おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

2014年06月

さすがET エチオピアエア

アフリカとの唯一の直行便、10月就航 エチオピア航空:朝日新聞デジタル


以前、関空からヨハネスへの直行便をSAがしていたと記憶している。

エチオピアエアの評判は昔から良い。
大昔1980年代、PA(パキスタンエア)で成田からカラチ(トランジットはマニラ、バンコックと記憶)、そしてカラチからまたPAでナイロビ(トランジットはアブダビ?)。
そしてナイロビからETにのってガーナに向かったいたことを思い出す。
何箇所かトランジットしていたけど、記憶が、、、

その後はヨーロッパ便でアムスやチューリッヒ、ロンドンなどでアフリカ便に乗り換えたものだ。

そして現在は主にドバイ乗り換えのエミレーツ。

今回のETが毎日飛ぶようになればアフリカはさらに遠くて近い国々になる。

一時ナイロビにJALを飛ばすという話もありましたね(沈まぬ太陽の実話)

3年3カ月の月命日をベトナムハノイにて記す

以下記事

エチオピア航空は、成田との初の直行便を10月中旬に就航させる。来日中のテウォルデ・ゲブレマリアム最高経営責任者(CEO)が10日、明らかにした。首都アディスアベバまでボーイング787型機で、週に3往復させる。アフリカ大陸と日本を結ぶ便は、エジプト航空が成田・関空―カイロ便を政情悪化で昨年から運休中で、これが唯一の直行便になりそうだ。テウォルデ氏は「マラソンのアベベ選手が東京五輪で優勝した50年前の10月を、初フライトで祝いたい」と話した。
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中央新幹線(東京都・名古屋市間)に係る環境影響評価書に対する環境大臣意見

オリジナルはこちら
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=18248

動物の個所はこんな感じ
ミゾゴイは???

(2)動物
希少猛禽類の繁殖活動への影響の回避・低減
本事業の計画路線の周辺には、クマタカやオオタカ等の希少な猛禽類が生息し、
計画路線付近で営巣する個体も確認されている。工事の実施に際しては、これらの
種の生息や繁殖活動に支障を及ぼさないよう細心の注意が求められるが、環境保全
措置として位置づけられているコンディショニングは、一部の種で成功事例がある
ものの、手法として確立されているとは言い難く、営巣中心域や高利用域といった
繁殖に重要な地域の回避や営巣期の工事の回避等のより確実性の高い手法により
これらへの影響を回避、低減することを優先的に検討することが必要である。
このため、希少猛禽類(クマタカ、オオタカ、サシバ)のうち、営巣中心域等と
工事区域が重複するものについては、専門家等の助言を踏まえ、以下の環境保全措
置を講じること。

(a) 神奈川県
・オオタカ(長竹ペア)については、営巣中心域に改変の可能性がある範囲の一部が
含まれる計画となっているが、営巣期(2〜7月)における営巣中心域の人の立ち
入りについてはオオタカの生息に支障を来すおそれがあることから、営巣中心域や
高利用域といった繁殖に重要な地域のできる限りの回避や営巣期の工事の回避等
を行うこと。

(b)山梨県
・オオタカ(坊ヶ峯ペア)については、営巣中心域を計画路線が通過する計画となっ
ているが、営巣期(2〜7月)における営巣中心域の人の立ち入りについてはオオ
タカの生息に支障を来すおそれがあることから、営巣中心域や高利用域といった繁
殖に重要な地域のできる限りの回避や営巣期の工事の回避等を行うこと。
・クマタカ(青崖ペア)については、営巣中心域端部を計画路線が通過する計画とな
っているが、基本的にこの区域の環境の改変は避ける必要があり、人の出入りも極
力少なくすべきであることから、複数の専門家等の助言を踏まえ、営巣中心域を回
避及び高利用域での営巣期における影響を回避するよう工事計画及び工事方法の
検討を行い、当該ペアの保全に十全を期した工事を実施すること。
・クマタカ(新倉ペア、高下ペア)については、高利用域に改変の可能性がある範囲
の一部が含まれる計画となっているが、本事業による生息環境の改変により繁殖活
動に悪影響が及ぶおそれのある区域であることから、高利用域を回避する又は営巣
期における工事を避けることも含め、専門家等の助言を踏まえ、回避、低減、代償
の順で環境保全措置を検討し、講じること。

