おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

2009年09月

森の人 四手井綱英の九十年 森まゆみ  晶文社 2001


四手井さん(1911−、京都帝大林学科卒、林野庁技官、京大教授、モンキーセンター所長、京都府大学長等を務める)の生き様を森さんが聞いた記録でしょうか。

里山という言葉は、四手井さんが提唱したそうだ、もとは農用林といっていたそうだ。木を切り、燃料に使い、その時でる灰を肥料にして田畑にまく。
森林生態学講座というのも四手井さんが作った。今西錦司は文化勲章はもらったが、学士院会員にはなっていない、古いあたまの連中は生態学をまだ学問だと認めてない。
昔の林野庁は技術者が少なく文官が多かった、現在は技術者も増え長官に技術者がなったが、林業の技術面では帰って悪くなった。
青秋林道が予定されていたあたりのブナ林はそんなに良いブナ林ではない、鳥海山の麓などに素晴らしいブナ林があったが戦争末期にみんな切ってしまった。
スギ・ヒノキ一辺倒というのが日本の林業で一番の問題。人工造林は繰り返せば繰り返すほど土が悪くなる。特に同じ樹種だと早く悪くなる。(三重の尾鷲を例にだして)
日本の土地の70%は森ということになっていますが、そのうち植林地が41%です。つまり70%あるもりの半分くらいは自然の森で無く造林してしまった。それはあかんと思う。せいぜい3割です。
九州阿蘇であった水害、その原因は川べりまでスギやヒノキを植えたせい。同齢一斉林ですから根の深さも太さもみんな揃っている。植えた方が悪い。
ドイツは人工造林をすでにやめて天然更新、日本も取り入れているが、問題はササ、ササを枯らさんと天然更新しない。木曽田にでも一度だけ枯殺剤をまかせました。(ドイツにはササはない)。出来るだけ天然更新して、樹木も何も混ざった雑木林をつくることが大切。
結局、私がいいたいのはね、私がやってるのは森の科学的な解明ですが、そやなしに、森と人との関係はやっぱり心やと思うんです。意味も何もない。ただ森におったら安らかやということです。
原生林信仰みたいな、それだけをありがたがるのでなく、いろんないまの地球上にある植生を出来るだけ保存する方向で考えんといかん。森に貴賤なしということです。
自然保護運動に参加:西表島の林道、知床、山形の縦貫林道、南アルプススーパー林道(反対したが完成) 学者、研究者にはわれ関せずの人が多い。私は林野庁の林業行政を十分に批判して方向を誤らないようにするのが、大学教官のつとめであると思います。
全体を知っとる人、全工程をやれる人というのがむしろ必要なんですね。学問でも手仕事でも。森のマイスターが日本でも出来るとよい。“林業の匠”とか、名前はなんでもかまわないから。
大人は直接に自然保護を教えようする、そうでなく自然そのものを教えなければいけない。それを保護するか保護しないかは子供が自分で考えればよい。すくなくとも中学生までの理科は野外で教えるべきだと思う。私も90ですがね、私らにお金をかけなくともいいから、次の世代を担う子供や青年に金をかけなさい。

私は21世紀に何を望むかではない、次の世紀に生きる人々に「あやまる」ことしか残さなかったと答えている。悪化した森林や自然をこのままにして、私はこの世から去らねばならない。努力はしたが、何もならなかった。それほど日本ばかりでなく地球の自然は壊れてしまった。私たちが「壊した」といった方がいいだろう。まことに申し訳ないと思っている。みなさんの手で地球を十分に守れる、もっとよい森林にしてくださいとお願いするしかない。


森の人 四手井綱英の九十年
森の人 四手井綱英の九十年
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困ったもんだね

asahi.com(朝日新聞社):厚労省所管の独法、天下りOBの年収指示 事業委託先に - 社会

収入と言うのは最低保証年収ってのがあっても良いとは思うけど。あとは能力や実績に従って支払うべきでしょう。
新米の医者よりやり手婦長さんの方が給料がいいとかね。

いわゆる天下りが絶対悪だとは思わないけど、高卒あるいは大卒からぬるま湯に浸かっている連中は世の中の事がまったく分かってないし、自分の給与が仕事の質や量に見合っていると大勘違いをしている奴が多い。
特に技術系(体力系?)のおいらから見ると文系のアホが非常に目立つ(特に最近大学の事務の馬鹿さに呆れているが)。
はっきり書いておくが、キャリアだろうがノンキャリだろうが出来る奴は出来るし、基本的にそういう奴は利他的である。時に大馬鹿な次官が贈賄で逮捕されるがそんな奴は利他でなく利己そのまのである。

