2c662b2d.jpg副題として、尾瀬から白保、そして21世紀へ。

この本すごく良いと思います。
これまでの日本における自然保護の流れが良く分かります。
世界の流れと日本の流れ、法制度と保護運動のかかわり等々。
私も尾瀬の問題や白神の問題はそれなりに本を読んでいたので
知ってはいて、白神の項は少し物足りなさを感じましたが、原稿に
限りがあるわけなのでしょうがないですね。
森林、川、海と総括的に知ることが出来ます。
景観重視から生態系重視の世界的な流れなど非常に分かりやすいです。
1963年生まれの著者はこの本の前にも山、川、森の環境問題に関する
本を書いています。これから是非読みたいと思います。

是非是非ご一読ください。