検査を目的として献血するバカが未だに居ることは行政も研究者にも責任がある。繰り返し繰り返し正しい情報を流す事がもっとも重要な訳であるが時としてメディアはその重要性を認識していない。いくらエイズ発症を抑える薬が出来たとはいえ、一生死ぬまで飲まなければいけないと言う事を知っているのだろうか、副作用や薬剤耐性ウイルスの出現など。

以下記事

<HIV>献血者の陽性率、前年同期上回る 1〜3月

 厚生労働省は10日、1〜3月の献血者のHIV(エイズウイルス)陽性者が25人で、10万人当たりでみる陽性率は2.036人(速報値)と前年同期(1.904人)を上回ったと発表した。献血者のHIV陽性率は昨年、年間で初めて減少に転じていた。厚労省は「3カ月だけで増加傾向に転じたとは断定できない。年間を通じて注視したい」と話している。
 献血者のHIV陽性者(年間)はエイズ検査目的による献血が増えたことから88年以降年々増加し、最高だった04年は92人になった。昨年は一転して陽性率とともに陽性者数も78人に減少、休日や夜間にHIV検査を実施する保健所などが増えたためとされていた。
 HIV感染者の血液は、検査で抗体が見つかるまで感染から数週間かかるとされる。このため、陽性率が高くなるほど検査をすり抜ける陽性の血液が増え、結果として輸血による感染危険が高まると指摘されている。