おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

2020年12月

2020 読書 

ベスト10に絞れなかったので良かった本だけを羅列(順序は新規読了)

来年も良い本に出合えますように!



超電導リニアの不都合な真実 川辺謙一 草思社 2020 11月
鉄路の果てに 清水潔 マガジンハウス 2020
無敗の男 常井健一 文藝春秋 2019
八ッ場ダムと倉渕ダム 相川俊英 緑風出版 2020
経済政策で人は死ぬのか? ディビッド・スタックラー&サンジェイ・バス 草思社 2014
土中環境 高田宏臣 建築資料研究社 2020
虫とゴリラ 養老孟司 山極寿一 毎日新聞出版 2020
続・こうして店は潰れた 小林久 同文館出版 2020年9月
近現代史からの警告 保阪正康 講談社現代新書 2020年6月
特攻隊員の現実(リアル) 一ノ瀬俊也 講談社現代新書 2020
汚れた桜 毎日新聞「桜を見る会」取材班 2020
お蚕さんから糸と綿と 大西暢夫 アリス館 2020
AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争  庭田杏珠、渡邉英徳 (光文社新書)  2020
沖縄「戦争マラリア」 大矢英代(はなよ) あけび書房 2020
令和日本の敗戦 田崎基 ちくま新書 2020年3月
歴史戦と思想戦 山崎雅弘 集英社新書 2019
洪水と水害をとらえなおす 大熊孝 農文協 2020
拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々 蓮池透 講談社 2015
フィンランドの教育はなぜ世界一なのか 岩竹美加子 新潮新書 2019
追い詰められる海 井田徹治 岩波書店 2020
失われた福島のバラ園 マヤ・ムーア 世界文化社 2020
権力に迫る「調査報道」 原発事故、パナマ文書、日米安保をどう報じたか  高田昌幸 , 大西祐資 , 松島佳子  旬報社 2016 
731免責の系譜 太田昌克 日本評論社 1999
ホハレ峠 大西暢夫 彩流社 2020
南国港町おばちゃん信金 原康子 新評論 2014
いまこそ経済成長を取り戻せ ダンビサ・モヨ 白水社 2019
コンゴ共和国 マルミミゾウとホタルの行き交う森から 西原智昭 現代書館 2018
安倍官邸vsNHK 相澤冬樹 文藝春秋2018
原発に挑んだ裁判官 磯村健太郎 山口栄二 朝日文庫 2019
暗黒のスキャンダル国家 青木理 河出書房新社 2019
平成とは何だったのか 斎藤貴男 秀和システム 2019
消えた山人ー昭和の伝統マタギ 千葉克介 農文協 2019




2020 韓ドラベスト? 

今年は韓ドラにハマった年でもありました。
Netflixで元を取った感じではあります。
またテレビでも放映されていたりして録画でも視聴

良かった作品を羅列(公開年)

愛の不時着 2020
バガボンド 2019
サイコだけど大丈夫 2020
ハイバイママ 2020
シカゴタイプライター 2017
ミスターサンシャイン 2018
椿の咲く頃 2019
風が吹く 2020
キルミーヒールミー 2015

追記
トッケビ 2017

富士川を殺したのは誰か? 雨畑ダム不法投棄



FBで教えて頂きました。 なぜ山梨県は告発しないでしょうか???天下り企業だから??


雨畑ダム不法投棄問題関連


以下記事
5月14日静岡新聞朝刊にトップ記事として、「富士川支流の雨畑川に産業廃棄物の汚泥を不法投棄」という報道がされました。少々の驚きを持ってその記事を読みましたので、私見を交えながら情報提供させていただきます。

従来から、静岡新聞社が取材に力を入れていたのは、駿河湾の特産であるサクラエビの不漁原因究明の中で、富士川からの濁りの流入がその要因ではないかという点でした。湾奥のサクラエビ産卵場所のSS(懸濁物質量)が高くなると太陽光線が海の中まで届きにくくなり、結果サクラエビ幼生の餌となるプランクトンが繁殖できず、サクラエビ個体の減少に繋がっているのではないかという推定に基づくもので、専従取材班を編成して追跡取材をしていました。

濁り(SS)の流入源としては、富士川本流からのものと、日本軽金属蒲原工場の発電用放水路からのものが指摘されていました。後者は、日軽金が山梨県内の富士川支流である早川(雨畑川はさらにその支流)から取水し、専用導水管を用いて蒲原まで導水し、落差を使って水力発電を行った後に、駿河湾に直接放流しています。従って、その濁りは、日軽金の発電事業により生じるものではなく、取水先である早川の汚れが疑われてきました。先月には、静岡、山梨両県知事が、共同で河川調査を開始することになった旨の記事が掲載されたばかりでした。

そのような中で、早川の汚れについて取材していた静岡新聞の大スクープといって良い今回の記事でした。驚きの1点目はこの点で、採石業者がプラントから生じた汚泥をダンプアップして河川に不法投棄しているまさにその瞬間をとらえたもので、これほどまでにジャストのタイミングで違反事実を記録した写真は、経験の長い私でもあまり見たことがありません。静岡新聞社のヘリコプターから撮影していますので、ある程度事前の取材から投棄事実を把握し、撮影準備をしていたものと推測します。山梨県警も捜査に着手したとのことですので、静岡新聞社にも積極的に資料(記事掲載以外の写真やビデオもあるはずです。)提供に協力していただき、早急な事件解明を期待したいと思います。

2つ目の驚きは、今どき良くぞここまで露骨な不法投棄ができたものだという点です。おそらく業者の言い分としては、「もともとダムの底に堆積していた自然物であり、産業廃棄物という認識はなかった。」ということでしょうが、どう見ても違法行為であることは明白です。また、これまで何年間か継続して行っていたという報道もありますので、その間、現場周辺の住民の目に留まることはなかったのでしょうか。月1回、100トン程度の汚泥を数年間にわたって反復継続的に投棄していたとのことですので、それによる環境影響は計り知れないものがあります。この点については、行政の監視指導体制も検証の必要があると思います。

今後、捜査の進展に注目していきますが、これを不法投棄罪で検挙できなかったら警察能力が問われるくらい、典型的な不法投棄事案です。注目されるのは、判決でどの程度の罰則(罰金額+懲役年数)が下されるかという点と、原状回復のための措置命令を山梨県がいかに早くどういう内容で発出するかという点です。5月16日付けの新聞では、山梨県は、採石業者に対し、これまでの処理の状況について文書回答を求める(法第18条に基づく報告徴収)予定としていますが、もっとスピード感を持った対応が必要ではないかと考えます。もうすぐに梅雨の季節が到来してしまいますよ。

<記事の概要>
雨畑ダム上流に堆積した土砂を、ベルトコンベヤーを使って、ダム下流にある採石業者のプラントに搬出。同社はそれを販売用に直径数センチ程度の大きさに砕く作業を行っており、その後の洗石工程で微粒子を多く含むヘドロ(汚泥)が発生する。同社は、数年前からこの汚泥を処理(通常は、濃縮のための脱水等)せず、貯留槽から直接ダンプカーに積載し、事業場下流の河川敷に投棄を繰り返していた。投棄物は、大雨等の出水時には、ダムの放流により下流に流れる形になっていた。



以下記事
先月号で山梨県内における汚泥の不法投棄事件を速報で情報提供させていただきましたが、その後の状況について報道された記事を整理してお伝えするとともに、今後の見通しについて書いてみたいと思います。まず、本事案に関する報道に接する中で、不法投棄とは直接関係はありませんが、富士川に設定されている水利権について驚くべきことが判りました。先月号で日本軽金属蒲原工場に関連する水力発電所や専用導水路の存在は書きましたが、これに関して調べてみると

1 発電用水量、すなわちこの事業用に与えられている水利権は毎秒75㎥にも達している。
2 専用導水路への取水は、支流の早川から毎秒30㎥、残りは富士川本流から行っている。
3 国土交通省が公表している富士市松岡で測定している富士川本流の水量は、2016年の年平均値で毎秒78㎥。つまり、水利権の限度まで取水していると仮定すると、駿河湾への到達時点では、富士川本流と専用導水路の水量がほぼ等量である。
早川流域のダムや取水堰の管理は、国や県ではなく、民間事業者が行っている。特に、今回投棄事案が発生した雨畑川は、ダムの管理、堆積土砂の管理(抜き取り、除去を含む)、砂利の販売を全て日本軽金属の子会社が行っている。
5 番外事項として、リニア新幹線工事に伴う大井川の流量減少(毎秒2㎥)が大きな話題となっているが、現状大井川源流部から毎秒5㎥の水量が、導水管により早川に流されている。

