自然保護と言う言葉は本来おかしい、それは「いいもの」と決め付けて
いるからだと言う。そうなってしまったのには原因がある。
それはあまりに本気に考えてこなかった。子育ても同じ。
だから現在の少子化に結びついていく。
都市化という中に人類が置き忘れてきてしまったものが実に多すぎる
ようです。
私も、子供が小さい時にこの本に接していれば、かなり子供の教育に
関して真剣に考えたと思います。是非子供のいらっしゃる方あるいは
これからお子さんが生まれる方には読んで欲しいです。養老先生の
教育論です。先生は鎌倉で無給で幼稚園の理事長をされているそうですが
この幼稚園の園児や保護者は幸運だと思います。

個人的にはアメリカ型システムの追従が日本の将来を暗くしていると
思います。養老先生もアメリカの方向性は間違っているように言っている
と思います。

●第1章 現代人の大きな錯覚―<逆さメガネ>の教育論
●第2章 都市化社会と村社会―脳化社会の問題
●第3章 身体感覚を忘れた日本人―都市化と身体
●第4章 大人の都合と子どもの教育―問題は親にあり
●第5章 変わる自分、変わらない自分―心と身体の関係
●第6章 人間が幸福にならない脳化社会―意識的世界の限界
●第7章 ふつうの人が幸福に暮らせる社会―共同体を生きる
●エピローグ 男と女は平等か―人間を分割してしまうもの