(c)長野県
・オオタカ(喬木村ペア)については、営巣中心域を計画路線が通過する計画となっ
ているが、営巣期(2〜7月)における営巣中心域の人の立ち入りについてはオオ
タカの生息に支障を来すおそれがあることから、営巣中心域や高利用域といった繁
殖に重要な地域のできる限りの回避や営巣期の工事の回避等を行うこと。
・クマタカ(大鹿村Aペア)については、営巣中心域近傍を計画路線が通過する計画
となっているが、基本的にこの区域の環境の改変は避ける必要があり、人の出入り
も極力少なくすべきであることから、営巣中心域及びその近傍を回避する又は営巣
期における工事を避けることも含め、専門家等の助言を踏まえ、回避、低減、代償
の順で環境保全措置を検討し、講じること。
・クマタカ(大鹿村Bペア、Cペア)については、高利用域に改変の可能性がある範
囲の一部が含まれる計画となっているが、本事業による生息環境の改変により繁殖
活動に悪影響が及ぶおそれのある区域であることから、高利用域を回避する又は営
巣期における工事を避けることも含め、専門家等の助言を踏まえ、回避、低減、代
償の順で環境保全措置を検討し、講じること。

(d)岐阜県
・オオタカ(千旦林南ペア)については、営巣中心域に改変の可能性がある範囲の一
部が含まれる計画となっているが、営巣期(2〜7月)における営巣中心域の人の
立ち入りについてはオオタカの生息に支障を来すおそれがあることから、営巣中心
域や高利用域といった繁殖に重要な地域のできる限りの回避や営巣期の工事の回
避等を行うこと。
・サシバ(久々利東ペア)については、営巣中心域に改変の可能性がある範囲の一部
が含まれる計画となっているが、人の立ち入りや工事の実施により繁殖に及ぼす影
響が大きい区域であることから、できる限り営巣中心域及び高利用域の減少や分断
を最小限にするとともに、工事等による繁殖への影響を低減する等、専門家等の助
言を踏まえ、環境保全措置を検討し、生息上支障を及ぼすおそれのある行為を避け
ること。

(e)愛知県
・オオタカ(西尾ペア)については、営巣中心域に改変の可能性がある範囲の一部が
含まれる計画となっているが、営巣期(2〜7月)における営巣中心域の人の立ち
入りについてはオオタカの生息に支障を来すおそれがあることから、営巣中心域や
高利用域といった繁殖に重要な地域のできる限りの回避や営巣期の工事の回避等
を行うこと。

水生生物に関して

河川流量の減少に伴う水生生物への対応
工事の実施及びトンネルの存在に伴う地下水位の変動や河川流量の減少に伴う
野生生物への影響予測については不確実性が高く、その影響は、重大なものとなる
おそれがあり、かつ、事後的な対応措置による影響の低減や修復を行うことが難し
いため、あらかじめ十分な情報を把握した上、予測、評価を行い、適切な環境保全
措置を講じる必要がある。このため、河川流量の減少等により影響を受ける可能性
がある地域に生息・生育するヤマトイワナ、希少なサンショウウオ類、水生昆虫等
の水生生物について、水系ごとに、流量の少ない源流部や支流部も含めて複数の調
査地点を設定し、工事の実施前から水生生物の生息状況、河川の流量及び水質につ
いて調査を行い、その結果に基づき予測、評価を実施し、適切な環境保全措置を講
じること。
また、工事実施中及び供用中においても、モニタリングを継続的に実施し、影響
が生じる可能性がみられた場合には、専門家等の助言を踏まえ、適切な保全措置を
講じること。


週刊 東洋経済 2014年 5/31号

経済誌ですから経済優先の構成になるのはしょうがないことでしょう。

リニア新幹線構想という取り組みを「革命」と捉える違和感はありますが、革命は時に大きな失敗として歴史を刻む事があります。

経済予測を立てるコンサルタントという職種があります、本書の中で登場するコンサルタント会社はJR東海に融資している銀行系のコンサルタントであり、その経済予測の最後には
「本資料は、信頼できると思われる各種データに基づいて作成されていますが、当社はその正確性、完全性を保証するものではありません。また、本資料は、執筆者の見解に基づき作成されたものであり、当社の統一的な見解を示すものではありません。本資料に基づくお客様の決定、行為、及びその結果について、当社は一切の責任を負いません。ご利用にあたっては、お客様ご自身でご判断くださいますようお願い申し上げます。」とあります。