民主党政権で是非ともこの辺の膿は出し切って欲しい。そうすれば若い優秀な連中の雇用を確保出来るのである。

民主党の輿石さんは、教員の評価システムは導入しないという。
まったく馬鹿げた事である、明日を担う子供達を教える教師の質が落ちているのは明らかだろう。不祥事も多々メディアを騒がせている。
日教組から支持のために出来ない教師をふやすのはやめて欲しい。
もちろん素晴らしい教師は沢山いるのは知ってるよ。

ドバイ空港でネットを見ながらぼやいてみた。

味覚

食欲の秋である。

話は我が家の子供たちの味覚である。

好き嫌いが激しいのである。
3人とも好きなのは、おそらくマクドナルドだろうか。
これはガキの頃からおまけをゲットするためや、クーポン券を使って
安く週末を過ごそうとしたからであろうか。そうそう遊具もあったりしましたね。マクドナルドには。

家人が料理のバラエディーが少ないというわけではないのですが
なぜか好き嫌いが激しい。
長男は貝は食べないし、次男はオムライス大好きですが、長男はあまり好きでない。次男は回転ずしもマグロ位しか食べないし。
でもなぜかサイゼリアは好きらしい。旨いと思った事がないサイゼリアの各種イタリアン(笑)

牛角の焼き肉は嫌いで安楽亭なのである。

おいらの味覚は大学時代のバイト時代にドクターに色んなものを食べさせてもらい旨いという味覚が形成されたのだろう。

結構色んなものを子供時代に食べさせたとは思うのだが。。。。
せっかく旨いものがあるのに食わないってのも人生を損しているように思うのはオヤジだけだろうか。。。

CCTV

中国中央電視台 - Wikipedia
ドバイのホテルでNHKワールドがあまりに同じ番組を頻回に流すのでチャネルを変えたら中国語のCCTV4をやっていた。
たまたま歌謡ショウ?をやっていたのですが、これが凄い。
花火打ち上げまくり、観客は一万人以上?電飾も凄い。
歌手も可愛いしイケメンだし。
観客は光る棒(なんていうんですかね?ルミライト?)を皆降ってました。
社会主義なんていう文脈はまったく読み込めないですね。
もちろんCCTVは英語の衛星放送もしていてアフリカでも見られます。
もう少し日本も国として外交戦略として放送広報があっても良いね。
日本車の優秀性のアピールとか、食品の安全性と高規格な機械類、さらには積極的な観光客誘致なんかをね。

トップセールなんて言って知事がわざわざ東京だの海外だのに
出かけて少数な対象を相手にセールスしてもだめじゃね?


そんな事を久々にCCTVを見て思ったのである。
今回はドバイのホテルから出ないで読書と昼寝であった。

いいんじゃないのかな?

asahi.com:山間集落に光ファイバー2億8680万円-マイタウン山梨
箱モノ作ったは良いけど、その維持管理費が莫大だという話は良くある。
ネットもただくだらないウエッブサーフィンでない利用法が幾らでもあるわけで、遠隔地医療や教育分野でも使い方次第じゃないのかな。
ちょっとコストが高いのは随意契約だからでしょうか?
もっと安く出来るんじゃないですかね。
こういうインフラがあれば、若い人やSOHOで田舎に住んでも良いと言う人が少しは増えるんじゃないかな。
雇用対策的砂防ダムだの治山ダムだの生活道路になりえない林道の舗装化なんかの税金泥棒的支出より断然将来性があると思うけどね。

そんな事をドバイのホテルで考えた。

現代アート入門の入門  山口裕美 光文社新書  2002


読んだのは2005 2刷

娘に読んだらと言われていた本
芸術に一番遠い所にいる俺が読んだ。娘に言われなかったら一生読むことなどなかった本であろう。先日は絶対見ろと言われて川村記念美術館でマーク・ロスコを見てきた。
でも、やっぱり良く分からないのである。現代アートなるものが。
もちろんニュース等で村上隆さんのフィギャーが高額で落札されたのは知ってはいたし、美術館が嫌いな訳ではない。
これは、おそらく本書の筆者が指摘するように、小さい頃から我々が親しんでないからであろう。そして現代アートもやがては古典となり、残るべき作品は残っていくのだろう。
筆者はまさに入門の入門という形で現代アートの流れや現状を説明し、日本の現代アートのある種、後進性とでもいう面を指摘しているようにも見える。ただ、音楽にも絵画にも国境などないという文脈から見れば、けっしてそれは後進性ではなく本邦での必然なのであろう。
ひとつ気になったのは奈良美智の説明の項で、彼が青森生まれで、その後ドイツに留学したことを理由に、たぶん南の島では哲学は生まれないだろうと書く。あまりに短絡的な考察である。
芸術の評価者は専門家でなく一般市民である、そこが学術論文の評価と違うところである。一般市民が受け入れるために何が必要なのか、やはり沢山の作品を澄んだ眼と心で見たり触ったり聞く事なのだろうと思った次第である。