以上のことが、判りました。特に、4の民間事業者による河川の管理という点が、今回の不法投棄事案の発生やその後の措置に大きな影響を与えたと考えています。

山梨県は、事案発覚した5月16日の時点で、廃棄物処理法に基づく報告徴収を行うとともに、撤去を指導する旨表明していましたが(先月号で既報)、措置命令等の行政命令は発出していませんでした。また、この時点では、事業者であるニッケイ工業は、投棄ではなく一時保管だと主張していました。そうした中で、5月下旬に大雨が降り、ダムの放流により、雨畑川の河川敷に投棄されていた汚泥の一部が流出してしまいました。大雨による流量増加に対応するための止むを得ない放流であり、県には通報したと事業者は言っていますが、汚泥投棄の反省をし、真摯に撤去の計画を立てているのであれば、もっと違った対処の方法があったのではないかと私は考えます。


また、6月15日の報道では、ニッケイ工業は当初設定されていた5月末の期限は守れなかったものの、14日までに4,400㎥の投棄汚泥を撤去したとしており、これを受け、山梨県は検討していた刑事告発を見送る方針としています。一方で、同日の報道では、投棄現場の下流の瀬には現在でも汚泥が堆積している写真が掲載されています。行為者の近傍にまとまって投棄されていた廃棄物、つまり片づけ易い廃棄物だけが一時的に除去されたに過ぎない現状と推測できます。

ここまでが、事案発覚から現在までの経過ですが、本件の今後の推移については、以下の点に注目していきたいと思います。

1 山梨県は、ニッケイ工業に対し、下流に流出した汚泥の除去(回収)をさせるのか、これ以上は求めないのか。行わせる場合、指導ではなく、行政命令を発出するのか。
2 過去10年余にわたって反復継続していた汚泥の不正処理に対して、山梨県は告発をしないのか。今回の告発見送りは、撤去指示に対しての不履行を問題としたもので、法第16条違反=不法投棄罪の適用を視野に入れたものではないと考える。
3 仮に、行政(山梨県や国土交通省)が告発を行わない場合、投棄の決定的証拠を握っている静岡新聞社が告発を行わないか。刑事訴訟法第239条第1項では、「何人でも、犯罪があると思うときは、告発をすることができる。」と規定している。
4 専用導水路末端における水質測定結果の公表がされるか。富士川本流に近い水量があるので、この水路の水質は、環境に大きな影響を与える。SS(懸濁物質)濃度が明らかになれば、駿河湾への排出量やいつ頃から濁りが発生していたかが判る。




以下記事
まず冒頭に読者の皆様にお詫びをさせていただきます。前回コラムで、山梨県内における汚泥の不法投棄案件について第2報として情報提供致しましたが、編集ミスから第1報原稿を削除し忘れ、大変に読みにくい意味不明のコラムになってしまい申し訳ありませんでした。 第2報を以下のとおり訂正させていただきます。

先月号(6月号)で山梨県内における汚泥の不法投棄事件を速報で情報提供させていただきましたが、その後の状況について報道された記事を整理してお伝えするとともに、今後の見通しについて書いてみたいと思います。

まず、本事案に関する報道に接する中で、不法投棄とは直接関係はありませんが、富士川に設定されている水利権について驚くべきことが判りました。先月号で日本軽金属蒲原工場に関連する水力発電所や専用導水路の存在は書きましたが、これに関して調べてみると

1 発電用水量、すなわちこの事業用に与えられている水利権は毎秒75㎥にも達している。

2 専用導水路への取水は、支流の早川から毎秒30㎥、残りは富士川本流から行っている。

3 国土交通省が公表している富士市松岡で測定している富士川本流の水量は、2016年の年平均値で毎秒78㎥。つまり、水利権の限度まで取水していると仮定すると、駿河湾への到達時点では、富士川本流と専用導水路の水量がほぼ等量である。

4 早川流域のダムや取水堰の管理は、国や県ではなく、民間事業者が行っている。特に、今回投棄事案が発生した雨畑川は、ダムの管理、堆積土砂の管理(抜き取り、除去を含む)、砂利の販売を全て日本軽金属の子会社が行っている。

5 番外事項として、リニア新幹線工事に伴う大井川の流量減少(毎秒2㎥)が大きな話題となっているが、現状大井川源流部から毎秒5㎥の水量が、導水管により早川に流されている。

以上のことが判りました。特に、4の民間事業者による河川の管理という点が、今回の不法投棄事案の発生やその後の措置に大きな影響を与えたと考えています。

山梨県は、事案発覚した5月16日の時点で、廃棄物処理法に基づく報告徴収を行うとともに、撤去を指導する旨表明していましたが(6月号で既報)、措置命令等の行政命令は発出していませんでした。また、この時点では、事業者であるニッケイ工業は、投棄ではなく一時保管だと主張していました。そうした中で、5月下旬に大雨が降り、ダムの放流により、雨畑川の河川敷に投棄されていた汚泥の一部が流出してしまいました。大雨による流量増加に対応するための止むを得ない放流であり、県には通報したと事業者は言っていますが、汚泥投棄の反省をし、真摯に撤去の計画を立てているのであれば、もっと違った対処の方法があったのではないかと私は考えます。

また、6月15日の報道では、ニッケイ工業は当初設定されていた5月末の期限は守れなかったものの、14日までに4,400㎥の投棄汚泥を撤去したとしており、これを受け、山梨県は検討していた刑事告発を見送る方針としています。一方で、同日の報道では、投棄現場の下流の瀬には現在でも汚泥が堆積している写真が掲載されています。行為者の近傍にまとまって投棄されていた廃棄物、つまり片づけ易い廃棄物だけが一時的に除去されたに過ぎない現状と推測できます。
また、6月15日の報道では、ニッケイ工業は当初設定されていた5月末の期限は守れなかったものの、14日までに4,400㎥の投棄汚泥を撤去したとしており、これを受け、山梨県は検討していた刑事告発を見送る方針としています。一方で、同日の報道では、投棄現場の下流の瀬には現在でも汚泥が堆積している写真が掲載されています。行為者の近傍にまとまって投棄されていた廃棄物、つまり片づけ易い廃棄物だけが一時的に除去されたに過ぎない現状と推測できます。

ここまでが事案発覚から現在までの経過ですが、本件の今後の推移については、以下の点に注目していきたいと思います。

1 山梨県は、ニッケイ工業に対し、下流に流出した汚泥の除去(回収)をさせるのか、これ以上は求めないのか。行わせる場合、指導ではなく、行政命令を発出するのか。

2 過去10年余にわたって反復継続していた汚泥の不正処理に対して、山梨県は告発をしないのか。今回の告発見送りは、撤去指示に対しての不履行を問題としたもので、法第16条違反=不法投棄罪の適用を視野に入れたものではないと考える。

3 仮に、行政(山梨県や国土交通省)が告発を行わない場合、投棄の決定的証拠を握っている静岡新聞社が告発を行わないか。刑事訴訟法第239条第1項では、「何人でも、犯罪があると思うときは、告発をすることができる。」と規定している。

4 専用導水路末端における水質測定結果の公表がされるか。富士川本流に近い水量があるので、この水路の水質は、環境に大きな影響を与える。SS(懸濁物質)濃度が明らかになれば、駿河湾への排出量やいつ頃から濁りが発生していたかが判る。


以上が、本来7月号に予定していた寄稿内容です。そのうえで、その後報道された記事を加えておきます。

由比港漁協は、6月下旬に投棄者であるニッケイ工業の主要株主の日本軽金属に対し、要望書を提出しました。要望内容は、「土砂の流出を抑制し、水質を改善することと駿河湾の生態系への影響調査を要求する。」というものでした。これに対して要望書を受け取った同社は、「ニッケイ工業の行為について謝罪する一方、後日文書で回答する。」としたそうです。また、静岡県議会6月定例会でもこの問題が取り上げられ、担当部長は、「導水管からの濁りは決して弱いとは言えない。注視している。」と答弁しました。

これらの記事から、導水管からの濁りの放出が深刻であることが関係者の間で認識されていることが読み取れます。サクラエビの不漁と直接の因果関係があるなしは別にして、まずは導水管路(取水先の早川)の濁りの原因を究明し、水質改善を行うことが喫緊の課題であることは衆目の一致するところです。

また、7月10日の報道では、山梨県知事は「ニッケイ工業は、なすべきことはした(野積みされた汚泥の撤去)という認識でいる。現時点では、刑事告発の必要はないと判断する。」と述べたとされています。同時に同県環境整備課長は、「過去の汚泥処理について疑念がある。事業者は、汚泥の一時保管と説明している。6月に一度報告書が提出されたが、つじつまが合わない部分があり、再提出を求めた。事業者を擁護しているわけではない。」とコメントしています。行政担当者としては、違反行為と決めつけて調査することはできないことは理解できますが、最後のコメントは十分に後ろめたさを感じていることの表れでしょう。

