おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

2015年06月

日陰でよかった! ポール・スミザー 宝島社 2008

図書館本

清里の萌木の村の村長さんからポールさんのお話を聞いて興味を持っておりました。
本が出版されていたことを知り、読んでみました。

いろいろな日陰がある、そして植物は人間同様に水がなければ生きる事ができない。

Light shade 木陰
half shade  半日陰
deep shade 濃い日陰
damp shade 湿った日陰
dry shade   乾いた日陰

都会の日陰、里の日陰 森の日陰 それぞれの日陰に生きる植物たち

沢山の植物の写真を眺めながら、落ち着いた在来の植物で庭を造りたいと思った一冊。

現在、清里の萌木の里はポールさんの思想を取り入れた庭に大転換中との事。(2015年現在)

日陰でよかった!
ポール・スミザー/日乃詩歩子
宝島社
2008-06-10

大島正満博士没後50年記念講演会 2015年6月26日 海老名市

大島正健(札幌農学校一期生)の長男が正満氏

魚類学の専門家としてはミヤベイワナや台湾マスの発見者として著名であるが、
シロアリ研究でヒノキチオールの防虫効果発見や鳥類、爬虫類での研究、そして晩年には僻地教育でのご活動など研究者として教育者としても素晴らしい方であった。

正満氏の8男である智夫先生(東大医学部卒、東大医科研、信州大学医学部教授、横浜市立大学医学部教授)が本などでは語れなかった父親正満氏を話された。

個人的には淡水魚保護協会が出版した大島正満博士の論文集の電子化のご許可をもしかしたらいただけるかなと思い講演会当日に伺った。

おじいさん(正健さん、甲府中学校長)のこと、甲府には地方病の調査研究で何度も訪問したこと、医科研(僕の大学院)の寄生虫部のこと等々のお話を伺えた。
そして、電子書籍化のご了解もいただいた。

おいらの師匠は信州大で大島智夫先生に教えを受け、その後医科研で助教授となり、そのご国研の所長をされ、70を超える今も現役バリバリである。
大島智夫先生は今年90歳であろう。
出来る人間は長生きでかつ話が上手いなと感じた素晴らしい講演会であった。

淡水魚保護協会の木村英造さんとも電話でお話をしていただいた。(涙が出そうだった)IMG_0006P6273553P6273552P6273551

大島博士没後50年大島博士没後50年2大島智夫P6273555大島論文IMG_5099

農山村は消滅しない 小田切徳美 岩波新書 2014年12月

図書館本

農村再生 小田切徳美 岩波ブックレット 2009 は読了している。

いわゆる増田レポートの地方消滅に対する反論の様な本だろうか。


増田レポートの問題点は色んな所で指摘されているけど、統計としてはそれなりの意味があると考えている。
また、都市地域での地域崩壊(超高齢化等)も示唆している点で評価出来るのではないだろうか。

いずれにしても、長年過疎化等に真剣に取り組んで来た地域はきっと「何をいまさら?」と言っているようにおもう。
本書では成功事例が羅列してあるように思えるが、ではどれほどの無策な失敗例があるのだろうか?
すでに廃村になった所など、本書の成功例の数どころではないだろう。

単なる補助金ででのその場限りの施策で翻弄された地域が多くある。
まさにハコモノによるインフラ整備や無駄な公共工事での雇用対策等だ。

人口減少対策は移民対策が導入されない限り、他の地域からの人口の奪い合い、特に若年層の奪い合いになるのは目に見えている。

筆者も指摘するコンパクトシティー化が解決策とは思わないが、ムダに税金を垂れ流しての地域温存もまた無策に思える。

現在NHKで放映されている朝連続テレビ小説「まれ」の様な共同体(輪島)の活性化を夢にしているのだろうか。

結局は若者、バカ者、よそ者が地域を活性化するのではないだろうか? 高度経済成長やバブルの偶然の成功体験をもった中年、老年に人々の考えが日本を潰すのではないのだろうか?

シルバー資本主義、シルバー民主主義が日本を滅ぼすのではないかと思わざるを得ない。


備忘録メモ
市町村消滅=農村たたみ論 制度リセット論
三つの空洞化 人、土地、村
集落空洞化の3段階 誇りの空洞化
経済界と霞が関の実質的な支援=増田レポート
リゾート開発と全総 地域活性化の失敗
ネガティブワード 耕作放棄地、シャッター通り、医療崩壊 買い物難民
上からの補助金、交付金 
田園回帰=少子化解決??

農山村は消滅しない (岩波新書)
小田切 徳美
岩波書店
2014-12-20


アジサイの白 White Blanc Blanco белый wit

ネコとアジサイ
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壊れた自転車でぼくはゆく 市川拓司 朝日新聞出版 2015

図書館本

市川さん(1962-)の本は大体読んでいると思う。
そして、本作品は最高傑作の一冊だと思う。

市川ワールドと呼ばれるであろう限りない透明感と壊れそうなほどの繊細さ。
ワールドを超えたコスモなのかもしれない。

必ず森や自然が背景にあり、今回は何気なく戦争という大きなテーマも土台にある。

純愛物語などいう陳腐なテキストでは表現しようがないストーリー。

循環する時間の中で、世代を重ねていくことの意味、家族と地域そして幸せの源流とは何か。

こんなテキストが溢れていて、心を包むのである。

「いつとは知れぬ過去のある日、ある瞬間の感情が突然わたしの中に入りこんでくる。不思議なのは、それが他の瞬間とははっきり区別できるということだ。十ニ歳の春の雨の日の午後にわたしの心に宿ったもの憂い気分は、十三歳の秋に感じていたそれとは断じて違う。心とは一回性の現象である。」

「昔々・・・・・。ここにね、一組のつつましい夫婦が暮らしていたんだ・・・・」

「時は風車のように巡り巡って、同じ季節を繰り返す・・・ 命の輪が音もなく回りだす。美しい、完璧な一日がまた始まる。終わることのない季節の中で、子供たちは永遠の夢を見る」

通勤電車なんかでは読まない事をお勧めしておきます。

僕はゾートロープを知らなかった。読了後に調べてみた。
ストーリーの意味が益々深くなった。

壊れた自転車でぼくはゆく
市川拓司
朝日新聞出版
2015-01-07



これまで僕は市川さんの顔も音声も知らなかったんです(笑)