現代アート入門の入門 (光文社新書)
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ガーナ対日本 サッカー

【セルジオ越後コラム】目標ベスト4は撤回すべき - livedoor スポーツ
セルジオさんの指摘は当たっている。
ゴールデンタイム(日本のね)に試合を組んでいるんだよね。
金にモノを言わせているんだろうな。まあ親善試合ですから。
こっちじゃ朝の10時だよ(笑)
仕事中で見れないもんね。

ガーナは試合前にW杯出場権を取っていて、その疲れた体でオランダまで飛んでいったんですよね。
現地のサポーター曰く、「疲れていたしね」
ごもっともです。
ハイ
/blockquote>

これってどうなのかね?

livedoor ニュース - Amazon.co.jp、本全品の配送料が無料になるキャンペーンを本日から実施
おいらは長男が加入(お金を払った)プライム会員だからいつも送料は無料なのだが、今回のキャンペーンで、本屋さんの売り上げが落ちるんじゃないかな。
さらにアマゾンの包装は過剰なんだよね。文庫本一冊でもクラフトボックスで来るしね。USB1個でも(笑)
それよりアマゾンでの古本購入の送料を安くしてほしいよね。
なんで340円もするのか謎ですよ。

さよならソクラテス 池田晶子 新潮社 1997


ソクラテス三部作?の最終章。池田ソクラテスの最終講義。
池田さんの「考える」という姿勢は不変、普遍である。世の中が進歩しようが発展しようが変わらないのである。知ることより考えることの重要性を常に語り、世の中の漂っている「食うために生きている」人々を憂う。
池田さんが綴るのは、まったく当たり前の事なのだ。難しいと思われていた哲学(愛智学)を、池田さんが咀嚼したというか、翻訳したというかなのである。またそれは単に西洋哲学を分かりやすく翻訳したのではなく、禅的な日本的(前日本的?)思想を語っているのだと思う。結局、ソクラテスの時代から本質というものは変わっていないということなのだろう。要するに「考えろ」ということなのだ。
備忘録的に
正義と嫉妬の倫理学の項:ソクラテス;僕のみるところ、人が猛然と嫉妬するのは、男の場合、金と出世とセックスだ。女の場合は、容姿、容貌、よい結婚だ。人はこれを絶対に認めない。しかし、これが異性同士の場合だと、すんなり認められることをみると、やっぱり原因はそのあたりにあるのかな。なんか、情けない話だな。中略。正義と倫理が嫉妬の別名なんだ。今や人は、堂々と人を責めるられる、「けしからん」。嫉妬の怒りは正義の怒りとなって、世に正当な場所を得ることになるわけなのだ。


さよならソクラテス
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さよならソクラテス (新潮文庫)
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Oliver’s Story (続ある愛の詩) DVD 1978  1500円


最愛の妻ジェニーを白血病で亡くし(ある愛の詩のオリジナルでは白血病とは言ってなかったとは思うけど)、弁護士という仕事にのめり込むという方法でしか自分を生かしていられないオリバー。カウンセラーに相談し、スポーツをまた始めるようになる。
セントラルパークで偶然出会った女性、恵まれた環境で育ってきたオリバーと同様な出自な彼女との新たな生活が始まったように思えたが。
60年代から70年代 資本家と労働者という文脈を映画の中に取り込みたかった様にも思える。勝ち組と負け組、収入格差は有史前からあるのだろうが、オリバーが父親と和解することとジェニーとの想い出の昇華が何か当時のアメリカの悩みを象徴しているように見えた。2009年の今、アメリカは当時より進歩発展しているのだろうか?幸福なのだろうか?もちろん同じ問いは日本にも当てはまるのだけれど。PAN AMが飛び、香港空港には伊勢丹の広告、夜景にはソニーや家電メーカーのネオンが光っていた。


