いつもながらの記事ではありますが、言われたままを記事にするのもいいけど、問題点やその内容をしっかり報じて欲しいと思うのだけど。。。

世界で2位なのに、なぜ、開発途上国でその内容が知られていないのか?
目に見える援助でなくても良いけど、日本は、あなたの国のこう言う分野にサポートしてますよって、自己主張した方がよいんだけどね。

中国のように見え見えで、相手国政府や役人、公務員の喜ぶ施設をどんどん作るのを黙って見ているのが現状だよな。

以下記事

日本のODA、5年ぶり100億ドル超
2006年04月05日03時07分

 日本政府による05年の途上国援助(ODA)の額は前年より47%増の131億ドル(約1兆5000億円)となり、5年ぶりに100億ドルを超えた。経済協力開発機構(OECD)の開発援助委員会(DAC)が4日、発表した。昨年7月の主要国首脳会議(サミット)でODA増額方針を打ち出したのを受け、イラク向け円借款の債務削減などを進めた結果、急増した。日本の援助額の規模は5年連続で米国に次ぐ2位。

 増加した41億8000万ドルのうち、32億2000万ドルはイラク向けの円借款の債務削減。このほか、インドネシア向けの円借款が増加した。06年にはイラク向けの債務削減を続け、ナイジェリアへの債務も削減するため引き続き高水準となる見通し。

 22カ国によるODA総額は前年比34%増の1064億8000万ドルで過去最大となった。トップの米国は274億6000万ドルで39%の増額となったほか、主要国は軒並み大幅に増やした。イラク、ナイジェリアへの債務削減のほか、インド洋津波被害国への支援があったためだ。

 ODA額の対国民総所得(GNI)比では、日本は0.28%と前年より0.09ポイント上昇し、17位。DAC加盟22カ国の平均は0.33%だった。

 日本政府は昨年のサミットで、05〜09年の5年間に04年実績(89億2000万ドル)比で計100億ドルの増額方針を発表し、国際公約となっている。

 04年実績は暫定値段階では03年比で微減となっていたが、確定値では微増となったため、ODA額の増加は2年連続となる。