措置命令違反に関しては、15日間の遅延であること、命令発出者(山梨県)自身が告発を考えていないことから、それを根拠に検挙することは困難と考えます。しかし、現在調査進行中の汚泥投棄案件については、徹底的な調査が必要です。当コラムの本年3月号に岐阜県瑞浪市内で発生した汚泥流出事件の判決について触れましたが、『自社で発生した汚泥を自社管理地(今回の河川敷がそれにあたるかは?)に保管し、大雨によって場外に流出した。』という点で、行為内容として非常に共通点が多いと感じています。瑞浪案件では、不法投棄罪が確定しています。

現在は、前回コラムの今後の注目点2の段階です。山梨県の産業廃棄物行政担当者には、その力量が問われているという認識を持っていただき、厳格な調査を期待したいと思います。なお、原稿締め切りの関係で本稿には記載できませんが、本日朝刊にはニッケイ工業の他事業場での不法投棄報道がされています。改めてコメントさせていただきます。


以下記事
4箇月連続でこの話題を取り上げます。このコラムでは、過去にダイコーの廃棄食品の横流し事件や陶土製造工場からの汚泥流出事件について書きましたが、取り上げたのはせいぜい3回まででした。本件は4回連続で題材にするほど大変に深刻な事件と言えます。 7月中旬のある日、弊社の事務所に静岡新聞社の記者から「メールマガジンのコラムを書いている方にお話を伺いたい。」との電話連絡が入りました。普段私は、事務所におりませんので話をすることはできませんでしたが、会社から用件と連絡先をお聞きしましたので、私の方から静岡新聞社に電話してみました。

すると記者からは「5月以降、砂利洗浄汚泥の不法投棄の件で、ニッケイ工業を取材してきたが、今回同社の別の事業場から、生コン汚泥(残コン)が投棄されていることが判明し、今日山梨県が立入検査に入った。投棄先の河川敷には、コンクリートの固化した白色の物が相当量確認できる。写真画像があるので見てコメントをいただきたい。」との依頼がありました。電話取材とそのコメントから、翌日の朝刊には次のような記事が掲載されました。

『静岡県内の自治体で長年、産業廃棄物行政に携わってきたコンサルタントは「液状で排出され固まってしまうとすれば、相当高濃度だったと推定できる。」とした上で、「片付けたからおしまいではなく、過去にさかのぼり、どのような行為が重ねられ影響はどうであったか総合的に確認し、告発や行政処分の必要性を判断すべき」と話す。コンクリートは強いアルカリ性を示すため「河川水のpH(ペーハー)に影響すれば、下流の生き物は死んでしまう可能性がある」と懸念した。』

さらに同社の追跡取材では、投棄された生コン汚泥は、ニッケイ工業が製造した生コンではなく、砂利を販売した先の業者から排出された戻りコン(ミキサー車で運搬した生コンが、工事現場で不要となったもの=通称「残コン」)をニッケイ工業事業場内にあけさせていたものであることが判明しています。また、ニッケイ工業は会社経営が厳しく、債務超過の状況であるとも報じ、「ニッケイ工業が砂利を高く買ってもらう代わりに、残コンを受入れていた」との見方もあるとしています。

また、「事業場内にあった残コンには大量の砂利がかぶせられ、周囲から見えないようカムフラージュされていた。汚泥の不法投棄とみられる問題が発覚した5月頃に同社側が覆った可能性がある」という報道もされています。

以上、新聞報道を基に第2の汚泥投棄事件の概要を書いてきましたが、

1 金銭的に困窮し適正処理経費を捻出できない。
2 収入を得るために、無許可で他社の廃棄物を受入れる。
3 発覚を免れるため隠ぺい工作をしている。


このようなニッケイ工業の行為は、まさに不法投棄の代表といえる事件だと考えています。2は、実際には金銭の授受はないかも知れませんが、通常より高く販売した砂利の差額が処分料金との解釈ができますので、ニッケイ工業の無許可処分業と生コン業者の処理委託基準違反も問える事件と考えます。

そこで気になるのが、山梨県の対応です。7月末の知事の記者会見では「調査段階の今、決め打ちで刑事告発するとは言えない。」としながらも「仮に不法投棄であれば厳正なスタンスで臨みたい。」と述べています。生コン汚泥の投棄発覚から半月余が経過した時点でのコメントとは思えない驚きの報道でした。さらに1箇月を経過した現時点でも、告発の動きはありません。刑事訴訟法第239条第2項には「官吏又は公吏は、その職務を行うことにより犯罪があると思料するときは、告発をしなければならない。」と規定されています。事件捜査は警察の仕事であり、行政としては細部まで詰める必要はなく、ここまでの立入検査結果から告発に足りる情報は十分に掴んでいると考えます。行政の役割は、告発して終わりではなく、後片付けのための措置命令の発出も早期に検討しなければならないわけで、もっとスピード感を持って業務に当たって欲しいと思います。

いつも情報は静岡県から! 雨畑ダム 不法投棄 社長は山梨県天下り

富士川の中下流域 凝集剤、生態系破壊か 山梨で業者が不法投棄|静岡新聞アットエス


静岡新聞の調査報道 (山梨にはジャーナリズムは存在しないんですよね)

以下記事

山梨県早川町の雨畑川や静岡県の富士川河口で粘着性の泥が見つかった問題で、泥が富士川の中下流一帯に広がり生態系を破壊している実態が、流域住民の証言で明らかになりつつある。河川環境の指標のアユはほぼいない。行政への取材で石油由来のアクリルアミドポリマー(AAP)を含む可能性が高く、静岡新聞社取材班と連携するサクラエビ再生のための専門家による研究会は成分分析に乗り出した。(「サクラエビ異変」取材班)
 “謎”だった泥の正体が分かり始めた。流域住民が「出どころ」と指摘するのは、少なくとも2011年9月から約8年間、当時山梨県の元治水課長が社長の採石業者ニッケイ工業(日本軽金属が一部出資)による凝集剤入り汚泥の雨畑川への不法投棄だ。
 関係者によると、数万トン以上の汚泥が捨てられたが、撤去を行政指導した山梨県は野積み状態の約4400立方メートル(国の目安で換算すると約4840トン)が搬出された19年6月中旬に「撤去完了」を宣言。警察への告発も見送った。
 取材班は当時から現場下流で油っぽい汚泥が残留しているのを確認、ニッケイ工業幹部から「ダンプで運びやすくするため3種類の凝集剤を混ぜていた」との証言を得ていた。山梨県に情報公開請求し、07年2月時点でAAPを多く含有する凝集剤などを1日20キロ以上も使う計画だったことが判明した。
 サクラエビの不漁と富士川水系の濁りの関係を漁師らが指摘しているため、研究会は分析を進める。排水処理の研究を通じて凝集剤の取り扱い経験が豊富な久保建二大阪府立大工業高等専門学校名誉教授(79)から「(粘度の高さや経緯から凝集剤成分が)入っているのは間違いない」との指摘が出ている。

久保名誉教授は「こうした泥が河床を覆えば好気性の微生物がすめず、河川は水質自浄作用を失う。何もしなければ凝集剤成分は今後100年は残るだろう」と警鐘を鳴らす。
 
 ■富士川水系「死の川に」 凝集剤や汚泥、住民懸念
 上流域の雨畑川(山梨県早川町)で採石業者による凝集剤入り汚泥の不法投棄が少なくとも約8年続いてきた富士川水系の流域住民からは「川虫や魚がいなくなった」「川にぶよぶよした泥がたまっている」「死の川になった」「『公害』そのものだ」など、凝集剤や汚泥の影響を危ぶむ指摘が出ている。サクラエビの主産卵場の駿河湾奥には、富士川から灰色の水が流れ込んでいる。
 「今年は正月明けからずっと濁りが強く、透視度100センチ(ほぼ透明)となったのは数日程度だった」。2017年から週1回富士川中流で透視度調査をしている佐野オトリ店の佐野保代表(76)=山梨県南部町=によると、本流は今年も濁りが強くアユ釣りになるような状態ではなかった。今季の釣果はたった1匹だった。
 流域住民の望月朋完さん(66)=南部町=は「ここ何年も本流でアユを釣っている人を見ない。本流で何か捕るとしたら、シカの駆除ぐらいだ」と説明する。1990年代などに全国の釣り師がこぞって参加した「富士川鮎釣り大会」を第10回まで主催した経験のある富士川と鮎を愛する会の望月正彦顧問(86)=富士市=は「本流には生き物が全然いない。泥が川底の石いっぱいにかぶって、コケを食べるアユにとっては最悪の状態。川が死んだ」と明かす。
 今年の初めごろに凝集剤入り汚泥の不法投棄現場下流の雨畑川を調査した地域自然財産研究所の篠田授樹所長(55)=山梨県都留市=は「雨畑川にはほとんど川虫がいない。1994年の前回調査に比べ格段に悪化した」と指摘する。雨畑川が合流する早川でも至る所で汚泥が確認でき、ラフティングツアーを行う「本流堂」の大窪毅代表(44)=同県早川町=は「毎日煙のような白っぽい濁りを目にしている。具体的に何か対策がなされているのだろうか」と憂える。
 富士川で長年釣りを続けてきた山梨県内の40代会社員男性は「公害事件そのもの。なぜ行政が反応しないのか不思議で仕方ない」とこぼした。

