おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

2009年08月

おくりびと DVD 2009

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見ていて思いました。
教会での納棺シーンもありましたが、基本的に
山岳信仰的な日本古来の死生観。
冬が来て春がくる、そしてまた冬。季節の回帰性の中に
人生の一回性がある。
しかし、魂は循環する時間の中で次の「生」へと確実に
繋がれていく。
それは人間だけのものではない。他の動物を食して成り立つ
人間世界を、フグの白子、フライドチキン、殺したばかりの
鶏の水炊きを食べるシーンが見事に写し出していた。
広末涼子が亭主の職業に対して「穢らわしい」と言うシーン、
そこに未だ解消されない日本の職業差別問題の根源を映している。

職業に貴賤なし。
舞台が都会であったならば、季節の回帰性は写しだせなかった
だろう。
そして、焼き場の親父がお棺を焼きながら言う
「行ってらっしゃい」と、それは山へ戻り、そしてまた姿を
変えて里に戻ることを当然として。
人間が動物の死や人間の死を隠そう隠そうとする昨今、
普遍である死を過剰に恐れ忌み嫌う。
死があるからこそ生があるのである。
動物を屠って食し生きている人間。先祖の生と死によって
受け継がれている自分を「死」を普通に知ることで認識
することが自分の存在をまた未来に繋げていく方法なの
だろうと思った。


おくりびと [DVD]
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年功序列 若者の反乱が必要なのである

年功序列の起源 - 池田信夫 blog
多くの若い人が不満を持っている。ただし過去において右肩上がりの経済成長が期待される時のみ若者は退社後に上司の悪口を言って憂さ晴らしをして、結局、その後自分も悪口を言われる上司になりながら、仕事に見合わない高給を手にすることができたのである。
やはりこの最も悪しき例は公務員であろう。もちろん国家の為に命を賭けるもの、地方自治体のために命を賭けるものもいるだろうが、残念ながらほんの少数であろう。
過去の経済発展が望めない今、労働組合がワークシェアリングを受け入れず保身のみに走る中、一番損をしているのは、公務員や民間企業における若手職員や社員、さらには当然派遣や非常勤職員なのである。
出来の悪いオヤジ達(俺もだな。。。)を排除して、幸せという生活が出来る社会にせねばいけないのではと思うのである。
以前いた某県なんて本当に酷かったですよ。今は少し良くなっているのでしょうかね?

公務員の”3ず”というのを教えられたのもその当時です。
目立たず
休まず
働かず

これで給料もらえるんですから。
止められませんよ一度公務員やると。
さらにアホな組合がありますから。

確かに生きる 野口健 集英社文庫 2009


2007年クリタ舎「確かに生きる 10代へのメッセージ」に加筆

アルピニストの野口が生きてきた道程。
いじめられ、いじめ、落ちこぼれ、そして植村の本で登山を始める。
そこには多くの人の出会いがある。すなわち他者との関係性の中で自らが
育てられていく過程。
登山、それも人を拒む様な高度の山々へ生死を賭けて挑む、そして仲間や
シェルパの死、シェルパの村の子供たちの貧弱な医療体制による死を
目の当たりにする。
エベレスト清掃に絡む橋本龍太郎氏とのエピソードは、男、橋本龍太郎を
見せつけてくれるし、自分が若干係わりをもった橋本氏となんらブレることのない姿である。
野口氏の真摯な態度が自然と回りの人々を魅了するのであろう。そして
その影には想像もつかない努力と苦労があると感じる。
高校時代イギリスの邦人高校を停学になり、一時期日本で右翼団体に入って演説した下りは面白い。そして当時イエメン大使であった父親がそれを
許し辞表を用意していたという。
そんな父親にならねばならないと思ったがすでに遅いのだ気がついた。

10代以外の方も読まれて損はないかと。

確かに生きる―落ちこぼれたら這い上がればいい (集英社文庫)
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確かに生きる―10代へのメッセージ
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チンパンジーとマラリア

悪性マラリア、起源はチンパンジーか(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) - goo ニュース
アフリカは人類の起源であり、霊長類の起源でもある。なので病原体の起源もアフリカであることが多いのだろうね。
いや〜やっぱりヒトよりサルの研究の方が良いな(笑)
最近つくづく思うのですよ。

NEW STRAIN of HIV?

BBC NEWS | Health | Scientists find new strain of HIV
これもどうかな?ハウステンボスの男さん他の皆さま

アフリカネタ ブックマーク

チンパンジーが“エイズ”発症か(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) - goo ニュース
どんなもんでしょうね?ハウステンボスの男さん、その他優秀な後輩の皆様。

