おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

2007年08月

速水林業代表 速水 亨さんの考え方

分収育林と参院選が示す課題 : 風向計 : 中部経済 : 中部発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
よく数字に出るのですが、国土の約7割近くが森なのです。でも、その森にどの位の日本人が興味なり情報を持っているのだろうか。原生林あり人工林ありの日本の森。手入れの文化、共生共死の思想、山岳信仰など色んな切り口で考えてみてはいかがでしょうか。

なんて偉そうに書いておりますが、おいらも勉強中なんです。

熊本県五木村長の当選無効確定へ=弁論なく来月6日に判決−最高裁

地域・人吉・相良・五木の流域3首長が司法の場に〜川辺川ダム問題の今(5)
ダムが残したモノ。あまりにも大きな代償ではないか。さらに人間関係をもズタズタにし。
大西監督の「水になった村」が公開されている。徳山ダムに消えた徳山村。村だけが消えた訳ではな。村などという概念上の存在でない。人間、風習、文化が消えたのだ。愚か過ぎないか?人間達。

脇が甘いで済むんですかね。。。トホホな厚労省

asahi.com:厚労省前九州局長に車3台 補助金受給先が無償で提供 - 社会
岡光事件やその後の研究費不祥事、社保庁の年金偽装。いったいこのキャリアは何を見て、何を学んで来たのでしょうかね。何の利害も無い人に車をあげたり、新築祝いに百万単位の金をだすんだったら、交通遺児や災害に遭われた方に寄付しろよ。
中には志半ばでガンで亡くなり、香典を日赤に寄付した局長もいるのに。
国と言う概念上での存在は、その概念や掟を作り出す中枢の腐敗で崩壊が始まるのだろう。優秀なエリート(国のために死ねる)の存在は今はもうないのかもしれない。彼らは貨幣と言う概念に思想を委ねてしまったんでしょう。トホホ

日本住血吸虫症の治療だけではないですよ。

C型肝炎:撲滅を 専門医療機関選定に着手−−県の対策協、初会合 /山梨:MSN毎日インタラクティブ
確かにそういう例もあるとは思いますが。県内分布を考えれば見えてくるものがあると思いますが。型別も出来るわけですし。

ふ〜〜む、なるほどね。

県、肝炎対策へ協議会を発足
あまり書くと差し障りがあるので書かないけど、住民優先で考えてもらいたい。データはあるんですから、昔から。

車が来た

a7857cf7.JPGH8 ホンダオデッセイ
2年車検を付けて35万円なり。エアーバック附きの車に乗るのは初めてで嬉しい(笑)

図説 人口で見る日本史 鬼頭宏 PHP研究所 2007

図書館本

なかなか怖い本です。何が怖いかと言うと、日本を含む地球の将来が怖いのです。
日本の場合での最大人口は
縄文システム    26万人
水稲農耕化システム 700万人
経済社会化システム 3200万人
工業化システム   12778万人
だと推定している。種々な資料を用いた論理的な計算、また歴史に基づく感染症の発生や温度変化に基づく飢饉や不作、社会体制の中における出産率や死亡率および寿命の変遷。
そして現在の少子高齢化。身近な日本で今後どのような人口動態を示して行くのか、自分の子どもあるいは孫やひ孫の時代に起こる変化はどうしても明るいものとは思えないのが率直な感想である。

[図説]人口で見る日本史

地図で読む世界情勢 第2部 草思社 2007

本が好きプロジェクトからの献本

第一部を読んでいないので正確ではないかもしれないが、非常にビジュアルで引き込まれる本である。
訳者があとがきでも触れているが、原作者はフランスの地政学者であり、本の基となったのはフランスの衛星放送での長寿番組なのだそうだ。なるほどと思ってしまう。
地政学と言えば、佐藤優氏が外交はまさに地政学であると書いていたと思う。なじみの薄い分野であるが、実は経済や外交に直結するような因子を沢山含有しているのだと分かる。
地球上の資源、水、温暖化、感染症、紛争、植生等々をいかに正確にかつ未来予測しながら時間を進めて行くかがまさに国益に通じ、最終的には地球の保全になるのだろう。残念ながら現時点では、国益のぶつかりあいであり、多くの人間と言う種が殺し合いを行なっている。
地政学の最終目標はいったい何なんだろう?と考えてしまった。


地図で読む世界情勢 第2部 これから世界はどうなるか
  • ジャン-クリストフ ヴィクトル/ヴィルジニー レッソン/フランク テタール、鳥取 絹子
  • 草思社
  • 1575円
Amazonで購入
livedoor BOOKS
書評/教育・学習

銀座の水族館

535ffc8d.JPGソニービルの角にあった巨大水槽

バブルの再来か、デカイ高級車が沢山駐車しておりますですね。

そんなに良い所ですかね、銀座って。
確かに夜の商工会議所なんていうけど、費用効果はいかほどでしょう?
どうせ交際費かなんかなんだし。。。。

自腹で格好良く飲む人もいるのだろうけど。。。。

相田みつを美術館

飲み会という名の真面目で真剣な話し合いの前に
出かけてきた。

4回目位だろうか。

ふと行きたくなる美術館である。

そんな訳でいつもヤフオクで招待券を落札しておいて、いつでも行ける体勢なのである(笑)