 ■AAPの生態系影響、調査を サクラエビ再生のための専門家による研究会座長 鈴木款・静岡大特任教授
 アクリルアミドポリマー(AAP)は分子量1千万を超える物質で、大きな分子量を利用し、濁り成分をからめ捕るように吸着させ大きな塊を作る。そうして微細な濁り成分を水と分離させる。
 これまでの取材で富士川本流にもAAPが大量に残留している可能性が報告されている。AAPを含む粘着性の泥は流出すると河床の石と石の隙間に入り込み、底生生物(水生昆虫類)のすみかを奪う。魚類などの餌がなくなり、さらには鳥類など陸域の生態系にも影響を及ぼすことが考えられる。石の表面にこうした泥が付けば、コケが生えない可能性もある。かつて尺アユ釣りが盛んだった富士川は、餌のコケがなくなりアユ自体がいないに等しい状況が観察されている。
 富士川水系では近年強い濁りが続き、駿河湾のサクラエビやシラス漁師らからもこの濁りに対して強い懸念が出ている。もし富士川河口に流出した泥にこのAAPが混在しているとすると、その影響が懸念される。
 粘着質の泥があると重金属などの有害物質がたまりやすくなる。また、AAPが紫外線などで低分子化される可能性がある。AAPのモノマー(単量体)は猛毒として知られており、環境や生態系への影響について行政機関などは早急に調査する必要がある。

不法投棄の泥かは分からない 山梨県一問一答
 粘着質の泥を巡り、山梨県は27日までの取材に対し、「不法投棄の泥かは分からない」と答えた。
 主なやりとりは次の通り。
 ―凝集剤入り汚泥が残留しているのでは。
 環境整備課「不法投棄された汚泥か分からない。同一だとどうやって証明するのか」
 ―ある程度見たり触ったりすれば容易に分かるのでは。
 環境整備課「報道を受け今夏に雨畑川に見に行ったが自然の泥か凝集剤入りの汚泥か確証は得られなかった」
 ―環境指標のアユがほとんどいない。
 環境整備課「静岡新聞の報道で知っただけ。水質調査では環境基準をクリアしている」
 ―泥に凝集剤が残っているか検出試験などをしたのか。生態系への影響の危惧は。
 峡南林務環境事務所「検出試験はしていない。影響については何も言えない」
 ―なぜもっと調査しないのか。
 環境整備課「(富士川流域は)エリアが広く現実問題として難しい」
 
 ■流域住民らの河川環境への指摘
 ◆由比の50代サクラエビ漁船乗組員=静岡県東部= 秋漁中の資源量調査で富士川沖には0歳エビを含め全く反応がなかった。かつて富士川の濁りは茶色で、夏は緑色だった。今はずっと灰色の水が駿河湾に出ている。
 ◆佐野オトリ店の佐野保代表(76)=山梨県南部町= 6月解禁のアユ釣りでは、あきらめきれない約20人が富士川本流で竿を出した。しかし釣果は富士宮市の人が25センチを釣った1匹だけ。
 ◆岩田智也山梨大教授(46)=甲府市= 雨畑川では浮遊砂が多く流下し、ダム下流の川岸はダンプカーが頻繁に往来している。川や河畔域(川と森が接する場所)の生物多様性が影響を受けている可能性がある。
 ◆流域住民の望月朋完さん(66)=南部町= 富士川本流でうっかり泥を踏むと腰ぐらいまで沈む。ドロドロ、ヌルヌルした泥が至る所にある。10年ほど前から海から上るズガニもアユも全くいない。
 ◆地域自然財産研究所の篠田授樹所長(55)=都留市= ことしの調査では雨畑川にはほとんど川虫がいない。1994年の前回調査に比べ格段に悪化している。早川も一部同様な場所があり、上流の河川工事も濁りの原因だ。
 ◆林業家でラフティング会社経営の佐野文洋さん(48)=富士宮市= 自宅近くの富士川本流では、川の水が引いた場所からかつてはなかったぶよぶよした泥が出てくる。乾くと細かい粒子がほこりのようになり、風で舞い上がる。
 ◆山梨県南部町の佐野和広町長(68) 報道されているような泥を直接確認したわけではないが、富士川の河川環境自体は非常に問題視している。泥が残っていれば撤去が必要。国には積極的な対応を望む。
 ◆静岡・山梨両県民による市民団体「富士川ネット」の青木茂代表幹事(65)=山梨県富士川町= 川底に泥がたまって川が窒息しているように思われる。山梨県は採石業者が山積みしてあった汚泥を撤去しただけ。過去に流した汚泥を全て撤去しないと意味が無い。
 ◆早川でラフティングツアーを行う「本流堂」の大窪毅代表(44)=早川町= 早川にはぶよぶよとした泥が依然残り白っぽい濁りを毎日目にしている。新聞報道もあったのに、これっぽっちも改善していない。対策をしたのか。
 ◆富士川と鮎を愛する会の望月正彦顧問(86)=富士市= 昔、富士川にはアユがうじゃうじゃいたのに今では生き物の気配を感じない「死の川」。これは人災。私の目が黒いうちに解決の糸口を見つけたい。
 
 <メモ>アクリルアミドポリマー(AAP) 産業排水の固液分離や汚泥の脱水処理などに広く用いられている化学物質。分子量1千万を超え粘度が高く、紙力増強や流出した油の回収、農業や土木工事での土壌流出防止のための凝固剤などにも使われる。一般に毒性は低いとされるが、分子量が70程度まで分解したアクリルアミドモノマー(単量体、AAM)は強い毒性を持ち、毒劇物取締法で劇物に指定されている。





週末にかけて

外出自粛ですのでひたすら家におりました。

娘が買ってきてくれたケーキ(2日連続)と自家製ピザ。

枯らした竹を焚き火にして。

速攻でレーザープリンターで年賀状。

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新型コロナ感染 基礎中の基礎

常識中の常識

感染症(伝染病でも良い)の3要素

感染源

感染経路

宿主(感染を受ける人や動物、植物でも良い)

感染源
コロナの場合は、感染源は元はコウモリなどの野生動物ではあろうが、現状では排菌(排ウイルス)している人間(熱や咳が無くてもウイルス排出している無症候キャリアーも存在)

感染経路
飛沫感染や接触感染 咳やくしゃみ、会話(歌唱なども)中の口から(鼻水も)排出される飛沫に
含まれるウイルスが第三者の粘膜に付着し、細胞侵入してウイルスが増殖して感染が成立する。
または飛沫が付着した器具に触れた手指等から自身や家族への伝播。

宿主
主に人間 非感染な人間(重感染もありうるが)がウイルス感染して新たな感染源になる。


そんな訳で、この関係性を切れば簡単に言えば、感染対策になる。

遠い昔 北越雪譜(初版 1837年(江戸時代))で書かれていたと思うが、天然痘を防ぐために村の境界(峠)を閉鎖したという記録があるが、まさにこれが感染症対策に一つ。

症状が軽い場合は自宅待機、有症状であれば入院での隔離 (これでウイルスの第三者への伝播は
阻止される)

感染経路がすでに判明しているので、その経路を断てば感染は拡大しない。

感染者(宿主)は隔離治療や自宅療養でウイルスは体内から排除されて他者に感染する
可能性は無くなる。またワクチンでの事前免疫で感染予防が可能になる可能性がある。
さらに治療薬(抗ウイルス薬)等が開発されれば迅速に体内のウイルス排除が可能になり
感染源とはならない。


ここでもっとも面倒なのが、経済というコンテキスト

峠や国境を封鎖すれば、少なくとも水際対策としては正解であるが、貨幣がないと生活できないと
いう現在の多くの国の現状とのバランスをどうするか?

感染症と経済活動
この関係性をクリアーにした戦略が上手く行ったのは台湾などの国なのだろうか?
学ぶ事は多いと思う。

個人的には将来の新たな感染症問題も含めて、やはりUBI(ユニバーサル・ベイシック・インカム)が社会を安定させると思うのであるが。。。。


北越雪譜 (岩波文庫 黄 226-1)
鈴木 牧之
岩波書店
1978-03T



「線」の思考 原武史 新潮社 2020

図書館本
副題:鉄道と宗教と天皇と

小説新潮に掲載されたものに加筆とのこと。
点は線の起点となり線は面の起点になるという思考が非常に面白い。

自宅の近くの事が書かれた
小田急江ノ島線とカトリック、だけを読んでみた。
天皇家(美智子さんは聖心出身)という絡みや、宮内庁にカトリック信者がいた事など
歴史としての天皇と他宗教との係わりは興味深い
そして小田急江ノ島線沿いにあるカトリック系の学校の数々


災害援助や人道援助にクラウドファンディングはどうなの?