こんなのもありました。1から3まであるみたい。



市川さんのブログを過去にリンクしていました。

「世界で最も美しい村連合会」世界大会総会とリニア沿線の関係

「世界で最も美しい村連合会」世界大会総会とリニア沿線の関係 - ICT甲府


ICT甲府さんのブログをリンク

美しい村を壊すリニアなんですね。

まあ、故郷山梨の早川なんかは反対運動すら無い様ですが。
増田レポートの消滅地域にまっしぐらとしか思えないです。


こんな事をしていると本当に外国人観光客も来なくなると思います。



第4回石橋湛山平和賞 募集要項     

平和の港 : 第4回石橋湛山平和賞募集案内


下記HPのリンクより

石橋湛山氏は2年間留年(素行不良)のおかげで大島正建校長の教えを受ける事が可能になり、後の石橋湛山という人間が出来上がった。まさに教育と人と人との繋がり。
ちなみに、大島校長に教えを受けた生徒には錚々たるメンバーがいる。この辺は後日また書いてみたいと思う。
大志を抱く前に、Be Gentleman! なのである。
そして、一度も軍人などになりたいと思った事はない人であった。

いつの日か、応募したいなと(笑)


第4回石橋湛山平和賞 募集要項     



趣 旨

 戦後70年、日本の歴史認識が国際的に問われる中、安保法制
化をめぐり、日本国憲法の平和主義が危機を迎えています。国民

ひとり一人が、この国のあり方を真剣に考えることが求められて


います。山梨平和ミュ−ジアム−石橋湛山記念館―では、石橋湛

山の平和主義思想を後世に伝え、よりよき日本の民主主義社会の

実現をめざして、2012年に石橋湛山平和賞を創設、今年4年

目になりました。

石橋湛山(1884〜1973)は、大正から昭和にかけて、

平和・民権・自由主義の立場を貫いた言論人・政治家として知ら

れています。生後まもなく東京から山梨に移り、県立中学(現

甲府一高)に進んだ湛山は、”Boys be Ambitious !”で有名なク

ラ−ク博士に学んだ大島正健校長の薫陶を受け、多感な青春時代

を送りました。

早稲田大学を経て、27歳から35年間にわたる東洋経済新

報社での記者生活で、湛山は平和主義・自由主義の立場を堅持し、「大日本主義の幻想」などを
   執筆、日本の真の近代化・民主化の実現のために闘ってきました。

彼の特質は、世界平和への強い情熱と、批評における科学的精神、深い哲学的思索に基づく歴
   史への洞察力であり、「20世紀日本の言論界・思想界を代表する稀有の人物」とも評価されて
   います。

 戦後、吉田内閣の蔵相として、GHQによる公職追放などの試練を経て、首相に就任し、「わが五つの誓い」を掲げて全国遊説を行いましたが、病気のため2か月で退陣しました。その後、中国との国交回復や日中米ソ平和同盟の提唱など平和外交に尽力し、1973年、88歳の生涯を終えました。

下記の要領で第4回石橋湛山平和賞を募集します。ふるってご応募下さい。

   対象・募集内容

  ☆ 中学生・高校生の部

          石橋湛山について、または、平和・いのちの尊さ等についての小論文、エッセイ。400字詰め原稿用

紙で       紙6枚以内。ワ−プロ・パソコンの場合は、A4版に40字×30行で印字


  ☆ 一般の部(大学生以上)

石橋湛山について、または、平和主義・国際平和等についての論文、エッセイ。400字詰め原稿用紙で8,000〜20,000字。 ワ−プロ・パソコンの場合は、A4版に40字×30行を目安に印字。


  * 参考文献 石橋湛山『湛山回想』、松尾尊段圈慇亢驚校撹章製検戞焚燭譴盍簀畔幻法法井出
   孫六『石橋湛山と小国主義』(岩波ブックレット)、『池上彰と学ぶ日本の総理Ю亢驚校魁
  (小学館)など

募集期間  2015年7月10日〜10月10日 

発表・賞  部門ごとに、最優秀賞(1名)優秀賞(1〜2名)佳作(若干名)を発表し表彰します。 

表彰式は12月23日(祝日)。

中・高校生 最優秀賞 5万円(図書カ−ド) 優秀賞(同2万円) 佳作(同5千円)

    一 般   最優秀賞 20万円(賞金) 優秀賞(5万円) 佳作(1万円)

選考委員  委員長 井出孫六(作家) 委員 伊藤 洋(山梨県立大学前学長)水木 亮(劇作家) 

深沢美恵子(国際交流サロン パラム主宰) 浅川 保(山梨平和ミュ−ジアム理事長)
  

主 催  NPO法人 山梨平和ミュ−ジアム−石橋湛山記念館−

後 援  山梨県教育委員会 石橋湛山記念財団 山梨日日新聞社 朝日新聞甲府総局 毎日新聞甲府支局

      読売新聞甲府支局 NHK甲府放送局 山梨放送 テレビ山梨 山梨新報 共同通信社甲府支局  

連絡先 〒400-0862 山梨県甲府市朝気1−1−30 山梨平和ミュ−ジアム

    TEL & FAX: 055−235−5659

メ−ルアドレス ypm-japan@kiu.biglobe.ne.jp  ホ−ムペ−ジ ypm-japan.jp




脱限界集落株式会社 黒野伸一 小学館 2014

図書館本

限界集落株式会社はテレビドラマ化もされたのでご存知の方も多いでしょう。
その続編にあたるのかな?

読んでいて、ふと久繁哲之介さんの本の思想と同じだなと思っていました。
そうしたら、最後の参考文献でしっかり久繁さんの本を2冊挙げていました。
また、人口減少では広井良典さんの著作を挙げています。
里山資本主義も入れてありますが、まあ、これは流行としてでしょうか。

補助金、交付金という名の下で行われる地域活性化とか地方再生というプロジェクト。

それらの多くがハコモノ優先で思想や哲学が伴わないで進んで来た事は多くの地域の方が
知っていることでしょう。
そうして、道路、林道、砂防ダムやら治山ダムといった公共事業が実は雇用対策でしかない
環境破壊であることも。
そんなことをしていると地方消滅(増田プラン)が早く実現するのでしょう。

本書は、小説ではありますが、実現可能な町おこしを、若者、バカ者、よそ者、そして元気な爺婆パワーで成し遂げるという話であります。

ハゲタカファンドに操られるコンパクトシティー構想とショッピングモールからの大型店舗の撤退。
そんな中で特徴ある繋がりのある共同体を作り上げていく。

まさに、草の根資本主義なのでしょう。
グロバーリズムというのは実はアメリカ至上経済主義だということを多くの方が気が付いて来ている。
地域内での仕事と稼ぎ(内山節さん)という文脈に非常に似ているのが草の根資本主義なのです。