続 ある愛の詩 [DVD]
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退職金不要

県職員減でも人件費減らず団塊世代の退職手当増 : 山梨 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
仕事してない爺さんに退職金を出すのを止めればよいんですよ。民間との退職金格差も問題だし。もちろん国家公務員も同様。
爺さん職員と同じ仕事している若い職員の給料はどんどん安くなっている現状をどうかんがえるんですかね?民間なんかほんと血の出る思い(もう血すらでないの声あり)なのに。
早いとこ仕事しない爺さんを止めさせて、若い職員をふやすのが最もよい雇用対策ですよ。
早いところ全員の就業評価した方が良いよ、知事さん。
若い連中が社会を作っていくんですよ。

Love Story (ある愛の詩) DVD 1970 1500円


この映画を見たのは高校一年と3年の時だったろうか。もう30年以上前である。
初演ではなく(まだ小学生)、2本立てとか3本立ての時に見た。そして2009年の9月にまた見ることが出来た。
強烈に記憶に残るシーンがある。雪の中で二人が戯れるシーン。
高校時代、雪の日の校庭で下級生のカップルが楽しそうに戯れていたシーンとオーバーラップするのだろう。高校3年の冬、窓から僕は校庭を眺めていたのだった。
Love means never having to say you are sorry.
ずっと間違えて覚えていた。Love is never saying to say “sorry”. だと。

インターネットも携帯電話もない時代、はたして不便だったのだろうか、不幸だったのだろうか?富と貧という現実の中で生きざるを得ない人々、幸福という価値観は時代とともに変わるのだろうか?進歩とか発展という文脈の中で。

現実の日々にはBGMは流れない、だかフランシスレイのメロディーはなぜかこの物語にはやはり必須なんだと改めて感じた。
また何年か後にきっと見るのだろうと思う、この詩を。


ある愛の詩 [DVD]
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シンポジウム:人と川 そのつながり−ヤマメ湧く川は今−

シンポジウム:人と川 そのつながり−ヤマメ湧く川は今−のご案内 - サンル川を守る会 Information - Yahoo!ブログ


北海道の方はいかがでしょうか?
残念なが北海道は来週なのだ。。。。。

淀川の宮本さんも話されるようです。

以下案内より
川は、人に水や魚などの恵みを与えてくれる一方、洪水を引き起こします。太古から人はそのような川と向き合い生活してきましたが、治水技術の発達や生活様式の変化に伴い、人と川の関係が疎遠になりつつあります。
今、私たちに求められているのは、人々が川を身近に感じ、その怖さや恩恵を知ること、そして、川がもたらす豊かな自然環境を財産として後世に引き継ぐことです。
このような人と川との関係について造詣の深い方々にご講演いただき、具体的に道北のサンル川をとりあげ、人と川との共存について考えてみます。是非、ご参加ください。

シンポジウム:人と川 そのつながり−ヤマメ湧く川は今−

■日時:10月3日(土)10:30〜16:30 
■場所;旭川サンアザレア(旭川市6条通4丁目;勤労者福祉会館隣)
    TEL(0166)26-1304
    JR旭川駅より;車 約10分/徒歩 約30分
■資料代;500円
■プログラム;
開場 9:30 開会 10:30 あいさつ:平田一三(旭川・森と川ネット21)趣旨説明:佐々木克之(北海道自然保護協会)

第一部:川の魅力:10;40〜12:10
座長:山田直佳(日本釣振興会北海道地区支部)
森と川と人のつながり−北海道の川の特徴と変貌−・・・中村太士(北大教授):10:40〜11;40、
サクラマスの魅力:卜部浩一(道立水産孵化場):11:40〜12:10
昼食休憩:12:10〜13:00

第二部;人と川 13:00〜15:00
座長:寺島一男(大雪と石狩の自然を守る会)
川に生かされる−淀川からの発信−・・・宮本博司(株式会社樽徳商店代表取締役、前淀川流域委員会委員長):13:00〜14:00
素晴しきサンル川・・・宮田修(下川自然を考える会):14:00〜14:20
名寄川の治水を考える・・・出羽寛(旭川大学名誉教授、元天塩川流域委員):14:20〜14:40
地方財政とダム・・・山城えり子(環境ネットワーク旭川地球村):14:40〜15:00
休憩:15:00〜15:10

第三部:総合討論−人と川との共存を考える−・・・15:10〜16:30
座長:佐々木克之(北海道自然保護協会)・宮田修(下川自然を考える会)

主催:シンポジウム実行委員会
下川自然を考える会、サンルダム建設を考える集い、名寄サンルダムを考える会、サンル川を守る会、北海道の森と川を語る会、環境ネットワーク旭川地球村、大雪と石狩の自然を守る会、旭川・森と川ネット21、社)北海道自然保護協会
協賛:パタゴニア日本支社、秀岳荘
後援:財)日本自然保護協会、パタゴニア札幌、朝日新聞旭川支局、水源開発問題全国連絡会