新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金(新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金 2020/04/03 公開) - クラウドファンディング READYFOR (レディーフォー)



新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金

7億以上集めています。

画像を見て頂ければわかりますが
10万支援しても、実は10%を最初から引かれているわけです。

ちょっと違和感ありありですよね。

モノづくりや新しい事業の取り組みなんかだと良いとは思うけど(実は手数料はもっと高い)。

そんな訳で熊本での水害の復旧援助は直接NGOの口座に振り込みました。

クラウドファンディングで商売するというのはいかがでしょうかね?





クラファン手数料

爺のミックスカレー

週末ルーティン

結構この組み合わせは旨い。

肉はカナダ産の豚固まり。

家族にも評判良かったので備忘録として。


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明日のリニアですね 大深度地下 日照権 騒音 自然破壊

<調布陥没>資産価値の下落、補償を明言せず 東日本高速が2度目の住民説明会:東京新聞 TOKYO Web



リニア新幹線も大深度地下で東京神奈川などの高級住宅地の地下を通過する工事がある。
地価は間違いなく下降して、実害も出るのでしょう。

山梨では日照権の問題や騒音公害が既に想定されていますが、JR東海が真摯に対応したという話は漏れてもきません。

時代遅れの技術で、ゼネコンと一部の利権のために邁進する国家事業(JR東海の単独事業ではありません)。

正直者と真面目な住民が損をする構図はまさに原発立地と同じでしょうか?


以下記事

東京都調布市の住宅街で、東京外かく環状道路(外環道)のトンネル工事ルート上で道路陥没や空洞が生じた問題で、東日本高速道路は20日、住民向けの説明会を市内で開いた。工事の影響を認めた18日の中間報告後、初の説明会となり、東日本高速は住民に謝罪し、振動などによる家屋損傷の補償方針などを説明。住民は資産価値の低下や今後の工事への不安を訴えた。説明会は21日も開かれる。
 説明会は非公開で行われた。出席した住民によると、質疑応答では、トンネルのルート脇を流れる入間川の東側エリアの住民らが、広範な地盤の沈下や地下水の異変を指摘。東日本高速は今後追加のボーリング調査の結果を解析するとし、「地下水は引き続き動向を確認する。トンネルの掘進との因果関係を確認し、明確にしたい」と答えた。
 自宅に数十カ所のひびが入った女性は「資産価値が大幅に低下し、皆さんが困っている。これは仮定の話ではなく、現実だ」と切実に訴えたが、東日本高速は「補償の内容は個別にしっかり話をさせていただき対応したい」と述べるにとどめた。
 自宅の外階段に大きな亀裂が生じた男性は「これだけ地盤が緩い中で、工事は中止されると考えていいのか。(すぐ脇を通るトンネル計画の)2本目は想像もできない」と不安視し、安全性を示す証明書発行など将来の生活の担保を求めた。東日本高速は「まずは原因究明をさせていただきたい」とした。
 会場からは「工事に伴う振動で家族が不調を訴えている」「緊急に対応が必要な家屋の損傷が出ている」などの訴えの他、深さ40メートル以上での外環道工事に適用されている大深度地下法の見直しを求める声も上がった。
 説明会後、ある住民は取材に「東日本高速や有識者委員会は要因の1つとして『特殊な地盤』『悪い地盤』を繰り返したが、土砂の取り込みすぎなど(大型掘削機の)シールドマシンの施工ミスを小さく見せようとしているのではないか」と厳しい表情で話した。(花井勝規)
【関連記事】「健康被害、資産価値の下落も補償を」 被害住民連絡会が会見<調布陥没>
【関連記事】調布陥没「トンネル工事が原因」 有識者委が中間報告 NEXCO東日本が補償表明
【関連記事】<調布陥没>住民説明会で不信感増幅 振動被害の全戸調査要求にNEXCO側は及び腰







超電導リニアの不都合な真実
謙一, 川辺
草思社
2020-11-30

映画 マチネの終わりに 

Amazon Prime video

原作が凄く良かったので、残念ながら原作は超えてはいないと思う。

しかし、見る価値は十分にある作品だと思う。

そもそも平野さんの作品をここまで描ければ凄いと言って良いかもしれない。

主人公二人の演技も良かった。


リニアと大深度地下工事

「大深度なら地上に影響ない」はずだったのに…リニア工事は大丈夫?<調布陥没>:東京新聞 TOKYO Web


勝手に自宅の地下を掘られても文句が言えないという大深度地下工事。

一体だれのための法律なんでしょうね?

お墨付けを与えた学者さんは何処のゼネコンと官庁とつるんでいるのでしょう?

原発絶対安全だと言い張った御用学者と同じですね。

さてさて、リニアの馬鹿工事も東京都の地下を進むんですよ。

楽しみですね。


ちなみに衛星で地面の観察も出来るそうです。バレますよ。必ず。


「東京外郭環状道路(外環道)の地下トンネル工事の直後に東京都調布市の住宅街で2〜3センチメートル程度の沈下と隆起が発生したことが衛星データの解析でわかった。10月に道路が陥没した一帯だ。「大深度地下(総合2面きょうのことば)」と呼ぶ地下40メートルより深い場所のため住民同意は必要なかった。地表変化との因果関係が認められれば、補償や技術的な対策のほか、大深度工事を巡るルールの見直しを迫られる可能性がある。

外環道は延長85キロメートルで49キロ分が開通済み。工事中の関越道と東名高速を結ぶ16キロ区間は住宅密集地を通るため、大深度地下を活用する。陥没地点は9月14日に直径16メートルの掘削機が通り、10月18日に事故が起きた。

日本経済新聞は衛星解析技術を持つイタリアのTREアルタミラから、電波で地表変化を1ミリ単位で捉える「干渉SAR」データを入手。陥没地点を中心に東西530メートル、南北870メートルの範囲で、4月8日から10月12日の変化を調べた。

掘削機通過前後の9月9日と20日で比べると、陥没現場の東側で1センチ以上沈んだ地点が続出。最大で1.8センチ強も沈んだ。それまでほとんど変動はなかった。10月以降も沈下が続き、変化幅は最大3センチを超えた。トンネル真上以外でも1センチ以上の変動が多数あった。

東京工業大の竹村次朗准教授(土木工学)と急変した区域を視察し、一部で電柱の傾きや家屋の亀裂を確認。複数の住民が「工事前は見られなかった」と証言した。

国土交通省と事業者の東日本高速道路などは陥没事故を検証する有識者委員会を設置。工事場所の真上で2カ所の空洞も発見した。今も調査中で、因果関係の結論を出していない。

一部の委員や国交省幹部は陥没地点周辺の沈下を認めた。ボーリング調査などが中心で、ここまで詳細な衛星技術は活用していない。時系列変化も十分把握しきれていないようだ。東日本高速の関東支社広報課は工事の影響について「要因が特定できておらず、回答を差し控える」とした。

委員会は18日にも中間報告を示す予定。工事が影響したとの意見が強まっている。工事の振動で土砂が圧縮されて地盤が下がったとの見方があり、因果関係が見えてくれば事業者は補償を検討するとみられる。

日経の分析では1センチ以上の隆起も確認された。こうした隆起を事業者や国交省は把握していないもようだ。

政府は地下活用のため、大深度では用地を買収しなくても公共事業を進められる法律を2001年に施行。首都圏、中部・関西圏は住民に告知すれば同意の取り付けを不要にした。地表に損害が出る変化が起きにくいとの前提があるからだ。

リニア中央新幹線など4件の認可例があるが、工事現場付近で被害報告はない。外環道の地下トンネル工事もこれまでのルートは主に粘土層で崩れにくく、地表変化は確認されていない。陥没場所周辺は地盤が緩く、特殊事例の可能性もある。

有識者委の関係者は「原因が分かれば地盤改良などの対策を打てる。安全な掘削が可能になる」と強調する。地下活用を広げるには外環道の問題を解明し、安全対策につなげる必要がある。