広告代理店が作る企画書に乗っかる地方自治体では、まったく将来は暗いのです。
自分達で考え、自分達で行動してはじめて街が鼓動を再開するのでしょう。

脱・限界集落株式会社
黒野 伸一
小学館
2014-11-26






わたしの山小屋日記 夏 今泉吉晴 論創社 2012

図書館本

動物と会話が出来る今泉先生(1940-)なのであります。
文章も写真も全て良いです。

もちろん、先生には沢山の訳書もありまる。ヘンリー・ソローの森の生活、シートン動物記等々。

こんな先生に教えを受けたかったな。

備忘録メモ
スギ林の効用(直射日光をさえぎる枝葉、樹冠部)
カワネズミの漁(ヤマメを捕える)
夜の渓流散歩

無理をしない生き方(あとがきにかえて) ムササビの食べ物の好み
固い殻に守られたクルミの実を食べない(でも割ってあげると食べるし、割るだけの門歯はある)






ウォールデン 森の生活
ヘンリー・D. ソロー
小学館
2004-04

サントリー 山崎12年 シェリー樽 プレジデントチョイス 660ml

Watamiというテキストを伏せて売られていました。(笑)
先日ヤフオクで落札

Watamiが表示されていたら買わなかったな。。。。。

最近は表示してヤフオクにも出ています。


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考える人 メイルマガジンより 原爆供養塔

終わっていない戦後、読んでいて涙が止まらなくなった。

「何も言い残すことすら許されず殺されていった人たちの存在こそ、今、私たちが立ち戻るべき原点である」


堀川惠子『原爆供養塔――忘れられた遺骨の70年』(文藝春秋)

 広島に歳はないんよ

 かつては広島有数の繁華街であった爆心地一帯が、分厚いコンクリートで塗り固められ、平和記念公園として整備されたのは1954年(昭和29年)のことです。私が生まれた翌年にあたり、その頃から60年代半ば過ぎまで、祖父母の家のあったこの町に、年に2〜3回は通ったものです。原爆死没者慰霊碑にも資料館にも時折出かけ、原爆のもたらした惨状については、多少なりとも知っているほうだと思っていました。

「君はヒロシマで何も見ていない、何も」
「私はすべてを見たわ、すべてを」

 アラン・レネ監督の「二十四時間の情事(ヒロシマ・モナムール)」のあまりにも有名な冒頭の台詞ですが、自分が「ヒロシマを見た」と本当に言えるのかどうか――問いかける余地があることは、いやが上にもずっと感じていたことです。本書を読んで、やはり何も知らなかったと改めて思わざるを得ませんでした。深いため息に襲われます。

 おそらく90年代の初めごろだったと思いますが、原爆死没者慰霊碑から少し離れた原爆供養塔の前で、8月6日のありさまを語る女性の姿をテレビ番組が伝えていました。原爆供養塔というものの存在は、それまでまったく知りませんでした。

 平和記念公園の片隅にある小山のような塚。地元の人からは「土饅頭(どまんじゅう)」と呼ばれている円墓で、天辺には石塔が置かれ、地下には約7万人の引き取り手のない原爆被災者の遺骨が収められています。丹下健三設計のモダンな原爆死没者慰霊碑や資料館に比べると影がうすく、人に気づかれないのも無理はないかもしれません。観光客の見学コースからも外れ、訪れる人もまばらです。番組では修学旅行生とおぼしき子どもたちを前に、その女性が原爆投下直後の凄まじい光景を説明しているところでした。

 本書はその語り部、佐伯敏子さんの半生の記から始まります。広島テレビ放送の記者だった著者は、「原爆供養塔に行けば必ず会える」と言われていた佐伯さんと、1993年(平成5年)に知り合います。それまで35年間、喪服姿で毎日ここへ通い、あたりを掃き清め、誰に頼まれたわけでもないのに「墓守」を続けてきた佐伯さんのことは、「広島の大母(おおかあ)さん」として知られていました。ある時期からは、求められれば修学旅行の子どもたちに、自らの体験や墓の由来を語っていました。

 昭和20年8月6日午前8時15分。爆心地から離れたところで難を免れた佐伯さんは、母親を探しに被爆直後の市内に入ります。それによって、2次被爆で放射能を浴びた臓器という臓器は、後にことごとく病に冒されます。歯がボロボロ抜け落ち、身体はいつも鉛のように重く、いたるところにメスが入って満身創痍。残された時間はそう長くないと覚悟した彼女が、自宅の机に向かって「遺書」ノートを書き始めたのは、奇しくも原爆供養塔が平和記念公園に再建された昭和30年8月6日からでした。

〈敏子には、死ぬ前に、どうしても息子たちに書き残しておきたいことがあった。
 復興の進む広島の町はすっかりきれいになって、今ではまるで何事もなかったような顔をしている。しかし、自分の目の前で繰り広げられた一族一三人の悲惨な死、遺骨まで燃やし尽くされた家族の存在。今はもう誰も口にすることのないそれらの事々はすべて、ほんの一〇年前、本当に広島の町で起きたことなのだ。
 三人の息子たちは、今はまだ小さくて興味は持たないだろう。それでも大人になればきっと、母のことを思い出し、読んでくれる日がくる。そんなすがるような思いで毎夜、筆をとった〉

「遺書」の完成には3年の歳月を要しました。そんなある日、平和記念公園に足を向けた彼女は、その片隅に「土饅頭と呼ばれる塚」を発見します。「地下には、原爆で亡くなった何十万人もの人たちが遺骨になって安置されている」と聞きます。手を合わせる人もほとんどいない塚でしたが、草を抜いたり、周りの掃除をしながら「無心で身体を動かしていると、心まで落ち着くような」気がします。これがいつしか日課となりました。



 こうして供養塔に通い始めた13年目の春に、大きな転機が訪れます。広島市から地下室の鍵を預かっていた人物が、日参する佐伯さんの人柄を信頼して、地下室の合い鍵を渡したのです。翌日から、外周りの掃除を終えると、遺骨を入れた木箱がびっしりと並ぶ地下室に足を踏み入れるようになりました。そこで約2200人の人名録があるのを発見します。骨箱の番号とそこに納められた遺骨の名前、住所、その他の情報を書き取ったものでした。

