専門バカになる前に、ミニマムな教養、総合力が必要ですね。
何のために大学に行っているか分からない学生が多い昨今(自分の事は棚に上げておきますが)、自国とアジアの歴史くらいは知らないと。
藤原正彦さんは、学生はバイトなどせず(最低限に)、本を読めと主張してます。

以下記事
阪大が未履修者に“高校世界史”、一般教養で来春開講

 高校世界史の必修逃れ問題で、大阪大学が来年度から一般教養課程に、「不完全履修者のための世界史」講義を設けることを決めた。

 世界史の未履修者や規定時間数以下の授業しか受けていない学生のために、高校の教科書を使って授業を行い、単位も認定する。文部科学省大学振興課は「今まで聞いたことがない。世界史は高校で学ぶのが原則なので推奨はしないが、大学側の現実的な対応として注目する」としている。

 計画では来年4月、主に新入生対象の一般教養の選択科目として、「ヨーロッパ史」と「アジア史」の2コマを開講する。網羅主義や暗記の強要はせず、歴史のダイナミックな流れと最新の学説を教え、社会人として最低限の知識を習得することを目標とする。