たのしい不便 福岡賢正 南方新社 2000


もっと早く読めば良かった1冊。
福岡さんの本はいつも感動するというか、非常に勉強になり教えられる。
最初は「国が川を壊す理由ー誰のための川辺川ダムか」、その次が「隠された風景―死の現場を歩く」でした。
前著はタイトル通り、川辺川ダム問題を正面から扱っていて素晴らしい本です。隠された風景はまさに一般の人が目に触れない「死」の問題を多角的に扱っていて、自分は差別問題が未だにある食肉センターに関する項目に非常に興味を覚えました。
そして、今回読んだこの本ですが。本当にもっと早く読むべきでした。
でも今(2009年)に読んでもまったく色あせていません。
市場経済の中で欲望にまかせた物質優先主義によって、モノを得るために働いているヒトの姿が見えてきます。そして、そこに果たして幸せという文字が表現されるのか?
前半部分はそんな現状を福岡さんは自ら、無理はあまりせずに不便を楽しむことでレポートを書き綴っています。
自転車通勤、自販機を使わない、外食しない(弁当をつくる)、エレベーターを使わない、季節外れの野菜を食べない。そして自ら畑を借りで野菜を作り、田んぼを借りて、アイガモ農法でお米も作ってしまいます。
もちろん、完全に上手くいくわけで無いことを正直に吐露していますし、無理なことは無理だと白状しています。
そして特に感動したのは、娘さんがアイガモを自身の手で閉めて食すシーン。まさに屠して食すという当たり前の事を当たり前に(もちろん葛藤や悲しみはあるのでしょうが)行っている。
これは「隠された風景―死の現場を歩く」が背景にあったからこそ出来たのかもしれません。


さらに後半がすごいです。対談です
野田知佑、重松博昭、山尾三省、駄田井正、前原寛、森崎和江、歌野敬、内橋克人、吉岡斉、森岡正博、
山本哲史そして見田宗介。何人かしか知らないのですが、皆さん根っこが一緒なのが凄い。
備忘録的に記しておきます。
山尾:時間というものには二つの相がある。直線的に未来に流れていく進歩する時間、そして自然系の
時間という循環する時間 (内山節さんの時間の定義とほぼ同じでは)
駄田井:贅沢には2種類あると思う。文明的贅沢と文化的贅沢
福岡:豊かさの指標にGDPやGNPはなりえない(物々交換などは数字に表れない)
子育てに関連して
前原:時間とおなじように空間も無くなっている(自然がなくなって人工物で埋まる現状)
福岡:徒党を組む仲間も消えました。時間、空間、仲間、「間」がことごとくなくなっている。
前原:逆にモノばかりどんどん増える

消費のために働いている(働かされている)消費者と生産者の関係をもう一度見直して、真に豊かな生活とは何かを考えてみるのには十分すぎる本だと思います。
すでに本書の中でワークシェアリングの事も書かれていますが、未だに労働組合等の反対で実現しないのは残念でありません。

後書きは泣かされます。ネタばれになるので書かない事にします。他者との関係性の中にある不便が実は幸せを教えてくれるのです。



たのしい不便―大量消費社会を超える
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国が川を壊す理由(わけ)―誰のための川辺川ダムか
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隠された風景―死の現場を歩く
隠された風景―死の現場を歩く
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アムステルフェン

西アフリカに帰る途中
トランジットで1泊せねばならず、無理を言って古い知人の家に
泊めていただく。
これで3回か4回目。

いつ来ても綺麗(住人も環境も、ヨイショ(笑)
アパート?の色も高さも街の基準があり、整備も街が行う。
賛否はあるのだろうけど、何処かの国の欲望だらけの都市計画より
断然よいだろう。

知人はすでにオランダ歴26年とか。
オランダ語、英語を操る、息子さんは我が家の娘と同じ18歳、イケメンで
多才。日本語、英語、オランダ語、きっとフランス語も話すのだろう。

知人のご主人がオランダ人なのだが、もっかフランスに山小屋を作ることに
燃えている。確かにオランダには山岳はないかな。
敷地の中に沼がある。なんとスケールがデカイことか。

家の中のセンスはもう、勝ちようがないくらいである。
質素な中に文化の高さを感じるのである。

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良い記事だ〜〜〜

記者の目:獣医師 重い責任、低い認知度=奧野敦史 - 毎日jp(毎日新聞)
全文引用しても怒られないだろう。素晴らしい記事である。
ただ、獣医師は研究職にも非常なマイノリティーとして存在しているのでもある。笑)
昭和53年から、そう、おいらの年から獣医は6年制になった、しかし定員等は増えていないんじゃないかな。
その後薬剤師も6年制になった。
もちろん定員を増やせばよいというわけではない。また獣医に特権が出来るのもよくない。
動物好きが動物のために働く環境が出来てこそ、人獣共通感染症というグローバルイシューに立ち向かえるのだと、メスも握れない資格だけ獣医のおやじは思うのである。

以下引用
記者の目:獣医師 重い責任、低い認知度=奧野敦史

 驚きの連続だった。全国のさまざまな職場で働く「獣医師」に焦点を当て、自治体へのアンケートと現場取材をもとに、「安心の番人」(7月15〜19日、東京本社版など)を連載した。都道府県の約半数が獣医師職員の確保に苦慮していた。「驚き」の理由は獣医師の職域、責任の想像以上の大きさと、その事実の認知度が低いことだ。獣医師は私たちの食と健康を縁の下で支えている。今、具体的な人材確保策を打ち出さねば、近い将来、日本の社会は大きな混乱に見舞われるだろう。

