図書館本


たんなる暴露本。
3箇所の大使館で医務官として勤務した時の不平不満のオンパレード。
根源的な問題に触れているかと思えば、どこの会社でもありそうな人間関係のドロドロ、横領、役得等々。
サウジアラビア、ウイーン、パプアニューギニアと回ったらしいがご自身でも書かれているように、かなりの蓄財をしてご退官のようです。
確かに日本大使館の評判の悪さは色んな国で聞きますが(日本人が日本大使館の対応の悪さを指摘する)、まあ、よくもここまで書きましたという、ある種感動ものでもあるかもしれません。
呆然!ニッポン大使館、という文庫も出されていますが、全く同じ感想です。
佐藤優さんの最近の著作を読んでどう感じるのか是非とも聞いてみたいところである。

大使館なんかいらない