 彼女はその名簿を筆写し、骨箱を点検し、わずかな手がかりから遺族を探し始めます。遺骨を家族のもとに返す作業を、一人で黙々と始めます。こうして半年の間に10人の遺骨が遺族のもとに返還されました。その姿勢に行政もようやく重い腰を上げ、ここから多くの身元が判明していきます。本書の前半は、この稀有なる墓守の半生がつぶさに語られています。

 その佐伯さんが1998年末に病に倒れ、人前からぷっつり姿を消しました。東京でフリーのジャーナリストになっていた著者が、彼女の行方を探し、再会を果たすのは2013年春のこと。老人保健施設に入り93歳になっていた彼女は、視力を失い、歩くことはできなくなっていました。

〈久しぶりに再会した日、佐伯さんはベッドの上で語り続けた。まるで心の内に溜めていた思いの丈(たけ)を吐き出すように、原爆供養塔のこと、正確にはその「地下室」のことを何度も繰り返した。(略)
 遺骨となった死者たちは、あの地下室に無縁仏として置かれたまま。その遺骨の上に今、七〇年という歳月が流れようとしている。想いは募(つの)れども、自分ではもう一歩も歩くことすらできぬ無念さが、歳(とし)を重ねた佐伯さんの心を激しく揺さぶっていた〉

 小さな身体から絞り出すようにして発せられる、彼女の言葉が強く響きます。

「今じゃ、みんな広島の中心は原爆慰霊碑じゃと思うとる。そりゃあ無いよりはましじゃけど、本当は遺骨がある場所が広島の中心よね。みんなあそこを平和公園というけれど、本当は平和な場所なんかじゃないんよ。静かでのどかな場所に見えるけど、供養塔の地下室は、あの日のまんま。安らかに眠れというけれど、安らかになんか眠りようがないんよ」


「生きている人はね、戦後何年、何年と年を刻んで、勝手に言うけどね、死者の時間はそのまんま。あの日から何にも変わってはおらんのよ。年を数えるのは生きとる者の勝手。生きとる者はみんな、戦後何十年と言いながら、死者のことを過去のものにしてしまう。死者は声を出せんから、叫び声が聞こえんから、みんな気付かんだけ。広島に歳はないんよ。歳なんかとりたくても、とれんのよ」

 佐伯さんのその思いを引き継ぐかのように、「原爆供養塔納骨名簿」に記されている816人分の遺骨のうち、名前だけでなく、本籍や年齢、勤務先など具体的な情報が記載された遺骨の身元探しに乗り出す著者自身の旅が本書の後半です。名前だけならともかく、住所や番地まで分かっている遺骨なのに、なぜ引き取り手が現われないのか。そんな疑問から始まった取材は、行政やプライバシーの壁、何より70年の歳月という大きな障害に阻まれて、容易に先へは進みません。手がかりが得られぬまま、半年も徒労を重ねているうちに、一つの疑問が湧いてきます。納骨名簿に記されている内容は、本当に正しいのか――。

 ここからは著者の本領発揮です。死刑囚をめぐる問題に肉迫した一連の著作(*)で示した粘り強い取材と執念が、今回も知られざる事実を明らかにしていきます。名簿に記されていた当人が「実は生きていた」というミステリーまがいの発見もあれば、朝鮮半島から日本に来ていた被爆者の問題にも突き当たります。通名(日本名)と朝鮮名という2つの名前があったために、該当者が見つからなかったというケースです。

 沖縄戦直前までの約半年間に、本土へ強制移動させられた沖縄県民がいました。高齢者、女性、学童ら約10万人を疎開させるという政府の決定で、目的は「やがて戦場となる沖縄から足手まといになりかねない人間を排除して食糧を確保する」という軍の作戦を優先した強制退去でした。そこに生まれた悲劇のひとつが、児童800人を含む1500人が犠牲となった疎開船「対馬丸」の事件です。また多くの若者がこの頃に召集され、軍事拠点である広島にも送られています。広島、長崎で被爆した沖縄県民が多く存在する理由です。

 さて、そもそも納骨名簿はどうやって作られたのか。生死の境をさまよう被爆者から名前や住所を聞き取ったのは誰なのか――。それは、本土決戦の特攻要員として全国の農漁村から集められた少年兵たちでした。爆心の町へと送り込まれ、劫火の中で遺体の処理にあたり、まだ息のある人たちが集められた救護所では瀕死の被災者から名前や住所を必死で書き取ったというのです。

〈話す方言も異なり、広島の地名もよく分からぬ一〇代の少年兵が、見知らぬ地で息も絶え絶えの重傷者から必死に身元を聞き出す。そこに間違いが生まれることに何の不思議があろうか〉

 名簿の記載内容は「おうとるほうが、不思議よね」という佐伯さんの言葉が腑に落ちます。

「遺族が分かるということのほうが奇跡なんよね……。でもそれもまた、本当は違うとるかもしれん、だけど、もし何か手がかりが見つかったら、それは伝えんといけん。いらんと言われても、伝えるだけは伝えんといけん。それは知った者の務めよね。
 ……二〇〇〇柱、名前の分かっとる遺骨があって、その中のたった一〇人とか二〇人くらいしか、本当の真実はないかもしれん。だからといって、それを捨てることはできんのよ。死者を見捨てることは、できんのよ。名前や住所が違うとるのは、生きている者のしわざじゃから。あそこに眠る死者たちはみんな、息をひきとる前に家族のもとに帰りたいと思いながら、自分の名前や住所を伝えていかれたんじゃから。その気持ちを考えるとね、知ってしまった人間として知らんふりはできんのよ」

 8月6日、焼き尽くされた死の町にどういう人たちがいたか。10万、20万という概数で語られる死者ではなく、「ひとり」の死者に向き合おうとする時、予想もしなかった真実が浮かび上がってきます。これまで知り得なかった死者の群像劇が立ち上がります。読者は本書の後半で、こうした事実の衝撃にうろたえながら、声にならない死者たちの叫びを聞くような思いになるはずです。

 再会の日に佐伯さんは著者に言いました。「死者の本当の気持ちにふれてしもうたんじゃ。じゃから、自分がこれからどうするか、自分の頭で考えんといけんよね」と。そして、遺骨の行方を追った旅の報告を聞き終えると、念を押すように何度も繰り返しています。「知った者は歩き続けなくてはならないのよ」、「撒いた種はいつか芽が出てくるからね」と。