逆に[Part3] リニアの死角では現実にすでに起こっているリニアの問題を指摘しています。
橋山氏は自著の中でも指摘しているように、コンコルドの失敗、英仏海峡トンネルの失敗、東京アクアラインの失敗などを詳しく分析してリニアとの類似性を述べています。

リニアの経済予測が当たらない例としては、長銀経営研究所(破綻)の主任研究員の藤澤氏(1954−)の明るい未来の夢の新幹線予測。図説 リニア新幹線 藤澤研二 光文社 1989 などがあります。

目先の金に惑わされて自然破壊をし、経済性も無く他の鉄道網とも接続不能なリニア。さらに新幹線や飛行機と違い、技術の積み重ねがまったくない高速移動手段なリニア。

超少子化超高齢化社会でかつ人口減少社会が確定している日本、かつ経済成長は見込めない中での優先順位は何か真剣に考えるべきではないでしょうか?

ちなみに、リニア新幹線はJR東海の単独事業だとJR東海が平気でウソをついていますが、リニア技術は鉄道総研(税金)、リニア実験線には多額な税金がすでに投入されており、土地買収には沿線の地方公務員がJR東海の社員化して公務として動いています。


留学生用にハンコをつくるの巻

職場の近くにハンコ屋さんがあって良かった!

自分が考えていた当て字はことごとくダメだしされて(笑)

やっぱりプロだね。

漢字の意味がクリスチャンにも合うじゃん。

ニコラス印鑑

差別と教育と私 上原善広 文藝春秋 2014

図書館本

上原さん(1973-)の前著「日本の路地を旅する」が非常に興味深かったので読んでみた。

個人的にはなぜ人間は同じ人間を差別し偏見を持つのかが昔からの疑問なのです。

ですから、それなりの本は読んできたかなとは思っている。
伝統芸能のとしての猿回しの青春を描いた 村崎 太郎, 長野県の差別問題を若き日に取材したルポ 現代の被差別部落 (朝日文庫) の若宮 啓文 。
もちろん、民俗学者で歩く巨人と言われた宮本常一の各種文献、差別と芸能に深く切り込んだ沖浦和光。

そして差別をなくすために教育が存在した。
素晴らしい教員が登場する本書である。しかし、政治や思想信条の渦に巻き込まれてもいる。
八鹿高校事件、世羅高校事件を当事者を取材して再構築し再考しているのは非常に興味深い。
教員同士が人事権という権力の飴と鞭に支配されていたのも事実のようだ。(同和教育、解放教育等)

水俣病被害者が路地に引っ越してきたという事実もある、また在日という別の差別との関わり
そして逆差別問題。

2002年の同和対策事業特別措置法の終結により大きく流れも変わったとの事。

人権とは何か、差別とは何か真剣に考え、児童生徒のために教育に生涯をささげた多くの先生がいたことは
間違いない事実である。

差別と教育と私
上原 善広
文藝春秋
2014-03-26

日本の路地を旅する (文春文庫)
上原 善広
文藝春秋
2012-06-08


橋はかかる
村崎 太郎
ポプラ社
2010-06

被差別部落一千年史 (岩波文庫)
高橋 貞樹
岩波書店
1992-12-16


猫番組

岩合さんの猫番組と我が家の猫の関係性


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南三陸 アジサイ苑プロジェクト 大雄寺さん 

5月30日夜から車中1泊ホテル一泊
昨年に続き2回目

鎌倉のお寺さんなどのアジサイを挿し木で増やして、今年は1300株ほどを斜面に植える。
昨年植えたアジサイも大方根付いて花芽をつけているものもある。

南三陸の復興は進んではいる、でもその速さは、、、

今年も自宅から何株かヤマアジサイを持参した。去年のヤマアジサイも生きていてくれた。

来年は沢山のアジサイが咲いてくれることだろう。
そして南三陸の皆さんに楽しんでもらいたいと思う。

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平気でウソをつけるJR東海って凄い!

リニア影響 環境相が意見提出 - NHK山梨県のニュース


ブラック企業というテキストが流行りであります。

一番、そのテキストが適合するのがJR東海でしょうね。

嘘つきは泥棒の始まりってガキの頃さんざん周りに言われて育ったおいらには、ウソを突き通すと
お金持ちになれるということをJR東海から学びました。

どこが、丁寧なやり取りなんでしょう?
政治家とゼネコン、地域土建に丁寧なだけですよね。
地域住民や自然環境なんて完全無視じゃね?

コピットやれし!
すでに山梨県庁全体がJR東海子会社ですか?