(平本信敬、藤田このり、山崎純、山田剛)」





12月19日東京新聞朝刊
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韓ドラ 椿の咲く頃 

Netflix 20話

注目されたドラマはやはり良いですね。

人生の喜怒哀楽を絶妙に描いていて引き込まれますね。

時に笑わせ、時に号泣に導く。

ちょっと田舎の町(オンサン)の人々の生活と都会との対比
格差社会と夢を追う人々

小さな幸せは実は周りの多くの人々に支えられている。

嘘を付かない、ズルをしない。そんな当たり前の事が韓国でも当たり前であり
世界共通なんだと。

「池の水」抜くのは誰のため? 小坪遊 新潮社新書 2020

図書館本 良書

結論から書けば、著者の主張は生態系の事をネットやメディアの記事を鵜呑みにする事なく
色んな立場から考えてみてはどうだろうか?という事。この辺は著者が生物系のバックグラウンドが
あるからなのだろうとは想像するし、間違ってはいない。
そして、生物の多様性を保全し、豊かな生態系サービスを受けられる社会をどう作り、守り、引き継いでいくのかという事だと指摘します。



いかにステレオタイプの言説がこれまでまかり通って来たかが本書でもわかる。

タイトルの池の水を抜くは、テレビ番組で話題になったモノを想定しているが、俯瞰的に考察していて長所も短所もある事が良くわかる。


本書の良い点は、メディアに登場した犯罪であったり良かれて思ってやっている放流事業や餌やりなどを多面的に論じている点であろう。絶滅危惧種や保護対象動物の違法捕獲とネット販売にも触れている。

さらに昨今のSNS映えでの野生動物との自撮りや、環境改変しての
野鳥や他の動物の撮影などにも論が及ぶ。今後は(既に?)ドローンなども撮影に使われるので
ますます絶滅危惧種などの保護に問題が出て来るかもしれません。

ブラックバス問題も、バスの違法放流などが行われている現状で、すべてのバサーが犯罪者で有る訳でも無い事は確かである。(ある意味ニジマスの放流でオショロコマの生存域が限局してきている問題と同じかな)

駆除される動物に罪は無い。もちろんその通りですね。ではなぜ駆除せざるを得ない状況を人間が作り出したのか?そこを真剣に考えないと取り返しのつかない地球に自然になってしまうというのは明らかでしょう。





ズブズブな行政 天下りは美味しい 山梨県

山梨県、「格安賃料」で富士急に巨額賠償請求も | 国内政治 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準


記事より転載
「県が2007年に設置した森林総合利用協議会で、朝日新聞の報道で割安と指摘された賃料水準について「問題ない」「適正な値段で貸している」などと答弁をしていた県の県有林課長はその後、富士急の関係会社の代表取締役に就任していた事実も明らかになっている。」


元治山課長さんはニッケイ工業(早川町 雨畑ダム 日軽金属子会社)の社長に天下っておられましたしね。
「■社長は元山梨県治水課長
 自社プラントの洗石の過程で出た汚泥(ヘドロ)や生コンクリート(残コン)の雨畑川への不法投棄関与が指摘されているニッケイ工業。代表取締役の三井時男氏(74)は11日、取材に対し「(いずれも)全く承知していなかった。最近は現場に行っていないので、状況が分からない」と述べた。
 法人登記簿によると、三井氏は2010年9月から代表取締役を務めている。三井氏は元山梨県職員で、治水課長を最後に退職。日本軽金属(東京都品川区)に再就職し、同社が山梨県早川町で運用する雨畑ダムの近くに砕石プラントを持つニッケイ工業に移った。
 同県ホームページなどによると、同課は河川管理に関する許認可や河川の美化、水害防止などを所管。今回発覚した残コンの不法投棄問題を同県環境整備課とともに調べている部署。」

まあ、堀内家と長崎知事派との確執が炙り出した不都合な真実でもありそうですが。

そして山梨県のメディア(ミニコミ誌程度)は何も調査報道出来ない現実。

損をするのは真面目な県民なわけですね。





銭のための世界遺産 富士山登山鉄道

富士山登山鉄道、往復1万円想定 キーワードは「上質な観光地」(2/2ページ) - 産経ニュース


誰のための富士山? 富士急行のためなんでしょうね。
自然遺産が却下されたから文化遺産にして、今度はさらに銭儲けのための登山鉄道ですか。

一度噴火して綺麗さっぱりお土産小屋などを失くしてから考えた方が良いと思うよ。
噴火想定しているんですか?
昔、上杉隆さんが富士山は噴火予測されていると書いたら、風評被害だと言って散々叩いておいて
今度は噴火の際の予算を出せという厚かましさ。


富士山登山鉄道構想のイメージ図(山梨県提供)なんだこりゃ?高校生でももう少しましなCG作れるんじゃないの?
景観の改善が求められている富士山の山梨側5合目=6月(渡辺浩撮影)山小屋利権ですから。
野口健さんも著作で指摘していましたよ。


以下記事

検討会が想定運賃を往復1万円としたのは、国内外の登山鉄道の例を参考にしたという。

 北アルプスの立山連峰をトロリーバスやケーブルカーなどでつなぐ「立山黒部アルペンルート」は、扇沢(長野県大町市)−立山(富山県立山町)間の片道が8430円。

 スイスのユングフラウ鉄道は往復約2万6千円、ゴルナーグラート鉄道は往復約1万2千円で、1万円は高くないというわけだ。

 基本構想素案は、1万円とした場合の利用者は年間300万人で、運賃収入は300億円とし、開業初年度から単年度黒字経営が可能と試算している。

課題は5合目の景観

 上質な観光地づくりには課題もある。イコモスは、土産物店などが立ち並ぶ5合目の商業主義的な景観を改善するよう求めている。

 山梨、静岡両県などでつくる富士山世界文化遺産協議会の学術委員会委員でもある藤井敏嗣・元火山噴火予知連絡会会長は、理事会で「5合目の再開発ができて初めて上質な観光地が実現できる。それを説明しないと学術委員会やユネスコは納得しない」と述べた。

 松浦晃一郎・元ユネスコ事務局長や岩村敬・元国土交通事務次官からも「登山鉄道を機に、5合目やその上の山小屋なども含めて世界に誇れる富士山にすべきだ」などの意見が出た。

長崎知事は「これからは薄利多売が成り立たない。高付加価値化しないと駄目だというコンセンサスを得たい」と述べ、登山鉄道構想と5合目の景観改善を一体で進める考えを示した。





富士山を汚すのは誰か ――清掃登山と環境問題 (角川oneテーマ21)
野口 健
角川グループパブリッシング
2008-05-10

イーロン・マスクが未来を音速に変える: ハイパーループという超高速交通システム Kindle版 C.K.コウタニ (著)

イーロンマスクを知るためには良いかと思います、入門書的には。

多くの情報はネットや既に出版されているマスクの評伝等で得られたモノで
対談やインタビューではありません。

ハイパーループ構想を受け入れた多くの企業がすでに実験線や実験車車両を制作して
実現に向かっています。

明らかに日本のガラパゴス化したリニア新幹線構想とは異なり、ハイパーループの優位性が
分かります。特に消費エネルギーや運搬能力など。

一部誤記に思える箇所もあります。
ドイツでリニアが既に開通している。(トランスビットは撤退したと思うのですが)

マスクはFBもツイッターもやっていないとありますが、ツイッターアカウントは存在していて
発信していますよね。

本書でも少し触れられていますが、
残念ながらドバイでのエキスポ(延期)に合わせての10Kmの先行開業はコロナ等の影響もありまだ
ですが、非常に楽しみですね。完全オフグリッドでの開業という話もありますね。
(基本的にマスクは再生可能エネルギーでの運航を当初から計画しています)



週末ルーティン

外出自粛でもあり

庭仕事など

いつものカレー作りと焼き芋

さらにトライポッドを真剣に作る

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MMT 現代貨幣理論とは何か 井上智洋 講談社選書メチェ 2019

図書館本 興味深い

経済門外漢です。
最近(数年前?)さかんに報じられるMMTなる考え方。
まったく理解出来ておりませんでした。
それで読んでみました。
著者はMMTも現在の経済理論も出来る限り中立的な立場から論じているとは感じました。

そして経済学って生物学や医学の様に統一理論が何ですね。でもノーベル経済学賞はある不思議。

良く言われる様に
家庭の借金は返済しないと破産だけど、国家はいくら借金しても大丈夫というのがMMTの
基本原則だと認識している私です。でもそこには国家には寿命がなく永遠だという様な論理が
有る様にも思います。そんな感じて読み始めた本書です。

備忘録的メモ
自国通貨をもつ国は過度なインフレにならないかぎり、政府はいくらでも借金出来る。その背景には貨幣というのは約束事であり記録に過ぎない。
政府はキーボードを叩けば、自分の預金口座にいくらでも貨幣を生み出す事ができる。
主流派とMMT派の究極的な焦点は何か?
 内生的貨幣供給理論と外生的貨幣供給理論
 金利政策と貨幣供給、インフレ
 JGP(雇用保障プログラム)最低賃金 物価のコントロール?
 雇用保障か所得保障か ベーシックインカムとの関係


