おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

2008年11月

時代遅れ?

ニュースで0系新幹線の引退を報じていた。
コメントの中に「時代遅れ」と言う文言があった。
時速210キロだった当時、今は300キロだと言う。
40年間で90キロ時間当たり早くなったそうだ。

宮本常一が言った。
「進歩とは何なんだろうか、これまで自分は発展と言ってきたけれども、発展とは何なのだろうか、進歩という名のもとにわれわれはじつにたくさんのものを切り捨ててきたのではないか」「切り落とされてきたものの中に非常に大事なものがある」

時代遅れは負なのだろうか?
モノや貨幣が果たして本当に「幸福」を導くのだろうか。
同じ季節が回帰する、その文脈の中でゆるく生きる人生も良いと
市場経済ボケしたオヤジは考えている。

ラーメン

大阪の夜
jsさんが教えてくれたラーメン。
2次会のカラオケを終えて将来のウイルス学研究を担う若人らと。

本当に旨かった。

でも皆そろそろ体が痛み出しているのが気になりますね。
ご自愛ください。

サイカサイカ2

バカラで夢と飲む5

水曜日から金曜日まで学会なるもので大阪
水木と痛飲し金曜日の夜は新宿
御世話になった若人達が宴を開いてくれた。
ジジイになると少々の事では驚かないのだが。。。。

ただのバカラのグラスなら、高価なものを有難うなのであるが。。。。

これにはやられた。

どうも有難う。

安い酒もこれで飲めば世界一の酒となる。

DREAM FOREVER!

夢夢2夢3夢4

ハイビスカス

ちょっとピンボケ(だいぶだな。。。)

冬を越してくれたハイビスカスがまだ咲いてくれる。

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庭のバラ

手入れも真剣にしていないのに咲いてくれる。
ありがたいことである。

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自死という生き方 須原一秀 双葉社 2008

本が好きぷろじぇくとから献本

どのように感想を書くべきが悩む。
自殺を肯定するための哲学者の本なのであるが。。。。。
三島由紀夫、伊丹十三そしてソクラテスを例にあげる。

老化と自然死を嫌って自殺する人は、まさに老化と自然死だけを否定したのであって、人生全体を否定しているわけでもないから、厭世主義者でも虚無主義者でもない。と書き、また何人かの友人には自死に関して知らせていた。

多種多様な人が居ることは良い事であるが、自分自身はこの様な生き方は出来ないと思うのである。

もちろん自分の意思に関係なく老人と化した場合に、延命措置が取られスパゲッティ症候群などと言われるように管だらけにして生きながらえることを良しとはしないが、だからと言って一人自死する態度は家族という共同体としての生をどうとらえるのだろうか。

あまり読後が良い書ではないのは間違いない。


自死という生き方―覚悟して逝った哲学者
Amazonで購入
書評/宗教・哲学

さよなら渓谷 吉田修一 新潮社 2008

図書館本

タイトルに釣られて読んでしまった釣り人です。(笑)
吉田さんが芥川賞作家と言うのも知りませんでした。
さらに内容は釣りには全く関係のない、犯罪、男女関係、人生と言う文脈の生き様を綴っています。
ネタばれになるので内容は記載しませんが、文章は非常に上手く、物語の展開が非常に滑らからに進み引き込まれていきます。
ただ、読み終えた時に心の疲労感とでもいうような空気に包まれてました。
これも事前に吉田さんの作品を読んでいれば回避出来たのかもしれませんね。

さよなら渓谷
さよなら渓谷

結局林業じゃん 生物の多様性と人工林の謎

森の動植物園づくり:温暖化防止にも効果 林野庁が指針 - 毎日jp(毎日新聞)
単なる疑問。文中の「適切に間伐すると地表に光が届き、下草が生え、昆虫や小動物が生息し、ワシなどの猛きん類も訪れるようになる。」散々に林業目的だけ人工林にした場所(これを森とよぶのがおかしいが)に動物が戻る??生物多様性を無視して人工林にしたんじゃね?
林野庁ってますます要らないと思うのである。
林業保護と森林保護は文脈が全く違うことを我々は知るべきである。
ビジネスとしての林業を国や地方行政が行う必要性はないと思うよ。民間でしっかりやっているところ、あるいは直接助成で森林組合がやればいいんでしょう。食糧庁のように林野庁は必要ないのでは。

