所属させていただいて勉強している荒川水系渓流保存会
総会の日でした。急遽 人工養殖しているイワナの寄生虫を
駆除することになったので、朝6時に鎌倉を出発。

池の水を抜いて、150匹ほどの4年魚を捕獲、麻酔して
口腔内の寄生虫(サルミンコーラ)をピンセットで除去。
その間に池の清掃。
雪とミゾレの中、大の大人達が無言で仕事を進めます。

皆なんとか秩父イワナを守りたいのです。当然ですが、ここで
孵化したイワナは捕獲した沢には戻しません。万が一にも
間違って交雑したモノを戻さないためです。
放流するのは既に過去において漁協等が放流した本流等です。

なんとか寄生虫を取り終えて、午後から総会で本年の事業案を
検討しました。やはり一番のトピックスは遺伝子解析が動き
出したことです。このデータが出ると在来種保護の動きが
より大きな流れとなると信じています。(おいらが一番
この結果にワクワクしているようですが)
さらに、人工産卵床による在来魚の増殖の紹介をさせていただき
5時に終了。
帰りは流石に秩父駅から特急に乗ってしまいました。(笑)
当然、ビールとおつまみ持って。

当会では会員を募集しています。年会開扉3000円です。
私は体力が無くてダメですが、会員の殆どは釣り名人で
秩父の渓流の知らない所は無いくらいのツワモノです。

池稚魚








人形虫麻酔