ネット興亡記 杉本貴司 日本経済新聞社 2020

図書館本 非常に面白い

副題:敗れざる者たち

700ページ超の大著
日経電子版および日経産業新聞に同時掲載された同名の記事をベースにゼロから書き下ろしたとある。


読み終えてまず感じたのは著者の優しさだろうか。
登場人物に対する優しさが溢れている。
だからこそ、取材対象の本音や事実を聴き出せたのだろうと思う。

食うか食われるかの弱肉強食な業界の時系列での動向が非常に分かり易く、登場人物と時代背景の
流れで綴られる。

もっとも感じたのは、一人の天才が居ても相棒や良い同僚がいないと器が大きくなっていかないという
インターネットの世界であること。

本書ではいわゆる成功者を中心に語られているが、その裏にはドロドロとした人間関係もあったのだろうことは容易に想像がつく。

そして思った。
今もしっかりと表に出て発言しているこの業界の方はズルはしない真面目なヒトなんだろうと。
嘘を隠すために嘘を付き続けている様な方はいないのだろうと。
世界を変えようと思い夢をもってインターネットの世界に飛び込んだギーク達が、夢に近づいた時に
どんな次の世界を作ろうとするのか見てみたい。
そう、ビルゲイツが貧困や感染症対策に邁進するように。

インターネットが金儲けだけのツール出ない事を、見せてください。


リニアというアホ技術

時速1000繊嵬ね萠鷦屐彈騨儔修愾或福―蕕陵人実験: 日本経済新聞



時速1000舛旅眤輸送システム「ハイパーループ」の開発が進んでいる。英ヴァージングループはこのほど、人を乗せての走行試験に初めて成功した。オランダのスタートアップは2028年の実用化を目指し、近距離航空便の代替として注目されている。飛行機を上回るスピードで、しかもエコ。未来の移動手段が実現に近づいている。

米ラスベガスにあるヴァージン・ハイパーループの試験場で11月8日、初の有人走行試験が行われた。長さ500辰稜鬚づ状の輸送管の中を、カプセル型の乗り物が時速約170舛覗った。一両ながら映画などに登場しそうな未来の猯鷦岫瓩澄E訃茲靴榛嚢盖蚕兩嫻ぜ圓離献腑轡紂Εーゲル氏は「究極の夢に向けた大きな飛躍だ」と述べた。

将来は28人乗りにし、時速1000舛覗る。米国の主要都市をつなぎ、30年までに営業を始める計画だ。ヴァージン・グループ創業者のリチャード・ブランソン氏は「我々の革新的な技術が現実になった。あと数年のうちに、人々の移動、仕事、生活が変わる」と述べた。

ハイパーループは米テスラ創業者のイーロン・マスク氏が13年に構想を明らかにし、欧米企業などが開発を競う。ほぼ真空にすることで輸送管内の空気抵抗をできるだけ少なくし、磁石で前進する仕組みだ。ヴァージンはインドでも商用化を目指している。

開発企業のひとつであるオランダのスタートアップ「ハルト」は、欧州の主要都市をつなぐ構想で、28年の実用化を目指している。現在は鉄道で片道3時間半かかるアムステルダム―パリ間を、90分で走らせる。欧州の都市間移動は飛行機でおおむね1〜2時間。ハイパーループが実現すれば陸路でも同様の時間で移動できるようになる。

アムステルダムのスキポール空港は、ハイパーループが近距離便を代替する将来を想定し、ハルトと提携している。6月に発表した調査では、50年までに1250万人が、航空機の代わりにハイパーループを利用する可能性があるとした。

欧米企業がハイパーループの実用化を急ぐ背景には、環境意識の急速な高まりがある。ハイパーループは飛行機を超える速度はもとより、二酸化炭素(CO2)の排出が少ないエコな移動手段として認識されている。

スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんが19年、米ニューヨークでの国連総会に出席する際に飛行機を避けてヨットで大西洋を渡るパフォーマンスをしたのが象徴的だった。大量のCO2を出す飛行機に乗ることは恥ずべきことと捉える向きがあり、「飛び恥」とすら呼ばれる。

格安航空会社(LCC)の普及を背景に、欧州の航空旅客数はここ数年増加を続けてきた。国際航空運送協会(IATA)は新型コロナウイルス感染拡大の前の水準に回復するのは24年と予想するが、若者を中心とする環境意識の高まりは長期的な飛行機離れにつながりかねない。

航空会社もこうした世論を意識しており、寄付でCO2排出を相殺する「カーボンオフセット」と呼ぶ手法を用いるなど、顧客のつなぎ留めに躍起だ。

ハルトによると、ハイパーループのエネルギー消費量は乗客1人、1銑辰△燭40鼻H行機の13分の1にとどまる。英政府は30年までにガソリン車とディーゼル車の新車販売を禁止して電気自動車(EV)化を促すなど、各国は50年までにCO2の排出をゼロにするための政策を相次いで打ち出しており、ハイパーループにさらに注目が集まる可能性がある。

素材メーカーも、実用化をにらんで動き始めている。インドの鉄鋼大手タタ・スチールの欧州子会社と韓国の同業ポスコは11月8日、輸送管の鋼材の開発などで協業すると発表した。真空状態に耐えられる強度の輸送管のデザイン研究などでタッグを組む。

時速1000舛覗る車体の事故時の安全性など、クリアすべき課題は多い。輸送管を張り巡らせる建設や運営のコストも莫大だ。だが次世代モビリティーの変革の波は陸上輸送にとどまらず様々な分野で加速している。二大航空機メーカーの欧州エアバスと米ボーイングは、空飛ぶタクシーの実用化に向けて実証実験を進める。

翻って日本。JR東海の時速500舛離螢縫中央新幹線は27年の開業を目指していたが、静岡県に工事再開を認められずに暗雲が漂う。英国に至っては、最高時速360舛妊蹈鵐疋鵑繁棉凜好灰奪肇薀鵐匹覆匹魴襪峭眤鉄道「HS2」のインフラ建設が欧州連合(EU)離脱の混乱もあって遅れている。

スマホがたった10年で世界中に普及して暮らしを変えたように、技術革新のスピードは一昔前の比ではない。ミレニアル世代の環境意識の高まりも後押しし、ハイパーループが人々の交通手段として定着する未来は意外に早く訪れるのかもしれない。

(ロンドン=佐竹実)





韓国ドラマ「風が吹く」

韓国ドラマ「風が吹く」 | BS朝日


このログがオープンになるころには全部を観終わっているのだろう。

現在13話 もう一話で完結

たまたまBS朝日の朝ドラ枠を録画していただけで、事前情報は何もなく
なんとなく見始めたドラマ。
最初は夫婦の倦怠期のネタなのかと、あまり面白くないなと思いつつ見ていた。

それが途中から、涙なくして進まない、進みたくない。
もう嗚咽という言葉の方が的確かもしれない。

昔、土曜日の午後(たぶん)TVでやっていた「天国への階段」も泣いたけど
そのレベルじゃない感じ。

韓国ドラマの作りの上手さだろう。

家族愛、夫婦愛、友情がこれでもかというほど溢れている。
そして都会と田舎の対比も上手い。野花、星、蝶、林、海 そして風が吹く。

嫁にも見る様に勧めた唯一の作品かな。嫁が見ろと進める作品も凄く面白いけどね。

もう一度嫁と一緒に見ても良いと思うほどの作品です。
また号泣しそうだけど。










風が吹く DVD-BOX1
イ・ジュニョク
TCエンタテインメント
2020-11-06






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遺言 原発さえなければ ドキュメンタリー

amazon prime 有料 12月11日 月命日

長時間のドキュメンタリー

原発震災での避難した酪農家

自殺した方の小屋に残した遺言
7歳と5歳のお子さんを残して逝った。

もうすぐ10年になる原発震災。


日本という枠組みの結果がこれなんだよね。

小屋の遺言
2020-12-04_11-19-05_068




ランタンの季節

ランタンは持っていたもの

3連や4連に出来るアイテムがあるんです。

もちろんランタンメーカーは推奨してませんが(笑)

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久米さんの復帰はないのだろうか?