以下、リンクが切れるので転載しておきます。

13年後に開業予定のリニア中央新幹線の周辺環境への影響をまとめた評価書について、環境省は、環境への影響を最大限回避するよう求めるという大臣の意見を、国土交通大臣に提出しました。
JR東海がことし4月にまとめた、リニア中央新幹線の環境影響評価書について、環境省は環境保全の観点から審査を行い、5日、大臣の意見を、事業の許認可権をもつ国土交通大臣に提出しました。
それによりますと「事業に伴い、相当な環境負荷が生じることは否めない」として、環境への影響を最大限回避したり、低減したりするよう求めています。
具体的には、トンネルを掘る工事で、地下水位の低下や河川の流量の減少などの重大な影響が出るおそれがあるとして、精度の高い予測を行ったうえで、影響が生じる可能性が確認された場合は、対策を講じるよう求めています。
またトンネル工事でおよそ5680万立方メートル発生すると見込まれている残土については、施設の規模の見直しを含めて発生量を抑えるとともに、地元自治体と協議して残土置き場での管理計画を作成するよう求めています。
さらに、事業の実施区域に含まれる南アルプス国立公園や周辺への影響をできるかぎり回避することや、事業による温室効果ガスの排出量を最大限、抑えるため、調達する電力を可能なかぎり再生可能エネルギーにすることなどを求めています。
JR東海は、こうした意見を踏まえて7月下旬までに出される国土交通大臣の意見を受けて、最終的な評価書をまとめることにしています。
JR東海は「環境省とは国土交通省を通じて質問をいただき、それに対してきちんと回答するなど丁寧なやり取りを行ってきた。これからも環境重視の立場から適切に対応していきたい」とコメントしています。

公共事業と言う名の妄想 防災、デフレ脱却、消費増税が大義名分 古い公共事業を復活させた「国土強靭化」

“コンクリートから人へ”は巡り巡って振り出しへ 古い公共事業を復活させる「国土強靭化」への懐疑|相川俊英の地方自治“腰砕け”通信記|ダイヤモンド・オンライン


読まれると納得されるのではないでしょうか?
税金の使われ方がおかしいと思いませんか?
建設国債で借金だけを先送りにしても良いですか?

人口減少社会でこれ以上の新規インフラが必要ですか?補修管理でひと儲けしようとしているゼネコンも多いですが。


以下記事より備忘録的メモ


 様々な公共事業の取材を重ねているうちに、3つの視点で公共事業を分析する習性が身についた。事業の「目的」と「主体」と「財源」についてであり、書物に書かれた建前ではなく実態を直視した上での分析である。

まずは公共事業の「目的」だ。住民や地域が抱える課題を解決するためというのが、全ての公共事業の本来の目的である。あらゆる住民にとって、暮らしやすい地域になるように(広い意味での)環境を整備するという役割だ。しかし、地域の景気浮揚や景気対策を主たる目的とするケースも多い。地域にカネを落とし、カネを回すことに真の狙いがあるタイプだ。

 こうして公共事業の「目的」は、「地域の景気浮揚型」と「地域の課題解決型」に大別される(前者も地域の経済的困窮という課題を解決するためのものと見る向きもあるが、対象が特定住民に限定され、一時的な効果しかない彌縫策にすぎないので、後者にはあてはまらないと考える)。

公共事業の「主体」は、「中央政府・中央官庁主導型」と「地域・住民主導型」に大別される。カネの出所で見ると、「国のカネ」と「地元自治体のカネ」となる。もっともいずれも税金であることには変わりない。

各自治体は、獲得した予算を目いっぱい使い切ることを「善」とし、より安く事業を執行する意欲を持ちえない。業者間の競争を促すことに意味を見出せないのである。むしろ、入札では予定価格(上限価格)ギリギリで受注業者を決めようとし、「談合」を必要な手段として事実上是認してきたのである。地域に落とせるカネをわざわざ減らすことはないと思うからだ。

公共事業の目的と主体、財源の3点セットで同時に転換することが、改革の本質だった。政権交代後、そうした本質的な議論は脇に置かれ、改革は中途半端なものに終始した。個別事業の仕分けに矮小化され、しかもそれすらもおざなりに進められた。



猫毛アート? 毛玉アート?