家族 南木佳士 文春文庫 2003

単行本は1999年

南木佳士さんは多くの肺がん患者さん等の死を見てご自身がパニック症候群や鬱になってしまった。その病の長い道のりが終わりかけた頃の作品なのだろうか。
タイトルでもある「家族」は、虚構の中の自叙伝もあるように感じる。
自身の生い立ちは既に多くの著作の中で書かれているが、本作品ではまさに家族を証言者として登場させてある種自虐的にも見える作品となっている。
逆にその自虐性が南木佳士という医師である前に男である弱さと優しさを存分に表出させている。単なる想像ではあるが、病み上がりのまだトゲトゲとして心象表現なのかとも思う。
信州という場所で佐久という自然と人々に生かされ生き抜く男と家族、そして多くの患者さん達。
ありふれた日常と風景がなぜか心を揺さぶるのである。

家族 (文春文庫)
家族 (文春文庫)

焚き火でダッチオーブン

7fe50e89.JPG午後から雨の予報(しっかり当たりました)だったので
朝から焚き火。
ダッチオーブンにサツマイモを入れて焼いた。
実家で出来た芋なのだが、今年は甘くないと聞いていた通り
あまり甘みが無い。
まあ、これはしょうがない。

勝間和代のインディペンデントな生き方 勝間和代 携書ディスカバー 2008

図書館本

読まず嫌いでした。
女性に人気な理由がわかります。
勝間さんの初期作品に若干手を入れての再出版のようです。
世の男性からすると、嫁さんや恋人には読ませたくないと思う人も多い事でしょう。
実に主張がクリアーです。
独立(インディー)していること(年収600万)、自慢できる良いパートナーがいること、年を取るほど素敵になること。
もちろん、努力なくして為しえない訳ですが、そこを勝間さんが丁寧に指導すって感じでしょうか。

食器洗い機、24時間風呂、衣類乾燥機はワーキングマザー3種の神器だと言うのもなるほどです。

いい男を見つけるためには負けを恐れるなと叱咤します。
確かに昨今、DVだのモラルハラスメントだの情け無い男が多すぎるのでしょう。そして男選びは最初の1回で上手くいくことはまずないと指摘しています。

そして究極のインディーは「いい男と恋をしながら自由に生きられる権利」だそうです。

ふと男として思うのです「いい女と恋をしながら自由に生きられる権利」もありかと(笑)

まあ、年収でなく心から尊敬できる異性や同性を見つける事がもっとも重要だとは思うのではありますが。

勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド (ディスカヴァー携書 022)
勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド (ディスカヴァー携書 022)

だらだらと連休

例によって庭掃除だの作業。当然腰痛
水道のパッキンを代えたり、先週使ったキャンプ道具を整理したり。
ホームセンターでランタンの無くなったネジを探したり、ガーデンシクラメンを買ったり。
あとは読書三昧。娘は友人宅でお泊りとか。

日曜日は家人が長男が月曜日に帰省するからと掃除。長男の部屋がカビだらけだと大慌て。朝一でまた作業、そして腰痛。
ちなみにオイラはハウスダストとカビのアレルギー。
そんな訳で体調不良。マスクをしても駄目なのでR.
その後ホームセンター、昨日買ったネジが間違っていたので再度探す。
二男は何やらペット用品を大量購入。
夕方も体調悪く、外で焚き火などして過ごす。
後は発泡酒でも飲んで過ごそうか。

さて最後の1日は何をしようかと。
ダッチオーブンで焼き芋で作ろうかな。

水になった村

4b05c5e5.JPG増山たづ子写真展 | コニカミノルタ
水になった村:徳山村
大西さんも撮り続けているが、故増山さんはこの村で育った。夫を戦争で亡くし。
HPより。増山たづ子さんは、2008年5月に完成した日本最大の徳山ダム(岐阜県)のため、水没した故郷、旧徳山村の記録写真を撮り続けた村の女性です。初めてカメラを手に取ったのは、1977年秋、60歳の時でした。ダムのために廃村が決まり、せめて記録を残そうとしたのです。すべてコンパクトカメラで撮った素朴な写真は、多くの人の胸を打ち、1984年、エイボン女性功績賞を受賞しました。「父ちゃんが帰ってきたら見せないかん」といつも話をしていました。戦場から帰ってこなかった夫が、万が一生還しても故郷はもうない。「せめて写真でみせてやりたい」と言うのです。願いはかなわぬまま、増山さんは2006 年、88歳で亡くなりました。あとには、7万コマのネガが残されていました。本写真展は、生前未発表だった作品を中心に選び直し、約100点を展示するものです。

