地球温暖化の原因の議論はあるが、自然と言う環境に対する考えは徐々に熟成されているのだと思う。相変わらずゴミを平気で捨てる輩や魚を釣るだけの釣り師もいるがやがては淘汰されて行くものと考えたい。

以下記事
「自然保護が第一」、調和重視を逆転 内閣府世論調査


 自然を保護することが「最も重要」と考える人の割合が、人間社会と保護との「調和」を唱える人を上回り、初めて多数派になったことが、内閣府が9日付で発表した世論調査の結果で分かった。近年、異常気象が相次ぎ、地球温暖化問題などへの関心が高まっていることが背景にあるようだ。

 調査は、自然の保護と利用についての意識を調べるため、5年ごとに実施されている。今年は6〜7月に全国の20歳以上の3千人を対象に行った。回収率は61%。

 自然保護についてどう考えるか、三つから選ぶ設問では、「人間が生活していくために最も重要なこと」が48%、「人間社会との調和を図りながら進めていくこと」が47%、「開発の妨げとなるなど不要なこと」が2%だった。前々回から前回調査にかけて「最重要」派は36→40%と増え、「調和」派は59→57%と減っていたが、今回わずかながら逆転した。

 なぜ自然保護が必要なのか尋ねた設問(複数回答)では、「気温の調節、二酸化炭素の吸収など人間の生存に不可欠な環境条件を整えるから」(47%)が最も多く、「生態系や動植物保護は重要だから」(37%)、「人間の心にやすらぎやうるおいを与えてくれるから」(同)が続いた。

 自然保護に最も力を入れるべき地域では、「メダカやホタルなどが生息する里地や里山」「都市やその周辺の緑地や水辺」といった身近な自然を挙げる人が計8割近くを占めた。