 獣医師と聞くと、多くの人はペットの犬や猫を診る仕事と思うだろう。全国で約3万6000人(06年)の獣医師のうち、約1万3000人がペットなど小動物臨床に携わる。牛や豚などを診る産業動物臨床が約4200人。公務員獣医師が約9100人。製薬企業や研究機関で働く獣医師もいる。いずれも獣医師国家試験の合格者で同じ資格だが、近年、ペット獣医師が急増し、公務員獣医師や産業動物獣医師は減り続けている。これが見過ごせない問題だ。

 私が初めて獣医師を取材したのは01年9月、BSE(牛海綿状脳症)が国内初確認された時だった。次が04年の鳥インフルエンザ発生時。その時点では動物の病気だ。「動物を診る医師」の獣医師が乗り出したという認識だった。

 しかし今回、獣医師の職域が単純な「動物の医師」にとどまらないことを知った。東京の卸売市場では野菜や果物、水産加工品まで、食卓に並ぶほとんどの食品の安全確認に獣医師の目が光っている。異常を見つければサンプルを持ち帰り、農薬や添加物などの検査をする。熊本の山あいでは、産業動物獣医師の開業医が12年間、ほぼ無休で牛の健康を守り続けていた。「安全な食肉を供給することで、日本の食文化を守っているという自負がある」。彼の言葉が耳に残る。レストランで起きた食中毒の原因を突き止める仕事にも獣医師がかかわっている。動物を介してうつる人間の病気「人獣共通感染症」の制御も役割だ。

 感染症患者を診察するのは医師だが、予防や感染拡大の防止、感染経路探索には、動物の中で病原体がどう振る舞うかという獣医師の知識が欠かせない。今春の新型インフルエンザでは研究、対策の一翼を担った。人獣共通感染症対策に獣医師が加わるのは、動物を治すためではなく、人間の健康を守るためだ。

 こうした感染症や食品衛生など人の健康にかかわる公衆衛生分野の獣医師は大半が都道府県などの公務員だ。そのなり手が少ないのはなぜか。私は自治体が獣医師の重要性を正確に認識していないか、認識してもそれに見合う待遇をしていないからだと思う。

 私たちの調査では、人材難の理由について、42都道府県が「ペット獣医師として開業する方が人気」、21都道府県が「給与が安い」と答えている。実際、公務員獣医師の待遇の悪さは明白だ。特に同じ6年制大学を卒業した医師職の公務員との給与格差はすさまじく、40代の平均月給で最大50万円の差がある。

 ここ10年、人獣共通感染症の猛威が世界を席巻した。結果、9割以上の都道府県が獣医師の負担増を訴えている。そんな中、魅力ある就職先にするには、やりがいと重責に見合った待遇が必要だ。

 さらに、全国16の獣医学系大学の定員増を提案したい。調査では「定員増を望む」が23、「望まない」は18で、都道府県の意見は割れた。

 農林水産省の審議会は07年、「獣医師の需給に関する検討会報告書」を出した。2040年までの獣医師需給を予測し、産業動物獣医師の不足を指摘したが、原因はペット診療への獣医師の偏在とし、大学定員には触れていない。

 しかし報告書には問題がある。公務員獣医師について「行政のスリム化のため公務員の定員増は見込みにくい」という理由で、単純に06年当時の公務員獣医師の実数を今後30年間の必要数にしている。

 01年のデータでは、ヒトに感染する病原体1415種のうち868種が人獣共通感染症だという。特に新たに発生する「新興感染症」は、75%が人獣共通感染症。SARS(重症急性呼吸器症候群)や新型インフルエンザがその典型だ。世界中から食料が輸入され、飛行機で感染症が即座に拡散する現代。その対策業務が今後減るとは考えられない。私たちが健康に暮らすため、感染症と食品の監視業務は不可欠だ。これを担う獣医師は必要に応じて政策的に増やすべきで、行政のスリム化とは別問題だろう。

 過酷な条件で働く産科医や救急医の待遇改善は多くの悲劇の後、ようやく始まった。医師に比べ獣医師の仕事は地味で、多くの人の目に触れにくい。私たち自身のために必要な人材と認識し、獣医師をめぐるさまざまな環境改善に即、取り組むべきだ。

たき火の缶詰

役立つ:たき火の缶詰 おがくず再利用、2〜3時間燃焼 - 毎日jp(毎日新聞)

面白いというか、今まで無かったんですね。こういう非常用アイテム。もちろん他の燃料を使った(ガスや液体燃料)ものはあったのでしょうが。


これ、森林組合で作っているんです。記事にもありますが
ホームページはこちら。
キャンプ場もあるようですね。
森林組合って可能性沢山ありますよね。
Profile
鎌倉おやじ
趣味:イワナに遊んでもらう、菜園、読書、焚き火、ランタン

愛読人:内山節、池田晶子、養老孟司、山本素石、高桑信一、相田みつを、宮本常一、網野善彦、野田知佑、南木佳士、川上健一 佐藤優 内田樹(順不同)

夢:晴釣雨読で自給自足、在来魚保護 (最近釣りにはそれほど熱中してません、年のせいでしょうか)
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