ヒトラー“最期の12日間” DVD 2006

長男ライブラリーより

ベルリン陥落までの12日間を秘書の眼を通して捉えている。原題は違うらしい(転落 Downfall 英訳はドイツ語に忠実だそうです)。
ドイツ語で作られているのでより現実的に見えます。また史実にそれなりに基づいて作られているようです。時に部下に優しいヒトラー、そして狂人にも思えるヒトラー。人が人を動かす、作り上げられた階級制度、地下壕での饗宴、自国民をも殺していくナチス。
どこか日本の軍部にも似ているのではないでしょうか。戦争という仕事を作り出し、国民を巻き込んで地獄へと導いていく。佐藤優さんが書いていたと思う、全体主義とかいうのは、時間が過ぎ、過去を振り返って、あれが全体主義だったと認識されるのだと。
10年後20年後に2009年を振り返った時に、その全体主義の芽がそこにあったということにならないで欲しいと思った映画である。




ヒトラー~最期の12日間~スタンダード・エディション [DVD]
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週末

土曜日
招待状には11時開始の結婚式 おそらく1時間遅れだから12時頃にホテルを出ればOKだとお思い、前日に確認。12時には始まっていると言われる。

しょうがないから11時半に出て12時頃到着。

教会は人が沢山来ているがまだまだ始まりそうもない。やっぱりね。
12時半に始まる。大音響なのが堪りません。
唄を歌ったり、祝辞を述べたり、一度外に出て写真撮影したり。
それで3時。
その後にケーキカットの予定等があったが、さすがに逃亡(笑)
結局5時過ぎくらいまでやっていたそうな。
当然翌日の日曜日もセレモニーは続く訳ですが、パス。

京の着倒れでしたっけ?こちらもセネガルの着倒れってのあるのですが
この地も女性のおしゃれは同じでして、カラフルなのであります。
画像は後日。
同僚は1昨年だったか奥さんを亡くし、新婦は初婚らしい。
まあめでたいのでご祝儀は奮発しておいた。

結婚式の逃亡後は食糧調達のためにショッピングセンターへ
いつもは土曜日の9時開店と同時に行くのだけれど、夕方の4時近くに
到着。
いや〜驚いた。若い連中がおしゃれしてたむろしまくり。
ただ、うだうだと話しているんです。そんな訳でショッピングモールの
通路はもうまっすぐになんか歩けません。
腹も減ったので、レストランへ。
少し高め(かなり高い?)な設定なので人はまばらで
1人寂しくステーキなどを頂きチップ込みで30セディ支払う。
(30日分の昼飯代だな(笑)最近はもうちょっと高い昼飯ですが)

スーパーマーケットの中もいつもの10倍位の人なんですが、レジは閑散。

そんな土曜日でした。
ちなみに日曜日は部屋にこもって読書、DVD三昧でございました。

人混み嫌いなおいらとしては、土曜日の夕方は出歩かないが一番だと
悟った週末でありました。

釣り浮雲 根深誠 つり人社 2003


根深さん(1947−)と言えば白神山地の青秋林道計画を止めた人だと思う人が多いのかもしれない。もちろんその白神山地での活動は今も続いていて、入山規制に対する怒りは全く同意するところである(あとがきでも吐露している)。しかし本書は“釣り”なのである。
これがもう一つの(まだ沢山、根深さんの肩書と言われるものはあるが)根深さんの生きざまなのである。「みちのく源流行」「旅愁の川」などは釣り人にとってはたまらない作品である。さて本書であるが2002年までの足掛け3年間に訪れた日本国内の釣りの記録である。しかし単なる釣りのエッセイではない。もちろん釣りのハウツウ本ではない。根深さんの芯となっているであろう数々の書籍が何気に散りばめられている。そして、根深さんもやっぱりこの本を読んでいたんだと思うと嬉しくなり、知らない本が出てくれば、これは読まないと心に決めるのである。たとえば「北帰行」「愛をもて渓魚を語れ」なんかが出てくるし、山本素石とのテンカラ竿の握りの太さのやり取りなんかは楽しい。
ただ、根深さんは酒に飲まれてしまうようだ。これまで脳梗塞1回、下血4回で入院していると語っている。是非ともご自愛いただき、後身の者へさらなる指導を願いたい。
備忘録として
私は故郷の山河、白神山地における林道建設反対運動を立ち上げ、多大なる犠牲を払って戦い抜いたことがあり、いまだにその問題にかかわっているが、その経験をふまえていえば、ふたつの異なる生活や人生を等価値でつなぐ回廊を構築することで、過疎や自然環境の問題がよいよい方向で解決されるはずである。たとえば自然保護という言葉でも、双方の生活や文化、価値観の違いで自然に対する認識も概念も違うのであり、この相違が理解されなければ自然保護は偽善に陥り、その内実、破壊する側の論理に組み込まれることになりかねない。ありていに述べれば、都会の自然保護と田舎の自然保護は同列に論じることはできない、ということである。