パンドラ DVD

ライブドアからのプレゼントDVD

世紀の大発見は人類に何をもたらすのか?
研究者の科学的興味がもたらす光と影。
癌と言う病を消し去る事を研究のテーマにし、昇進も家族も捨て実験に打ち込む研究者。
マウスでの実験に成功した。
しかし治験への正式な手続きを取らぬまま暴走する研究者、そして癌マーカーが消失。
治験は成功するのか、そして研究者は神になるのか?
死という普遍に対する人類の飽くなき挑戦を人類はどの様に捉えるべきなのか。
次回作を期待したい。

今まで知りませんでした。なかなか面白いし立ち位置が良いですね

アイネット 山梨インターネット新聞
山梨出身者としては各主要新聞のネット版とサンニチ(山梨日々新聞)のweb版を読むくらいなのです。
出る釘は打つ(二度と出ない様に打ちまくるとも言う)的環境の中で育っている人が多いせいか、メディアすら右に習え的な報道が多い。
今回のワイン事件やワインだけを山梨の産業の様に取り上げる一部メディアをオカシイと思う人がいる正常さを見せてくれました。
2ch的匿名オンリーでないところも良いです。
折り合い(昔は居り合いと言ったらしい)をつける社会は決して慣れ合いの社会ではないはずです。
そういう文脈においても情報をオープンにしていく姿勢が大切だと思うわけであります。

The Soul of MBIRA 親指ピアノ

ハヤシエリカさんの親指ピアノの演奏に魅せられて
購入してしまった。
ハヤシさんもCDを出しているがアマゾンにはまで出ていない。
ご興味のある方はハヤシエリカで検索されてHPからご購入を。

音楽と言うのは単純であればあるほど奥が深いのかなと感じる。
そして魂に響く
僕をアフリカの村に、そして森に連れて行ってくれるようです。

《ジンバブエ》ショナ族のムビラ
《ジンバブエ》ショナ族のムビラ

週末のお仕事

655ccfe0.JPGほぼ毎週末のお仕事なのである。

未だ愛犬クロロは放浪中なのだが、このクロロの運動場と化していた頃に側溝を土をほじったりして埋めてしまった。
あまり気にはしてなかったのだが、ここが埋まってしまい、山からの水がはけないと、家がカビると言う事が最近判明(笑)

そんな訳で最近の週末は側溝の掘り返しなのである。
当然腰痛なのでもある。

今週末も当然まだまだこの作業が続くのである(笑)
すでにネコ車20杯くらいは土を出したと思う。

運動不足だから良いのであるが、メタボオヤジにはキツイのである。

もみじである

3d6fa463.JPG自然って凄い。

鎌倉 蒲田 相田みつを美術館

水曜日 
書類のために住民票を取りに近くの住民センター。
その後
長期出張に備えて歯医者さんで検診。
いきなり大事に。削られまくり。トホホ

今度は戸籍謄本を取りにJR蒲田へ。
久々に来たら、かなり駅も駅前も変わっておりました。
京急蒲田も大分変りましたが、以前住んでいた時とはかなりの変化。

時間が時間なので午前中は休暇にしてもらい、有楽町に移動

もう何度目になるのだろうか?相田みつを美術館
思わず立ち止まってしまう書がいたるところにある。
そして、自分の中の魂と折り合いをつける。

さらに現在、いわさきちひろさんの絵との同時展覧も行われている。

相田さんはお兄さん二人を戦争で亡くし、いわさきさんも戦争を経験している。

安曇野にある、ちひろ美術館にも是非行ってみたいと思う。

かまたかまた2あいだひとりしずか

ゆず湯

先週の土曜日

某早川町の某親爺様の家に伺った。
山に還って里を見守ってくれている魂にお線香という手段で連絡した。

帰りにゆずを頂いた。

焼酎に入れるのはさておき、贅沢に1個を半分に切って湯船に入れた。

おばあちゃんの魂が「風邪ひかんように温まれよ」と話しかけてくれた。

秋 紅葉

e59b0169.JPG先週の土曜日、ちょっと早川町にお出かけ。
大切に冷凍されていた熊肉を煮込んでくれた。超旨い。
やっぱり自然が育てた「生」を頂くありがたみだろう。
時間がなくて湯島の湯には入れなかったが、12月にはなんとか湯島の湯に入り一年を終えたいものだ。