芸術系家事手伝いな長女作

我が家の猫(西表君と鎮座している)の毛で作ったとの事。

う〜〜ん

上手だとは思うけど、誰か100万円くらいで買ってくれないかな?(笑)

neko3neko2neko

残土問題だけではないですが。

クローズアップ2014:リニア建設、残土が影 - 毎日新聞


残土を莫大な数のダンプが運ぶ。
自然の大破壊
静かな美しい集落を壊し
銭の亡者が走り出す。



クローズアップ2014:リニア建設、残土が影

毎日新聞 2014年06月02日 東京朝刊

 最高時速500キロで、東京と名古屋を最短40分で結ぶJR東海の「夢の超特急」リニア中央新幹線。2027年の開業に向け、今秋にも着工を目指している。だが、南アルプスを貫き、計画区間の8割以上が地下という巨大プロジェクトは、トンネル掘削工事に伴う大量の残土発生や、地下水の流量低下が懸念される。同社が4月に提出した環境影響評価(アセスメント)書に対し、沿線自治体から環境対策が不十分との指摘も相次ぐ。石原伸晃環境相は週内に評価書に意見を示す予定で、判断が注目される。
 ◇東京ドーム50杯、住民不安

 「大型車両の通行を少しでも減らせないのか」。先月22日夜、長野県大鹿村の畜産農家に集まった15人余りの村民から不安の声が漏れた。

 南アルプスの雄大な自然に囲まれた人口約1100人の静かな村は、リニア新幹線の建設計画に揺れている。トンネル建設に伴い生じる残土298万立方メートルを運搬するため、村唯一の幹線道路である国道152号を1日最大で1736台もの大型車両が通行する計画が明らかになった。4カ所の作業用トンネルから残土を運ぶ大型車両は、国道沿いの村立大鹿小学校付近で合流する。工事は長い所で11年かかる予定で、村民の「暮らせない」という懸念は募るばかりだ。

 リニア中央新幹線の東京(品川)−名古屋間286キロは86%が地下や山岳トンネルだ。地上に線路を敷設する箇所が少ない分、景観を大きく損ねはしないが、地中から出る大量の建設残土は、沿線7都県で推計約5680万立方メートルに上る。汚泥やコンクリートなども合わせると東京ドーム約50杯分、約6380万立方メートルもの建設廃棄物が南アルプスや沿線各地に顔を出すことになる。

 ところが、評価書で捨て場所や再利用先が明記されたのは静岡県で発生する約360万立方メートルと、山梨県の約240万立方メートルなどの残土で全体の約1割に限られる。JR東海は「できるだけ自社事業や公共事業などで再利用する」(広報室)と処分先を探しているが、見通しは立っていない。

 毎日新聞が先月、7都県に実施したアンケートでは、早期に処分先を見つけるよう求める意見が相次いだ。山梨県は「評価書の内容は不十分。本来ならアセスの時点でどこに処分するかを明らかにしてほしい」と指摘。東京都は「事前にしっかり処分計画を作り公開することが住民の安心になる」と注文をつけた。南アルプスの山中で7カ所の残土置き場の候補地が示されている静岡県も「具体的な規模が示されていない。環境影響について専門家に意見を求めているところだ」と懸念を示した。

 懸念は残土だけではない。トンネルが地下水脈を切り、内部に地下水が流出することで、付近の川の流量が減る恐れがある。JR東海の分析によると、静岡県の大井川は流量が毎秒2トン減る見通しだ。流域自治体は長年、水不足に悩まされてきただけに不安は強い。川勝平太知事は3月、JR東海に意見書を提出し、「悪影響が出ないよう特段の配慮を」と注文した。

 山梨県のリニア実験線の工事では、周辺3本の簡易水道や川で水枯れが確認された。JR東海は流入する地下水をポンプでくみ上げて大井川に戻す対策を計画しているが、流量低下が想定の範囲内に収まるかは実際に掘らなければ分からない。

 JR東海は「評価書を作成するに当たり、沿線の知事意見を検討し、しっかり対応した。必要に応じて事後調査して報告する」と説明するが、アセス手続き終了後の調査結果に対して、環境省が追加対策などを指示できる機会は法で規定されていない。

 高速走行のリニアは、ほぼ直線の線路が不可欠で、いったん計画が決まってしまえばルートを大幅に変更することは難しい。日本自然保護協会の辻村千尋主任は「ひとたび工事が始まれば、環境に取り返しのつかない影響が出かねないから沿線自治体がさまざまな注文を付けているのに、JR東海にはその問題意識が薄い。環境省は、JRの事後調査に委ねるのではなく、事前の再評価を求めるべきだ」と指摘する。【横井信洋、阿部周一、佐藤賢二郎】
 ◇成長戦略の柱、政府後押し

