図書館DVD

やっと出逢えた。
ベルギーでTVのチャンネルを変えていて出逢ってしまった映画。
今回、見て分かったのは、見た場面は最終章である第8話/水車のある村だったと思う。

タイトルの通り、黒澤監督の夢を題材にしているとの事である。
まさに黒澤監督の感性を映像に変えていて、その感性が人間が生かされている自然に基づいていることが分かる。生き物のとうとさ、森や川の豊かさ、そして当然、そこには人間という自然の優しさもある。その一方で戦争を生み出す人間、科学技術万能を信じて原子力発電所を増やし、放射能汚染による悲劇までも描き出している。
水車のある村での笠智衆と寺尾聡との会話は素晴らしい。まさに人生哲学である。

そしてこの映画は必ずや後世に見続けられると確信する。
廉価版のDVDもあるようである。
是非とも多くの方に見てもらいたい。

夢 Akira Kurosawa's DREAMS