〈歴史は生き残った者たちの言葉で語られる。しかし戦争の最大の犠牲者は、言葉を持たぬ死者たちだ。あらゆる戦場において、家族への最期の言葉も、一言の文句も哀しみも、何も言い残すことすら許されず殺されていった人たちの存在こそ、今、私たちが立ち戻るべき原点である。
 ……「死」はいつも誰にとっても、厳しく残酷だ。それが戦場であればなおさらである。みな、生命の最期の一滴が零(こぼ)れ落ちる間際まで、死にたくない、もっと生きたいと願っていたはずだ〉

 被爆者一人一人の死に寄り添うことの重さを、改めて考えさせられます。


「考える人」編集長 河野通和(こうのみちかず)

*『死刑の基準――「永山裁判」が遺したもの』(日本評論社)、『裁かれた命――死刑囚から届いた手紙』(講談社)、『永山則夫――封印された鑑定記録』(岩波書店)、『教誨師』(講談社)。


通話プランの変更

はじめての携帯は甲府に家族と住んでいた頃だから
1990年だろうか。ちょうど肩掛け式の携帯電話が小型化された頃。
月の基本料金が確か15000円 それに使用料だったかな。

そして2年前にスマホを廃止してガラ携帯に戻りました。
スマホは現在WiFiでカメラ使用(FBにアップ用)、
KindleとノートPCはiijmioの月1000円弱のプランで接続。

そして、数日前にimodeも止めて、かけ放題プランだけに。2200円
よって携帯のメイルは廃止、ショートメッセージで十分だし
メイルはフリーメイルと有料のプロバイダーメイルで運用。


そんな今日この頃。


人口減少と地方そして都市の今後

日本の過疎地


以前もご紹介したブログです。

小学校や中学校が廃校になる。

そして朽ちていく。

そんな写真が溢れている。

そこに子供笑い声はもちろん無い。

北海道がメインの過疎の記録。

都市近郊部の場合は、どうだろうか?

ニュータウンと言われた団地郡や一戸建て住宅地、

やがて、オールドタウンへ

そして

ゴーストタウンになると。 by 三浦展さん



大島正満氏、大島正健甲府中学校長のご長男 ミヤベイワナ

正満氏の功績紹介 | 海老名 | タウンニュース


ミヤベイワナの命名者でもある。そしてその宮部博士は大島校長の友人

これは休暇を取っても行かねばです。


海老名市民活動センター・ビナレッジで6月26日(金)、大島正満氏の没後50周年の記念講演会が行われる。

 大島正満氏は海老名市内の名家・大島家のひとりで、クラーク博士の「Boys, be ambitious」を「少年よ大志を抱け」と訳した大島正健の長男。動物学者として知られる正満氏は台湾に渡り、白蟻や毒蛇、淡水魚の研究を行った。20数種類もの淡水魚の新種を発見し、「台湾淡水魚の父」と呼ばれ、台湾淡水魚の早期研究において最大の貢献をした学者と称されているという。また発見したひとつで絶命危惧種にあったタイワンマスは台湾の紙幣に使われている。

 この講演会は正満氏の八男にあたる大島智夫さんが企画。海源寺に墓があることから、海老名市内での開催を決定した。智夫さんは「全国の魚類学者や動物学者らから反応があり、根強く隠れた人気に驚いています。この機会に海老名の方たちに知って頂ければ」と話している。

 当日は、正満氏の過去を振り返る講演が行われるほか、著者や実験ノートなども展示される。

 時間は午後3時から5時までで参加費は千円。参加申込みは【携帯電話】090・6494・4986へ。




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山小屋利権だよね 世界遺産

富士山の山小屋 指針策定へ - NHK山梨県のニュース


野口健さんの著作にも出てきますね。山小屋の話。

リンクが切れるので転載

山梨県は富士山の山小屋について、景観の改善と噴火に備えた防災の両面から望ましい在り方の指針を策定する方針をまとめました。

富士山の山小屋は山梨側だけでも16軒あり、世界文化遺産に登録された際、ユネスコの諮問機関から神聖な雰囲気を阻害していると指摘されています。
また去年の御嶽山の噴火を受け、富士山の突発的な噴火への対策も迫られ、山梨県は景観の改善と防災の両面から望ましい山小屋のあり方を検討し指針としてまとめることになりました。
今後、県の担当者らが現地調査を行い、周囲の景観に与える影響や、富士山が噴火した際に避難場所として安全かなどを検討するため、山小屋の構造などを確認します。
その上で、建築と防災の専門家、それに山小屋から意見を聞きながら望ましい山小屋のあり方を示す指針を策定する方針です。
山梨県はこうした事業に関する費用を補正予算案に計上し、県議会で可決されれば年度内に指針をまとめることにしています。

06月19日 07時19分




Imagine by Lady Gaga in June 2015

戦争を考えてみようよ。憲法を解釈だけで戦争が出来る国にしようとしている今

ジョンレノンが存命なら今の世界をどう唄うのだろうか。

Imagine there's no heaven 天国がない事を考えてみて        
It's easy if you try       かんたんだろう
No hell below us       靴の下に地獄はないのさ
Above us only sky      そう、頭の上に大空があるだけさ
Imagine all the people    想像してみて、すべての人がね
Living for today...a ha ha ha 今日を生きているのさ

Imagine there's no countries  想像してみて、国なんて単位がないことを
It isn’t hard to do        難しくないだろう
Nothing to kill or die for    殺し合うものは何もないんだ
And no religion too       宗教もないんだよ
Imagine all the people     想像してみて、すべての人がね
Living life in peace...yu hoooo 平和に暮らすのさ

You may say I'm a dreamer  僕の事を夢追人というかもね
But I'm not the only one     でもさ、独りぼっちじゃないよ
I hope someday you'll join us きっと僕らと一緒になってさ
And the world will be as one  世界が一つになるんだ

Imagine no possessions    想像してごらん、財産のない世界を
I wonder if you can        あなたに出来るかな
No need for greed or hunger  欲や飢えの心配も無い
A brotherhood of man     兄弟愛、姉妹愛だよ

Imagine all the people      想像してみて、みんながね
Sharing all the world...yu hooo 世界を分かち合う・・・
You may say I'm a dreamer    僕の事を夢追人というかもね
But I'm not the only one     でもさ、独りぼっちじゃないよ
I hope someday you'll join us   きっと一緒になってさ
And the world will be as one   そしてみんなと共に生きるんだ。






国際化と言語 大島正建校長先生が泣いているよね

甲府第一高校 英語科を改編へ - NHK山梨県のニュース



10年いや20年前の事象だと思ったよ!(笑)

国際化だから英語? 
グローバリゼーションを国際化と訳すなら、英語より、中国語やヒンズーそれにイスラム言語習得だろう。

グローバリズムはアメリカ帝国主義化と訳すとおいらは思っているし、トッドの考え方に傾倒しているので
やがてアメリカ帝国は破滅する。

少なくとも、日本という国家が未来永劫残るとすれば、多言語対応な人材養成こそが肝だと思うよ。

そもそも、下記のような机上の妄想は、爺さんが偉そうにのたまったのだろう。

大島正健校長が墓場の下で泣いているだろうね。一高もそろそろ北高に名義変更したらどう?