 残土処理などに見通しが立たない中、JR東海がリニア中央新幹線の計画を急ぐのは、東海道新幹線の老朽化に加え、安倍政権が成長戦略の一つの柱として全面的に後押ししていることが背景にある。

 第一の建設目的は、東海地震や南海トラフ巨大地震などの大地震発生に備え、東海道新幹線のバックアップとするためだ。東京、名古屋、大阪という日本の主要都市をつなぐ大動脈を二重にし、人の流れを途絶えさせない狙いがある。開業50年の東海道新幹線はトンネルや橋脚などが経年劣化。今後の補修に運休なども想定され、大動脈の安定輸送を維持する目的もある。

 経済波及効果への期待も大きい。三菱UFJリサーチ&コンサルティングは2013年9月、リニアの名古屋開業時の経済効果を10・7兆円と推計した。移動時間の短縮による生産性向上などからで、観光需要の増加も見込む。建設費は名古屋までで約5兆4300億円、大阪までで約9兆円。超電導磁石などリニア特有の新規需要のほか、トンネル建設にかかわる建設業者の期待も膨らむ。安倍晋三首相は4月の日米首脳会談で、高速鉄道計画がある米国に、超電導リニア技術を無償で提供すると表明。リニアなどの「インフラ輸出」を成長戦略に位置づけており、米国への売り込みを成功させ、他の海外市場開拓につなげたい考えだ。

 ただし、採算面には課題が残る。JR東海は、基本的にはプロジェクトすべてを自己資金で賄う方針だが、金利水準が想定以上となれば見直しを迫られる可能性もある。政府は6月にまとめる新たな成長戦略に大阪延伸前倒しを明記、資金面の支援を検討している。【森有正】

ハルカの空 樋口明雄 徳間書店 2014

図書館本

山は語らない、でも善人と悪人は分かるような気が気がする。
著者の山に対する畏敬の念、優しさ、犬に対する愛情が溢れている作品。
フィクションであるが、実在の場所、人が何気に登場するのが嬉しい。

他者との関係性の中でのみ生きられる人間。
人と人、人と自然、人と動物 そんな関係性が綴られている。

山歩きや登山がブームだという、このブームは繰り返している。
中にはトンデモ登山者がいることが雑誌などで書かれているが
本書でもおそらく樋口さん自身が見聞きした事が書かれているのだろう。

釣り人のモラルの低さが昔から言われているが、山も同じになってしまっただろうか。

山を歩きたい、でも、マナーやモラルすらわきまえない輩には合いたくない。

そして本書でも登場するが山小屋関係者のご苦労が良く分かった。
また、山岳救助犬が活躍できる世の中になることを望みたい。


赤い追跡者 今井彰 新潮社 2013

図書館本

薬害エイズ問題の核心 官民学の闇

筆者の今井氏(1956-)はNHK在職中に「埋もれたエイズ報告」(1994)という番組を作っている。
そして裁判の証拠に採用された。
調査報道という言葉は今井氏の様な素晴らしいジャーナリストのためにあるのだろう。

当時書けなかった事実を小説という形で綴っているのだと思う。
組織や個人名は変更されているが、当時を知る者として鳥肌が立った。
そして涙する場面。

企業は誰のために存在するのか?
官僚は誰のために働くのか?
学者は何のために科学をするのか?

政治家に介入を許すテレビ業界の闇も描かれている。
マスメディアと記者クラブそして政治業界の馴れ合い。

専門性、密室性そして封建制のシステムの中で行われた裁判が少数の無名なれど雄々しき英雄がいたからこそ原告勝利への道が作られたのだ。

まさにマスコミが果たすべき役割とは権力の監視でありそれが安全、安心社会への基盤なのだろうと思う。

赤い追跡者
今井 彰
新潮社
2013-06-21



埋もれたエイズ報告に関してはこちらをご参考に

umo_aids6

番組を見てみたいな。。。
Profile
鎌倉おやじ
趣味:イワナに遊んでもらう、菜園、読書、焚き火、ランタン

愛読人:内山節、池田晶子、養老孟司、山本素石、高桑信一、相田みつを、宮本常一、網野善彦、野田知佑、南木佳士、川上健一 佐藤優 内田樹(順不同)

夢:晴釣雨読で自給自足、在来魚保護 (最近釣りにはそれほど熱中してません、年のせいでしょうか)
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