何処かの山村が孤立していると言う。
普段は注目されない過疎の村である。

ここぞとばかり記者が中継する。
道が崩れて車が通れません。
お年寄りがヘリコプターで救助されました。と

ちょっと待て。
そこに住む人は大方「覚悟」している。
食料の備蓄もある。

古くは、隣村などに続く隠れ峠道があったりしたものだ。

都会人はメディアの垂れ流しで、過疎の村は災害に弱いな〜などと
考えたり、住みたくないと思うのだろう。

浅はかである。

東京や大阪で同じ事が起こったらどうなる?
おそらく多くの都会人は想像もしてないし、起こった時の「覚悟」など
まったない。略奪が起こらないと誰が言い切れる?

村人よ、メディアを利用しましょう。
自分達の住む都会は安全だと思っている馬鹿な記者達に、
「どうか都会の皆さんの善意を」と。
村人のしたたかさを都会人は気づかないのである。
電気がなくたって、道路が寸断されたって、助け合って生きられるです。

ほら都会のあなた、隣の人の事知ってます?