リンクが切れるので転載

甲府第一高校 英語科を改編へ

国際的に通用する人材育成を進めようと、県教育委員会は、甲府第一高校の英語科を、みずから課題を設定し研究や発表を行う探究科に改編することになりました。

甲府市の甲府第一高等学校には普通科のほか、週7コマから9コマ英語で授業を行う定員40人の英語科が設置されています。
県教育委員会は、国際的に通用する人材育成を進めようと現在の英語科を改編し、実践的な授業を取り入れた「探究科」とすることを決めました。
具体的には、理科や数学など複数の科目で生徒自身が課題を設定し研究や発表を行う授業を増やし、論理性や主体性を養うほか、英語で論文をまとめ発表することで、英語を表現の手段として活用する力を養います。
県教育委員会では、現在の1クラスから、探究科では2クラスに増やしたいとしています。
県教育委員会新しい学校づくり推進室は「論理的な思考力や課題を探究する力を重視する傾向は社会的に強まっていて、甲府第一高校にはモデル校となることを期待している」と話しています。

06月18日 07時35分






ダムネーション:石木ダム建設阻止活動をご支援ください by 辻井隆行(パタゴニア日本支社)

ダムネーション:石木ダム建設阻止活動をご支援ください - パタゴニアのブログ「クリーネストライン」


パタゴニア日本支社は鎌倉にあります。

先日のダムネーションの映画会でも支社長の辻井さんがあいさつをされました。

営利企業がここまで環境に対してアクションを取られることに心より感謝し応援いたします。

自然が存在するから人間も存在する、そんな当たり前の事を利権やら消費拡大による経済活動のために
失ってしまって良いのでしょうか?

リニア、ダム、巨大防潮堤、原発 すべて一部の利権に吸い取られる(トリクルダウンなど今は無い)構造。





南三陸にアジサイを

今年で3年目のアジサイボランティア 南三陸 大雄寺

2013年 その1

2013年

2014年

備考
2011年の南三陸ボランティア

何気に植えたヤマアジサイの一株が咲いていました。神宮てまり
今年も10株ほどゲリラ植栽

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リニア必要ですか?

「フレッチャロッサ1000」最高時速400kmの超特急、イタリアで運行開始(画像・動画)


中国はさらに早い鉄道を計画してますよね。
積み重ねの技術と「夢の○○」の違い。

リニアとコンコルドの共通性を考えてみませんか?


アジサイをいけてみた

アナベルがあまりに大輪で綺麗な白だったので(笑)

周りにヤマアジサイをメインに置いてみた。

色々撮影モードを変えてみた。

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ナショナル ジオグラフィック日本版 2015年6月号 マリファナ

医療大麻の現状を知ろうと買ってみた。

かなりアバウトな記事(翻訳者が意図的にしている?)で、嗜好品(神経症状を示す)として大麻をプロモートしているように思える。

筋書きはこうである。

大麻は科学的に研究が十分でない。そうですか?

解析したら、医療用に的する成分が分かり、臨床試験でも効果が認められる例がある。しかし
動物実験における段階である。

医療用大麻は効果的である。たしかに全てではないにしても。

嗜好品としての大麻は個人栽培や使用を許されている国や地域がある。正しい。

嗜好品の大麻は安全である。根拠が示されていない。

こんな感じ。

衣料や医療用に大麻を使うのは良いと思う、しかし、そのことを隠れ蓑に嗜好用に大麻が若者に浸透することは絶対良くないと思う。記事の中には少しだけ記載されている。脳に対する影響があることはすでに報告されていると。


オオサンショウウオの記事は非常によかった(日本の記事)


ナショナル ジオグラフィック日本版 2015年6月号 [雑誌]
ナショナルジオグラフィック編集部
日経ナショナル ジオグラフィック社
2015-05-30

日本劣化の正体 佐藤栄佐久 ビジネス社 2015

図書館本

「知事抹殺」(2009)から佐藤さんの本は読んでいる。
原発震災は2011年。
歴史にIFは無いという、しかし、仮に国策捜査で佐藤さんが逮捕されていなければフクイチの事故は起きていないか、もっと小規模だったと思う人が多いのではないか。まさに原発ムラのムラ人達に葬られた知事なのである。

プルサーマルに反対し(当初は同意したが、その後の度重なる事故、情報隠蔽で反対に)、道州制に反対した知事を権力が抹殺していく生々しい時系列の描写。
鈴木宗男、佐藤優の事例、小沢一郎と秘書等の案件、ホリエモン事件、村木局長事件、検察と権力がいかに凶暴であるのかはすでにご存じ通りである。逆にいえば、表に出ていない、泣き寝入り状態で社会から抹殺された人々がどれほどいるのか?