Knock Knock ランディングページ | 日本と日本人をノックする


久米さんのネット番組


是非これ面白いですよ。



これも凄い面白い


後編



超電導リニアの不都合な真実 川辺謙一 草思社 2020 11月

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川辺氏(1970-)は工学系出身でこれまでの多くの著作があるようです。私は今回初めて氏の書を読みました。
そのせいなのか、しっかり参考文献や論文を引用して論理的にかつ一般人に分かり易く技術を説明しています。いわゆるサイエンスライターでもあるのでしょう。

すでにリニア中央新幹線の工事が始まり、財投の3兆円もJR東海に貸し付けられている。しかしながら工事凍結の裁判や静岡県での大井川の水問題での工事着工許可がなされず、2017年の品川―名古屋間の開通はほぼ不可能と言われています。また他県においても工事の遅延があり、さらにコロナ禍での大幅な新幹線乗客数の減少も続いている(2020年12月現在)。
さて、本書では、そのような流れの中で、果たしてリニア新幹線構想が歴史的にどのように推進されたのか、また技術的に世界および日本での開発の歴史と問題点などを丁寧に時系列と論文等から論考しています。自然保護や自然界という論点は本書では論じていません。

個人的にはそれなりにリニア関連の書籍は読んで来て、なぜ、国策からJR東海の単独事業としてリニア中央新幹線構想が成立してしまったのかは、技術者の夢、それに乗った国鉄その後のJR東海、そして政治家がいたからだと認識していました。本書においても非常にその点を分かり易く説明しています。構想が出来た当時の財務当局(大蔵省)が予算を付けなかった事に関しては本書では触れていませんが、明らかに採算ベースでは無かったのだと思います。

技術論では、超電導磁石問題や台車部分のタイヤ(136個のタイヤが使われるという事を
初めてしりました)の安全性や耐久性の問題、そして騒音(いわゆる耳ツン問題や実験線での体験乗車時の感想)問題を分かり易く説明しています。
私の記憶では、鉄道総研(旧鉄道技術研究所)の一般向け書籍に21世紀には高温超電導どころか常温超電導も出来ていると書かれていたと思います。残念ながら実現していません。

またJR東海の民間事業だと思われていますが、リニア技術開発には多大な国費が投入されていますし、山梨実験線には山梨県の無利子融資が140億円あるという事も本書では触れられていませんが既成事実です。

そして最後に著者はリニア実験線は実は既成の従来方式での新幹線も走る設計になっているのではないかと指摘しています。非常になるほどと思う考察でした。

以上読んでみてネタバレになるのを避けるために帯から引用しておきます。
「国家的事業」の見直しを提言すると。

超電導リニアの不都合な真実
謙一, 川辺
草思社
2020-11-30


釣りの話 亀山素光 1940

山本素石さんの「素」は亀山素光からいただいたと確か素石みずからが書いていたと記憶。

ちなみに「石」は佐藤垢石から。

やっとそんな亀山さんの本を入手(笑)

読むというよりは、眺めて楽しむ。

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ガーナと日本 

酷い日本人研究者もおりましたが、今は非常に良い関係性を維持しています。

アフリカだとか新興国を見下す態度の困った研究者が日本の国際貢献すらもダメにしていることを
知らないのですよ。

5分の動画
日本語、英語 表記です。

密漁の海で 本田良一 凱風社 2004

図書館本 良書 400ページにおよぶ

サカナとヤクザ: 暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う 2018 を読んでら
知人がこの本を紹介してくれました。

本田氏(1959-)が新聞記者として地に足をつけて取材した情報をもとに構成。
北海道総合研究調査会の機関誌「しゃりばり」に2003-2004に掲載したとある。

根室という地域の見方がが変わる一冊です。
北方領土問題が基本にあり、政治、経済、外交という糸が絡みあって翻弄される地域なのである。
前半部分では密漁の過去現在をソ連側の取り締まりや癒着を綴っています。

そして後半部分では北方領土返還問題での外務省、政治家、民間団体等の絡みを時系列で
綴っています。2島返還なのか4島返還なのか、非常に厳しい外交交渉と日本国内でのイザコザ
(鈴木宗男氏、佐藤優氏、外務省の東郷局長らとアンチの勢力)。
東郷氏は2007年に北方領土交渉秘録―失われた五度の機会 という書を出されている。
また北方領土「特命交渉」 鈴木 宗男 佐藤 優  講談社 2006

あと数年すれば外交文書が公開になるのであろう。
その時に、分かる事も多くあるのかもしれない。

本当に北方領土は帰ってくるのだろうか?



読書メモとして 北方領土交渉秘録―失われた五度の機会
ゴルバチョフ、エリティン、プーチンの各大統領時代における対露関係の中での平和条約締結と北方領土返還交渉のまさに当事者として、また鈴木宗男氏、佐藤優氏の所謂国策調査逮捕事件のある意味共犯者とも名指しされた東郷氏の回顧録とでも言える書である。
当然ながら公務員としての守秘義務と外交機密と言う文脈の中で語れない部分も多いのであろうが、歴史的な動きは非常に生き生きと書かれているのだと感じる。
東郷氏の生い立ちはまさにサラブレッドと称されるほどの名家であり、外交官僚家系と言っても差し支えないである。それゆえか、文章自体は非常に大人しく、佐藤氏の様な過激さはないし、また特定個人への非難もない。逆にそのために、外交舞台での人間関係のドロドロさも、パワーポリティクスとしての生臭さが表れていないようにも思う。(佐藤氏自身は解説の中で、鳥瞰図的な記述だと言っています)
いずれにしても小泉政権誕生後の進展無き北方領土問題やそれに付随するであろう対露外交の低迷の理由は何か?それは単にロシアスクールと言われる外務官僚とか外務省主流派と言われるアメリカスクール官僚との確執なのか。あるいはそれ以上に大きな何かなのか?東郷氏がソ連課長就任以降に北方領土問題で仕えた歴代の首相は中曽根、宮澤、橋本、小渕、森であるが、領土問題が動こうとしていた時代は橋本、小渕、森のようである。その内の橋本、小渕両氏は急逝されていて当時の首脳会談での秘密交渉などの内容は外交文書の公開を待つしかなく、回顧録等しての心象風景を知るすべもなくなっている。

四島一括返還と四島返還との大きな違いは無い事(若干の時差を生じる返還となるが)が多くの国民に理解されるように東郷氏は願っているのであると感じる。

東郷氏も、解説の項を書いている佐藤氏も東郷氏のオランダ大使辞職後の外国への渡航は「亡命」だと書いているが、もし日本に居たならば佐藤氏や鈴木氏同様に逮捕されたのだろうか? 歴史が今後明らかにしていくのであろう。


また北方領土「特命交渉」 鈴木 宗男 佐藤 優  講談社 2006 などもある
読書メモ
鈴木さんと佐藤さんの対談形式で、北方領土返還交渉を政治、外交のコンテクストの中で語っている(暴露している)。そこには、まさにドロドロした人間関 係、北方領土ビジネスと言う利権、中央アジア問題が北方領土返還に鍵となる可能性等が綴られている。もちろん、ご両人の言い分を全て信じる事を良しとはし ないが、通常一般国民が知りえない外交の流れの記載は間違いがないように思う。また、ここまで特定の外務官僚や袴田教授を非難するにはそれなりの覚悟が あっての事だと思う。守秘義務がある中で、語りつくせない部分はあるのだろうが、国策捜査という「時代のけじめ」のワナに掛かってしまったご両人の今後の 活躍を祈りたい。


〈新訂増補版〉密漁の海で
本田良一
凱風社
2011-03-20





続報 ズブズブ 県有地賃料不正 

県有地裁判 県が和解案提出
 20201202

要するに現知事(元国会議員)と堀内家の確執が表に出ただけですよね?

他の県有地もしっかり調べて欲しいものです。
そして陛下に頂いた恩賜林などもね。

県民が知らない所で好き放題している行政と政治家たち。
そしてそれを報じて来なかった県内メディア(特に名ばかりの御用新聞)


以下記事
県が富士急行に貸し付けている県有地をめぐる裁判で、長崎知事は30日に開会した定例県議会に和解案を提出した。適正な賃料や過去の知事の責任について検証委員会で調査し、必要に応じ損害賠償請求を行うとしている。
 裁判は県が富士急行に貸し付けている県有地の賃料が安すぎるとして、南アルプス市の男性が県を提訴したもの。
 県は今月、「賃料は適正だった」との主張を転換し、現在の6倍に当たる約20億円が適正とする鑑定結果を裁判所に提出した。
 これを受け、長崎知事は30日に開会した県議会に和解案を提出した。和解案では、適正な賃料や、過去の賃料を決めた知事の責任を調査する検証委員会を設置し、必要な場合は損害賠償請求権を行使するとしている。
 県によると、原告側は今回の和解案について「受け入れ可能」との認識を示しているという。
 一方、県議会は和解案や県の主張転換の妥当性を検証するため特別委員会を設置した。委員長は皆川巌県議が務める。
 県議会内には県の対応を疑問視する声もあり、和解案が可決されるかどうかは不透明な状況だ。



Profile
鎌倉おやじ
趣味:イワナに遊んでもらう、菜園、読書、焚き火、ランタン

愛読人:内山節、池田晶子、養老孟司、山本素石、高桑信一、相田みつを、宮本常一、網野善彦、野田知佑、南木佳士、川上健一 佐藤優 内田樹(順不同)

夢:晴釣雨読で自給自足、在来魚保護 (最近釣りにはそれほど熱中してません、年のせいでしょうか)
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