釣り浮雲
釣り浮雲
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東北の山旅 釣り紀行 (中公文庫)
東北の山旅 釣り紀行 (中公文庫)
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旅愁の川―渓流釣り紀行ベストセレクション (渓流釣り紀行ベストセレクション)
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白神山地 ブナ原生林は誰のものか
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北の山里に生きる―みちのくの自然と人生
北の山里に生きる―みちのくの自然と人生
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読者は踊る 斎藤美奈子 文春文庫 2001


読んだのは2004 5刷 初出 1998 単行本

初めて読んだ著者。いや〜凄い。書評というものはこうあるべきだなと思った次第。
単に本を一冊読むと言うのではなく、関連する書籍をしっかり読み混んでから切り込んでいきます。斎藤美奈子(1956−)さんは、略歴から見ると文系畑なんです。でも、理科系書籍に対してもバッサバッサと切り刻みます。そしてそれが小気味よいのです。
一体どのくらい本を読んでいるのかと思える位の読書量。一時、知の巨人は立花隆さんだったように思いますが(本書の中でも、立花さんをバッサリと?切っていて気持ちよい)、斎藤さんも、それに劣らない知の巨人の様に思えます。立花さんの書評本(ぼくはこんな本を読んできた)も読みましたが、斎藤さんのこの本の方がインパクトが強いですね。
また、こんな指摘が気持ち良い「芥川賞・直木賞とは何なのか。選考委員が全員作家である(批評家がいない)点に注目したい。つまり両賞は、新しい作品を見きわめて励ますたみのものではない。新人作家の中から自分たちの仲間に入れてやってもよさそうな人材を一方的にピップアップする、一種の就職試験なのですよ。選考委員はいわば文壇の「人事部」で、だからこそ受賞予備軍の人たちが結果に一喜一憂したり、以下略」「地域格差なんて半端な言葉をつかっているから、事態が曖昧になっちゃうのだ。これはつまり「国内南北問題」「国内植民地問題」なんだから、地方分権や地方文化を話題にするなら、ちゃんとそう認識した方がいいぞ」
解説で米原万里が書いているが、本書では253冊が毒に満ちた牙と鋭い舌峰に弄ばれると。
新聞とかの書評を読んで、買ったり、図書館で本を借りたりしても、時間を無駄にしてしまったと思う事がありますよね、今度からは斎藤さんの書評を読んでから読む本を決めた方が良いのかと思った次第。


読者は踊る (文春文庫)
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読者は踊る―タレント本から聖書まで。話題の本253冊の読み方・読まれ方
読者は踊る―タレント本から聖書まで。話題の本253冊の読み方・読まれ方
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謎だらけの記事

連続窃盗:“睡眠薬窃盗”相次ぐ 女子学生被害−−富士河口湖町の旅館・民宿 /山梨(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
他紙にも記事が出ているようですが。
おかしくない?
なんで今頃記事にする?夏休みが終わったから?それまで観光イメージを落とさないために隠していたんだったら。。。報道規制?

女子中学生が金をそんなに持っていると思うのだろうか?

5月から犯罪が起こっていて同一犯であろう犯人を特定出来てない?

この周辺って色々書けない事が多いそうですね(知人に聞いた)。

まあこれは書いても問題ないと思うけど、ブラックバスを遊魚指定して
バス釣りメッカにして、果ては漁協の不正。
富士山を世界遺産にしようとすると、また色々と観光業の皆さまが茶々を入れる。せっかくの自然をどんどん台無しにしていく。
銭儲けの為の世界遺産なんか全然いらないのである。バス釣りボートもモーターボートもいらないんだよね。

民主党になって少しは変わるんでしょうか?