備忘録メモ
原発漬けによる禁断症状としての新規原発建設
メディアによる脅し(首都圏大停電になれば責任はフクシマ)
形だけのパブコメ
メディア・スクラムと人物破壊攻撃
福島・和歌山・宮崎の官製談合での知事逮捕 2006. 地図上で一直線の謎 検察の遊び? 1次安倍政権
奥只見水害とダム もう一つのムラ 流域に10カ所のダム 
1951年にすでにダムの堆砂問題 中谷吉郎博士 「ダム埋没」
原発が悪、水力が善の間違ったレトリック
環境基本計画に原子力はリストされていない謎
隠蔽と監視の原発
ドイツ公共放送ZDF フクシマの嘘、フクシマの嘘 其の2 youtube
東北はいまだに植民地 東北学としてのフクシマ
朝河貫一 「日本の禍機」 変われぬ国は滅ぶ 安積高校の大先輩 国会事故調の黒川さんも朝河を引用


EMなんて不要だよ

「キエーロ」広がる輪 産学官で普及促進へ|カナロコ|神奈川新聞ニュース


リンクは5月7日


EM団子だの、いわゆるEM菌で騙されないために。

6月12日の記事はこちら


生ごみ処理器「キエーロ」 葉山しおさい公園に寄贈

カナロコ by 神奈川新聞 6月12日(金)7時0分配信

 葉山御用邸に隣接する葉山しおさい公園(葉山町一色)に11日、生ごみ処理器「キエーロ」が寄贈された。関東学院大学(横浜市金沢区)の学生たちが手作りしたもので、小山嚴也副学長と山梨崇仁町長が、設置を記念して土を入れた。

 小山副学長は「これを皮切りに、町と学生との取り組みを広げていきたい」とあいさつ。山梨町長も謝辞を述べ、さっそく生ごみの茶殻を投入した。

 寄贈されたキエーロは同大の寮生らが製作。学生寮や食堂にも設置され、学生だけでなく保護者からも好評を得ているという。

 日当たりの良い駐車場の隅に置かれたキエーロは、今後、説明文などが添えられて来場者への周知啓発の役割も担う。

 町は昨年6月から家庭系ごみの戸別収集を開始し、燃やすごみの約20%を削減。さらなる弾みをつけようと、生ごみ処理器の世帯普及率を現状の3割から2020年までに5割へ引き上げる目標を掲げている。

 1987年6月、葉山御用邸付属邸跡地に開園した同公園には、年間2万2千人超(2014年度)が訪れる。






アフリカへの道 ET(エチオピアエラライン)

エチオピア航空、成田線ノンストップ化に意欲、デイリー化も早期に | 旅行業界 最新情報 トラベルビジョン


昔良く乗ったエアライン 非常にしっかりした会社だと昔から評判が高かった。

PA(パキスタン航空)の各駅停車(成田、マニラ、バンコック、カラチ、乗り換えて、ドバイ、ナイロビだったかな)でケニアへ。そこでETに乗り換えて、また各駅停車(良く覚えていないけど、2カ所位トランジット)でアクラ(ガーナ)へ行きました。

エミレーツのドバイのハブとしての機能が、エチオピアにもETのハブ化機能が出来ると良いですね。

ちょっと前には確か、関空からSA(南アフリカ航空)の直行便がヨハネスに飛んでいたけど、今は無いんですね。

今は中国の航空会社はどんどんアフリカに飛ばしているようですから、差は広がるばかりですね。


以下記事

エチオピア航空(ET)のチーフコマーシャルオフィサー(CCO)を務めるブセラ・アウェル氏はこのほど、アディスアベバの本社で本誌の取材に応え、4月22日に開設した週3便の成田/香港/アディスアベバ線を1年以内にノンストップ化、その後3年を目途にデイリー運航化したい考えを示した。2013年におこなわれた日本とエチオピアの航空当局間協議では、成田へのデイリー運航について合意が得られている。

 ブセラ氏は需要拡大に向けた具体策として、サハラ以南を中心に約50都市に上るネットワークを持つアフリカ諸国や、アディスアベバからのノンストップ便を持つブラジルへの送客増に努める考えを表明した。また、認知度向上に向けた一般消費者へのプロモーションや、機内サービスの強化などにも意欲を示した。

 4月に日本で開催した就航記念会見では、同社最高経営責任者(CEO)のテウォルデ・ゲブレマリアム氏が、今後の目標としてデイリー化の実現などを掲げたところ。ブセラ氏は「ETではデイリー化よりも先にノンストップ化を優先している」と説明し、アディスアベバ乗り換えの利便性を活かして「どの航空会社にも負けないネットワークを持つ」アフリカ諸国や「日本以外では最も多くの日本人(および日系人)が住む」ブラジルへの送客に注力するとした。なお、ノンストップ化の際には、アディスアベバが高度2300メートル以上の高地に位置していることから、機材を現行のボーイングB787-8型機からB777-200LR型機に変更する考え。

アディスアベバのET本社 アフリカ大陸におけるネットワークの拡充については、西部に位置するトーゴのロメ、南部に位置するマラウィのリロングウェに続く国外ハブを、中央部に新設する計画を明示。候補にはコンゴ民主共和国のキンシャサが挙がっている旨を説明し「ハブ増設によって広大な大陸の空白を埋める」との考えを示した。

 ブラジル線については、週3便を運航しているアディスアベバ/サンパウロ線を成田線と同様にデイリー化して、日本からの送客を促進する方針。ETは今年4月にロメ経由だったサンパウロ線をノンストップ化し、所要時間を2時間以上短縮したところで、成田線は現在、週3便のうち2便がサンパウロ線に同日接続可能だという。日本/ブラジル間については米系、欧州系、中東系航空会社がしのぎを削っているが、ブセラ氏は「より直線的にブラジルまで飛べる」というアディスアベバ経由の優位性をいかして、競争に参入する考えを示した。

 今年の後半には実現すると見られているエジプト航空(MS)の日本再就航については、両社の市場展開やネットワークの方向性の違いについて述べた上で「影響は少ない」と明言。ブセラ氏は、両社が同じスターアライアンスに属しており、一部の運航便でコードシェアを実施するなど協力関係にあることを踏まえて「競争するより協働したい」と強調。効率的な日本展開をめざしたいとした。

リニアは?大深度地下、南アルプスの巨大トンネル

【沿線革命046】鉄道が平日朝8時に首都直下地震に襲われても被害を最小に   | 住みたい街2015 | 現代ビジネス [講談社]


リンク最初のページの新幹線脱線の画像が怖いですね。

どうも工学部やらの人達は、人間は自然を支配したり管理出来ると考えているらしい。

そして、何か起これば想定外と言って責任逃れをする。
原発震災を見れば一目瞭然。
だれも責任を取らないで、被爆し続けるのは作業員と住民だ。

リニア、技術的には可能でしょう。

では、果たして、M9の地震が来たら?