山は微笑んでいた。

焚火フェチとしては。。。。

焚火カフェ:夕日見ながらほっこり 神奈川・横須賀 - 毎日jp(毎日新聞)

絵的にはいいですね〜。
自分は山の焚き火がメインなので、海辺って確かに興味があります。誰もいない浜辺で直火の焚火しながら酒を飲むってもいいな〜〜

誰かオヤジを海の焚き火に連れてって(笑)

本質を見抜く力 養老孟司、竹村公太郎 PHP新書 2008

図書館本

養老さんと国交省の河川局長をされた竹村さん(養老さんの卒業した栄光学園の後輩とのこと)の対談。
第6章神門(ごうど)さん1962年生まれ明治学院大教授を含めた鼎談を含む。
基本的に国交省に対する嫌悪感があることを表明しておきます。なので的確な書評ではないかもしれません。この嫌悪感はダムや河口堰等のこれまでの国交省のやり方に対してのものであります。ちなみに竹村さんは(財)リバーフロント整備センターの理事長との事。
第一章 人類史は、エネルギー争奪史
第二章 温暖化対策に金をかけるな
第三章 少子化万歳
第四章 「水争い」をする必要がない日本の役割
第五章 農業・漁業・林業百年の計
第六章 特別鼎談 日本の農業、本当の問題
第七章 いま、もっとも必要なものは「博物学」
竹村さんは長良川河口堰の責任者であった事を話され、公共の論理を十分住民に説明し対話したと述べています。
海を回復させるために必要なこと:竹村 ええ、私はずっと人間生活中心の開発サイドにいた人間ですが、いまは生態系を大切にする環境派と同じポジションにいます。環境をよくしなければ日本は生き残れません。特に河川、海岸、海域です。p147
林業に関して:竹村 そうです大企業が国民と協力して山林を管理してくれればいいのです。p153
事務次官は東大法学部ばかり:養老 環境省と国土交通省、これを「国土保全省」といった名前で一つにすることはできないでしょうか。防衛省の一部も入っていい。災害救助で絶えず出動しているわけですから。中略。 竹村 私は国土保全の仕事をしてきましたが、一般の日本人には、「国土」という概念は身の丈を越えていてついてこれない。p155

第六章は神門さんの著作「日本の食と農」を中心に日本の農業のまさに問題点(多くの既得権益者が決して触れてこなかった)をこれでもかといったくらい指摘します。そしてキーワードとしての「正直か、不正直か」by神門 「本気」by養老 最後に神門さんが「おこがましい言い方ですが、僕も含めてまじめに農業を考える人たちの指摘や意見は、その賛否を論じる以前に、指摘や意見の存在そのものが無視されます」と放ちます。

第七章 竹村 河川法の第一条に環境保全という目的を入れたので、行政は安心して環境事業ができるようになった一面があります。それまで環境に良いことをすると、「個人の趣味で税金を使うな」と言われかねませんでした。

第六章以外は竹村さんの自慢話で養老さんの意見と多々食い違っている。リバーフロント整備センターの理事長って天下りではないんですよね? 六章だけなら星5個ですが(笑)
本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー (PHP新書 546) (PHP新書 546)
本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー (PHP新書 546) (PHP新書 546)

北鎌倉の環境を守る人々

北鎌倉湧水ネットワーク : (北鎌倉)洞門山ニュース・1発刊!(2008.11.9)
小津安二郎の映画でも頻繁に出てくる北鎌倉、どうしても開発したい人がいる。多くの人が北鎌倉の駅に降りて郷愁感や故郷に帰って来た感じを持つのではないだろうか。東京駅から1時間かからないこの駅。
自然や環境を守ろうとする人達を心から応援したい。

日本野鳥紀行〈3〉関東・中部 (CD‐Books) (単行本)