引用
◇合宿の女子学生被害
 富士河口湖町の旅館や民宿に部活動の合宿で宿泊した県外の女子中学生や女子大学生の部屋から、現金などが盗まれる被害が相次ぎ、一部の被害者からは睡眠薬の成分が検出されていたことが分かった。富士吉田署は、睡眠薬を使った連続窃盗事件とみて調べている。
 捜査関係者によると、窃盗の被害は、5月上旬から8月にかけて数件あった。現場はそれぞれ違う旅館や民宿で、いずれも1室だけが被害に遭った。その部屋のメンバーが起きてこないことを不審に思った関係者が部屋を訪れ、部屋が物色されていることに気付いたケースもあるという。
 いずれも被害者に事件当時の記憶はなく、意識障害を起こして病院で治療を受けた被害者も数人いる。複数の被害者の尿から睡眠薬の成分が検出された。
 富士吉田署は、手口が似ていることから、同一犯の可能性もあるとみて捜査している。

あのこれだけじゃねんじゃね?

ミス発生分の残業代は17万円

あまりのおバカさにたまげます。
ミスをしても、お金が支払われる。
不可抗力でもなく。
ちなみに山梨での開票が遅れて、中央にも影響したはずです。ですから実質的には中央の選管にも残業代が付いたのでしょう。
まさに、お役所仕事とはこのことです。
適当に謝って金をもらう。こんな事が許されているんですね。

見立たず、休まず、働かずの、”3ず”の見本だね。
サービス残業している人たちは何とも思わないのかね?
そういえば、残業しなくても残業付けていた人も某県庁には
居ましたよ昔。酒飲んで議会対応とか言って残っている連中もね。

あ〜あ、やんなちゃった、あ〜あ、驚いた(もう驚かないけど)

それにしても頑張っているね、この記事書いた記者。
頑張れ!

瑠璃の海 小池真理子 集英社 2003


初出 小説すばる20031月−7月

やはり、「死」が題材なのだろう。小池さんの作品の多くは死が題材の様である。それもどちらかと言えば非現実的な、しかし身近に起こりそうな仮想現実とでもいうのだろうか。

バスの事故で夫を亡くした女、娘を亡くしたバツイチの小説家、その二人がバス事故の遺族会で出逢い、結ばれ、終末を迎える。400ページを超える作品である。
ネタばれになるので、結末は書かないが、どうも違和感があるのである。これはもちろん個人の価値観であろうが。文章から映像がすぐに想像されるような上手な進行であるから、読者を物語の中に引き込む。だから読者のその時点の心の天秤の傾き具合で主人公に同化したり、ありえそうな話として読み流せるのかもしれない。自分の場合は後者であったけれど。


瑠璃の海
瑠璃の海
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瑠璃の海 (集英社文庫)
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異端の夏 藤田宜永 講談社文庫 2004


初出 2001

藤田さんの恋愛サスペンス。読みだすと止まらない。
少年失踪事件、それを取り巻く欲望渦巻く大人社会。軽井沢を知り尽くした藤田さんが、季節の流れを、読者の眼に映像化させてくれる。
事件を通じて情を交わす男女、そこには社会通念上許されないであろうモラルという壁が存在する。果たして道徳とか倫理が人を幸せにするのか。そんなことまで綴っているように思えてならない。


異端の夏 (講談社文庫)
異端の夏 (講談社文庫)
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酒税の問題?

asahi.com(朝日新聞社):白・紫・琥珀色… 個性的ベルギービール、輸入5年で倍 - ビジネス・経済
決してベルギーではビールが高い訳ではありません。スーパーなどに行けば水やコーラなどより安いビンビールが売っています。ケースごと買いこみ、飲み終えたらビンの入ったケースごとスーパーの引き取りコーナー?のベルトコンベアーに乗せれば瓶代とケース代が戻ってきます。まさにリサイクルです。もちろん缶ビールもありますが、メインは瓶です。
さらに街角のカフェでもビールは高くありません、もちろんアルコール度数の高いものは高かったと思いますが、アルコール度5%程度のものは確かコーラやミネラル水と同じでした。
VATが20%を超えていたと思うので、どうなんでしょう?食糧にはVATはかかりませんでしたが、ビールもかからないのかな。

日本でベルギービール等が高いのは酒税のせい?
美味しくて安いベルギービールを皆さんに飲んで欲しいものです。
個人的に一押しは、研究所のあったアントワープの地ビール デコーニックですね。もちろん生です。オランダで飲んだのが2.1ユーロ(2006年)
なので、田舎なカフェならもう少し安いでしょう。