資本主義の克服 金子勝 集英社新書 2015

図書館本

全くの門外漢が読んだ。
いつも経済関連の本を読んで思う事:経済学って本当に学問なんだろうか?ノーベル賞もあるけど。。。
一部の人々に莫大の富の偏在をもたらす金融工学なんていうのもあるし、そもそも工学も学問なんだろうか?
自然を征服管理しようとする工学が人類に必要なのかと。。。
金子さんは、「失われた20年」と書くけど、ゴールを過ぎた20年と考えた方が良いのだと僕は思う。
だって、もう世界で一番には絶対なれないのだから。
もちろん、金子さんの脱原発論は素晴らしいと思っている。

筋がそれた。

金子さんは、以前より自民党政権、特に小泉さんの政策には猛烈に反対していたように思う。
そんな事を目次からも感じる。
序章 ワンフレーズ化された経済政策
第1章 共有論のパースペクティブ
第2章 グローバリズムの歴史的意味
第3章 グローバリズムは何を強要するのか
第4章 資本主義はどう変化してきたか
第5章 社会保障制度における「自由と平等」
第6章 波動から資本主義を見る
第7章 新しい独占をめぐる対抗
第8章 地域民主主義の可能性
あとがきにかえて

ざっくりまとめると、地方分散ネットワークでシェア(共有)型な社会 そして産業構造改革
米国型の制度、ルール押し付けからの解放(グローバルスタンダードは実はUSスタンダードなんだよね)
女性に不利な日本の社会制度改革

読み終えて思ったのだが、新自由主義はけしからん、公共事業で日本復活などと言っている強靭化の先生も実は古い既得権益(ドボクムラ)の利益代表であるのだろう、まさに原発ムラの構造と全く同じ。
そして、そのムラの人々には利他などと言う思想は無く、利己的権益にすがり、国を蝕んでいくのだろう。


山怪 田中康弘 山と渓谷社 2015年6月

マタギや狩猟文化専門家の田中さんの最新作

全国のマタギ、狩猟者等に取材時に聞いた怖い話(怪談)等々。

本来は囲炉裏端で爺ちゃんや婆ちゃんから聞いて、伝えられて来た昔話が消えかかっている現在。
柳田國男をはじめとする民俗学創成期に盛んに集められた怖い話も現代では科学的に否定されたりする
現象もある。

しかしである、科学でも否定出来ない怪奇現象は存在する。

多くの怪談で登場するキツネ(狐)やタヌキ(狸)、人間が持ちえない能力を持っていても不思議ではない。
そんな多くのお話を本書で読んでいて、想い出した。
内山節さんの「日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか」 (講談社現代新書)

当時の自分の読書メモ
「科学では捉えられない世界をつかむことが出来ない人間達をつくった時代、1965年を境に日本人はキツネにだまされなくなってしまった。森や海がもはや畏怖する存在でなく科学が自然を管理できるという驕りの中に、人間の魂も動物の魂も森や海には戻っていかない。その様な社会が進む時、豊かさとは、発展とは、果たして人間にどのような未来を開いているのだろうか。市場経済と言う文脈の中に、心も体も疲弊した人々の姿が見えてしょうがない。
キツネ、タヌキあるいは河童や天狗などの物語でない経験や語り継がれた民俗を失うことが何を意味するのか?」

個人的な話で恐縮だが、これは日本だけの話ではないと思う。
アフリカでも電化によって語り継がれて来た民話が危機であると、夜になると集落の真ん中で焚き火をしながら長老達の話を聞いて夜を過ごした長い歴史、電化により各小屋に小さいながらも電灯がついた。そして、語り継がれて来た大切な民話や伝統が失われていると。

そして僕も経験したのである、一日目の釣りも終わり、そろそろキャンプの準備をと考えていた時に、岩場でこけて、肩と頭を強打、とりあえず、身一つで夜に川沿いの林道を下っていた時、河原から宴会に僕を誘う声を。
その声を振り切って、なんとか車に辿りつき、救急病院でレントゲンを撮っていただいたら鎖骨が折れていた。

最後に、著者の田中さんが取材等の時のテント泊を止め、車中泊に変更した理由は、是非とも本書を読んで頂きたい。これまた怖い!






なんのための出版なのか?

神戸連続児童殺傷事件、元少年が手記出版:朝日新聞デジタル


読みたくもありません。
またご遺族は出版中止をとの事です。

もうひとつの酒鬼薔薇事件というのがあります。

本になっています。
「心にナイフをしのばせて」

犯人は確か、弁護士になっていると思います。

当時の読書メモ
「1969年の高校生殺人事件、その後には酒鬼薔薇事件と言う同様な事件があった。
内容については、アマゾンの説明でなされているのでここには書かない。
加害者が更正して、今や弁護士事務所を経営し、弁護士として生活している。そして謝罪も慰謝料の支払いもない。
被害者家族の地獄のような生活を描き出し、心の崩壊を淡々と綴っている。
あまりに理不尽な社会であり、少年法という法律の無常さを考えてしまう。
被害者ご家族の心の崩壊を天童荒太さんの「永遠の仔」とダブって感じてしまった。」







【図解】ピケティ入門 たった21枚の図で『21世紀の資本』は読める! kindle版 高橋洋一 あさ出版 2015

プライム会員無料ダウンロードな1冊

当然、オリジナルの翻訳本を読むほどの脳みそも無いし、経済学の知識も無い。
テレビの白熱教室で、r>g の事をピケティ教授が説明していて、面白いと思ったので読んでみました。
r=資本収益率、資本に占める資本所得の比率
g=経済成長率 所得の伸び率

持てる者と持たざる者の格差が広がる原因、そしてその解決方法。

本書に登場する図表はすべて、こちらにあるとのこと。
http://cruel.org/books/capital21c/

メモ
格差是正対策としてインフレも効果があるが、資産課税の方が優れている。
三面等価: 生産面、分配面、支出面
戦争と恐慌という有事の際だけg>r
rはつねねGDP成長率gに勝るため、放っておけば格差は拡大し続ける
r>gの補強データ
 資本/所得比率(国民総所得に対する資本の比率)  所得格差(トップ1%の所得比率)  資本格差(トップ1%および10%の資本比率)
累進性の高い税率こそが格差縮小のカギ、そのための国際協調の必要性
グネッツ(ノーベル経済学賞)の理論を覆した


Profile
鎌倉おやじ
趣味:イワナに遊んでもらう、菜園、読書、焚き火、ランタン

愛読人:内山節、池田晶子、養老孟司、山本素石、高桑信一、相田みつを、宮本常一、網野善彦、野田知佑、南木佳士、川上健一 佐藤優 内田樹(順不同)

夢:晴釣雨読で自給自足、在来魚保護 (最近釣りにはそれほど熱中してません、年のせいでしょうか)
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