う〜〜んいいですね。
自然の中に包まれているような気分になります。
いろいろな場所でいろいろな鳥たちが語りかけてくれます。
MP3プレーヤーに入れて通勤電車で聞くと、そのまま何処かの森に
行きたくなります。
部屋のBGMとして読書の秋でも良いかもしれません。
そしてバードヲッチングをして鳥の名前と声を覚えたい。

日本野鳥紀行〈3〉関東・中部 (CD‐Books)
日本野鳥紀行〈3〉関東・中部 (CD‐Books)

日本人の「死」はどこにいったのか 山折哲雄 島田裕己 朝日新書 2008

図書館本

おそらく時代が山折さんを必要としているのだろう。
まさに島田さんは聞き手というか教えを請う側に回り、山折さんの「知」と「経験」そして「覚悟」を聞き出している。
誰もが普遍だと認識する「死」それが身近で無くなっている現在に関しては養老さんが以前から指摘しているところであり、死なないと思っている人が多くいる。人生50年が人生70年80年となり、高度医療は生命と言う文脈だけにおいて生存を担保しているようだ。そして介護という新たな大きな死への助走路を作った。
本書では種々の宗教的考察、哲学思想的考察を通して「死」という普遍的真理をどのように受け入れる事ができるのかを読者に考えさせる。
一神教的民主主義と多神教的民主主義における死、和辻や西田における気象的差異による自然と死の関係等々。また般若心境の空でない、無や心の新たな解釈。
死への覚悟、死に支度、死は恐れるものなか?
本来脈々と伏流してきたであろう日本人の思想の中に実は「死」という普遍に対する答えが提出されていたにも関わらず、今を生きる人々の多くがその答えを忘れてしまったのか、あるいは忘れた振りをしているのだろう。

日本人の「死」はどこに行ったのか (朝日新書 (115))
日本人の「死」はどこに行ったのか (朝日新書 (115))

わだつみ平和文庫 パンフ

パンフレットをJPEGにしてみました。

言論の自由などを大上段に構え、歴史の一次資料にすらアクセスせずに陰謀説を説く自衛官のお偉いさんがいることを憂う。

わだつみ1わだつみ2

こんな日本でよかったね 内田樹 バジリコ 2008

図書館本

例によって内田さんのブログから編集者がまとめたもの。
1章 制度の起源に向かってーーー言語、親族、儀礼、贈与
2章 ニッポン精神分析ーーー平和と安全の国ゆえの精神病理
3章 生き延びる力ーーーコミュニケーションの感度
4章 日本辺境論ーーーこれが日本の生きる道
こんな流れで進むわけです。
出来の悪い中年オヤジとしては読めない漢字や意味が分からない言葉に翻弄されながら分かる範囲で読み込むしかないわけである。
今回のお勉強としては。
両論併記の適否の一定間留保、誤りから学ぶこと、「格差社会」とはいうのは、格差が拡大し、固定化した社会というよりはむしろ、金の全能性が過大評価さらたせいで人間を序列化する基準として金以外のものさしがなくなった社会のことではないのか、現代日本の家庭では「苦痛」が換金性の商品として流通しているのである、人生はミスマッチである、真の愛国者は決して「愛国心」などということばを口にしない、等々である。

こんな日本でよかったね─構造主義的日本論 (木星叢書)
こんな日本でよかったね─構造主義的日本論 (木星叢書)

燻製の季節?

管理釣り場でニジマスを仕入れて毎年燻製は作るのですが。
ちょっと見た地元のテレビで海産物の燻製を作っていました。

そして、オリーブオイルを塗ると良いと。
これは作るしかありません。

大船の安い魚屋さんでアジを仕入れ(確か8匹で500円)、半分は刺身でいただき、残りを開いて、塩をして、風乾、そしてスモーク。

スモークが強すぎたのかオリーブオイルの有難みがよくわかりません(笑)

でもビールのお供に良いと言うことが分かりました。
当然チーズは旨いよ。

スモーカーの割りにスモークするモノが少なすぎると思いつつ、次回は沢山スモークしようかな。

あじスモーカーくんせい

山梨でも見れますよ 相田みつを

詩人で書家の相田みつをさんの世界紹介
東京フォーラムの週末混雑を考えると、山梨の方がゆっくり鑑賞できるのでは。
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