図書館本

編集者である谷川氏が宮本さんの著作の中から選んだ文章。
初出は昭和12年、一番新しいものは昭和45年。
日本の女の逞しさ、素晴らしさ、自由さを宮本さんが旅して記述していった。もちろん辛い話もあるが、現在の日本女性が果たして宮本さんが書き記した頃の女性より幸せなのだろうか?確かに物質的経済的には豊かになったのかもしれない。しかし「忘れられた日本人」と同様に進歩とは何か、発展とは何かと宮本さんは問いかけているようだ。
目次を示しておきます。
I 信仰と伝承
女性と信仰
女の伝承

供―の民俗誌
女の位置
ふだん着の婚礼――生活の記録
共稼ぎ――生活の記録2
海女たち――生活の記録3
出稼ぎと旅――生活の記録4
見習い奉公――生活の記録5
女工たち――生活の記録6
行商,‐生活の記録7
人身売買――生活の記録8
月小屋と娘宿‐生活の記録9
女の相続―‐。生活の記録10
家出――生活の記録11
戦後の女性―生活の記録12
婚姻と若者組―
里にいる妻
貧女のために
女の寿命
文化の基礎としての平常なるもの‥
島の女性風俗誌
宝島の神酒つくり

掘―の物語
飛島の女―― 地方流しの果てに
阿蘇の女――強者どもの夢のあと
母の思い出
母の記
女の民俗誌