフレッド・ラッセル・ウヲレンスが同様な考え方をまとめていたこと(1858年にイギリスのリンネ協会でダーウインとウヲレンスの進化論に対する論文が読み上げられた。ウヲレンスは後にこの事実を知る)
1809 ダーウィン誕生
1831-36 世界一周航海
1839-43 ビーグル号の動物学に関する5巻の本を編集
1842-46 地質学に関する3巻の本を執筆
1846-55 フジツボを研究、本を執筆
1851 娘アニーの死
1859 種の起源 出版
1870代 植物に関する5冊の本を出版
1871 人間の由来 を出版
1881 ミミズの研究に関する本を出版
1882 ダウンハウスで死去 ウエストミンスター寺院に埋葬

ダーウィン―世界を揺るがした進化の革命 (オックスフォード科学の肖像)