With you 小池真理子、岩井志麻子、坂東眞砂子etc 幻冬舎 2004


2002−2003日刊ゲンダイに掲載

12人の女性作家によるリレー形式による短編
宇能 鴻一郎風に言えば、「おじさんは、すごく困ってしまったんです、もうこんなになってしまったんです」
日本の女性作家がここまで性愛表現をしてしまうんですね。おっとこれは間違った先入観念かもしれません。男と女がいるのですから、その間に性が絡むのはあたりまえですね。
小池真理子さんの本を読んで、この本も入手したわけですが、いや〜本当に凄い。
小説の中に散りばめられる性愛でなく、性愛の中に散りばめられる小説って感じです。
川上 宗薫、富島 健夫なんていう官能小説作家を昔読んだことがありますが、女性が書いた官能小説は読んだ事がありませんでした。
枯れかかっている中年おやじには刺激が強すぎるかもしれません。


with you
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DVね〜、よくわかりません

asahi.com(朝日新聞社):DV相談窓口、生理用品に記載して…長男失った女性訴え - 社会
なんでも英語にすりゃ良いってもんじゃないと思うよ。
家庭内暴力ってのかい? 
オヤジにもお袋にもぶたれた事はあるけど、おやじがお袋を殴ったりすることは無かったな。さらに言葉の暴力も無かった様に思う。それなのになぜおいらが過激(言葉でですよ(笑))なのかが謎なのである。酒は大酒のみですが、暴れた事はないし(くだをまくことはあったが)、気を失うほど泥酔したこともない。
同窓会なんかで、×イチの女の子何人かに聞いたら、旦那の暴力が原因だと言っていた、結婚する前には分からないだろうね。
この記事にもあるように、自分に責任があると思いこんでしまう女性も多いのだろう。肉体的暴力は身体を傷つけるが、言葉の暴力は精神を傷つける。

昔だったら、共同体として女性を守ったのだろうが、最近の都市化(脳化)した社会では、親族や友人だけが頼りなのだろうか。
ますます生きにくい社会である。

Dancer in the Dark DVD 2001


長男のライブラリーより

遺伝的な視力障害から失明しようとしている移民の母親、その子供も同じ運命をしょっている。板金工場で働き、内職をして内緒で子供の手術費用を貯めていく。唯一の趣味はミュージカルを演じる事。そんな細々とした暮らしを支える隣人たち。だが金に眩んでしまう大家の警察官。そして殺人を犯してしまう母親。そして裁判へ。
人が人を裁くという現実、人種問題、そして見ることの出来ない孫を夢見ながら。。。。。
生老病死という普遍の中で起こる不条理、母と子の絆、なかなか見応えのある映画である。

そしてドキュメンタリーの様なカメラワーク、場面場面ではめ込まれるミュージカル。


ダンサー・イン・ザ・ダーク [DVD]
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お役所仕事、公務員制度改革

うっかりミス連発 見抜けず 甲府市選管
残業代が出る?
冗談でしょう。
関東地区の比例区の確定まで遅延させて。
民間でも、こんな場合残業代でるんですか?
左遷じゃね?
県庁も市役所も一度ガラガラポンした方がいいんだよね。
刑事罰位じゃないと首も切れないし、昇給も止められない。
民間人に評価させて、出来ない輩はお辞めいただくのがベストかと。
それにしても、珍しく御用新聞と言われるところが突っ込みを
入れましたね。(笑)

私とは何か 池田晶子 講談社 2009


死とは何か、魂とは何かと同時期に発売された、池田さん死後に池田の夫らが設立したNPO法人わたくし、つまりNobodyが編集したもの。
池田晶子(1960−2007)の文章のうち雑誌、新聞等に掲載されたもの、未発表原稿は13歳の時の文章と他一編のみ。
池田さんの著作に触れている人には物足りないというか纏まりがないと感じるのではないだろうか。少なくとも自分はそのように感じた。しかし買ってしまいます。
備忘録として
世論の心理というのも、仔細に観察してみると面白い。軽薄な尊大さの裏側には、小心な自己肯定が透けて見えないか。P65
人が老いに抵抗を覚える理由のもうひとつ、周囲の老人の姿をみるからもあるだろう。快楽を人生の価値と思い為し、ただ年をとっただけの無内容な人、そういう人ばかり見るからである。しかし、かっては、老いるということと、賢くなるということは、同義のことであったはずだ。人生の価値は、賢く生き、より賢い人間になることにあると、昔の人々は知っていたのである。P101




私とは何か さて死んだのは誰なのか
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Profile
鎌倉おやじ
趣味:イワナに遊んでもらう、菜園、読書、焚き火、ランタン

愛読人:内山節、池田晶子、養老孟司、山本素石、高桑信一、相田みつを、宮本常一、網野善彦、野田知佑、南木佳士、川上健一 佐藤優 内田樹(順不同)

夢:晴釣雨読で自給自足、在来魚保護 (最近釣りにはそれほど熱中してません、年のせいでしょうか)
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