図書館DVD

原作も読んでない無教養ではありますが、凄いという一言。
生きる上で清らかな心とは何か?
もちろん、清らかさは「濁り」があるから表現されうるのかもしれませんが、本来人間が生まれながらにして持っている「善」は心を育む宇宙なのかもしれません。
主人公の心清らかな青年、そして心閉じた世界から清らかさを取り戻す原節子演じる女。
原節子の時に鬼の形相での女、そして時に天使のような赤子の形相の女、見ていて鳥肌が立った。

最後に久我美子が泣きながら言う「私が白痴なんだ」と。

心の清らかさは偏差値でも貨幣量でもない。人間として、生物として最低限の「善」なのであろう。そしてその善を無くさないように日々考える事が「生」なのだろう。

50年以上前の作品が色褪せる事なく、逆に今の社会への警告にも思えてならない。

Wikipediaの説明

白痴