いつもながら、テキストと書の一体感から心を突き刺すような感情が湧き上がる。そして心を落ち着ける。

二人の兄を戦争で亡くした、みつを、そしてご両親の心を筆に感じる。

相田1相田2







相田3

山尾 三省さんの7回忌だと知る

山尾三省、遺言
昔、まだアウトドアーという月刊誌が発売されていた頃、野田知佑さんの記事なんかと共に非常に哲学的な文章を書かれていたことを想い出す。当時は本当に流し読みで、その本意も汲み取れなかった。最近になり、ふと山尾さんの本を読みたくなっていた。
亡くなられた事はどこかの記事で知っていたが、もう7年も経つことに驚いた。
7回忌であることはfrom the death of Buddha to Bob Marley様のブログで知る事が出来た。有難うございます。

宮本常一 写真 日記集成 毎日新聞  2005

図書館本(川崎市立図書館)

宮本常一が歩いた日本がここにある。
一人の人間が戦前、戦後の日本を写し、そして文章で我々に残したいった。
人、モノ、風景の中に昭和がある。
そして、そこに進歩とは何か?発展とは何か?と言う宮本自身の終生もっていた疑問が伝わってくるようだ。
子ども達の笑顔、皺だらけの爺婆の顔、決して綺麗とは言えない衣服、でも多くの都会人は決して持ち得ない上品さを感じるのは自分だけだろうか。
莫大な数の「忘れられた日本人」の一部の人たちが宮本の写真と文章で蘇っている。そして、今も多くの「忘れられた日本人」が日本中で力強く生きていることを願っている。

3分冊で6万円である。買わねばならない気持ちになっている。

宮本常一 写真・日記集成 全2巻・別巻1
宮本1宮本2








宮本3

全国まちづくりフォーラムin奥大井

上流域で人間活動がなければ間違いなく中流域も下流域も滅びると思うのです。内山さん、こないのかな。。。。でもその日は岐阜かな。。。

割り箸はもったいない? 田中淳夫 ちくま新書 2007

図書館本

田中氏の森林関係の本はおそらく全部読んだ。
多くの本はなんらかの得ることがあったのだが、この本は全くの期待はずれである。
感想から言えば、割り箸はやっぱりもったいない。のである。
端的に言えば、日本で生産される割り箸と中国から輸入される(全輸入割り箸の98%を占めるらしい)割り箸の話が混ぜこぜなのである。さらに矛盾が沢山。
まず、日本の吉野での割り箸生産は建材加工である背板で作っているそうだ、それなら確かに廃材利用に近く、資源の有効利用であろう。この箸で末端で10円程度だそうだ。また吉野では和紙づくりが廃れて、戦後割り箸作りに移行したとのこと。
ところが杉の中心部の赤い材を使い、和紙の箸袋に水引きがついたりすると料亭で一膳2000円にもなる。まあこれは庶民にはあまり関係ない話。
実際我々が使う割り箸はどのように作るのか。ロータリー法と言うらしい。大根のかつら剥きの要領で丸太を薄くスライスしていき、割り箸にする。すなわち廃材を使う訳ではない。丸太を使うのである。
割り箸が好まれる理由を田中氏はこう説明する。
清潔と言う点をあげ、不特定多数の客が使う外食の現場では、これが問題となる。とくに発展途上国では、肝炎やエイズ、最近では中国を苦しめたSARSなどのため、衛生観念の普及は焦眉の急とされている。田中氏は感染症を少しは知っているのだろうか?塗り箸から肝炎やエイズが感染した論文でもあるのだろうか?
さらに、塗り箸の洗浄と消毒には、多大な手間とコスト、それに現在なら環境負荷も掛かることが指摘される。なかには不十分なものが、再び食卓に上がることを覚悟しなければならない。事実、町の食堂を介した肝炎の流行などが伝えられたことがある。 さて誰がいつ伝えたのだろうか?塗り箸やMy箸利用を脅迫しているのであろうか?しっかりした医学的根拠を示すべきであろう。
さらに、日本で割り箸が広く使われる理由は、食べる直前に自分で割る、それ以前には誰も使っていないという「清浄性」が受けたことだ。そして、使い捨てゆえに非日常の気分が味わえる要因もある。日常生活ではないハレ(古くは祭りなどの神事)の食事では一度きりの箸を使うのが日本の伝統なのだ。割り箸は、そんなハレの日の食事を連想させる。
とうとうハレまで出して割り箸伝統論である。割り箸の現状が非日常だと本気で考えているのだろうか?ついには“穢れ”の思想まで持ち出している。
後半部分では「使い捨て社会の象徴として」割り箸を使わないという意見もある。この意見こそ不要論者の最後の拠り所らしい。しかし、あまりにも志が低すぎないだろうか。すでに見てきた通り、割り箸の環境負荷は小さく、産業規模も弱小だ。それを攻撃することに何の価値があるだろう。弱いものいじめというよりは、八つ当たりである。中略、紙皿、あるいは過剰包装も一向に大量消費は減らない。果たしてMy箸の持ち主は、買い物の際に過剰包装を断っているだろうか。結局、使い捨て批判は、妙に割り箸に偏った運動なのだ。
ここまで来ると田中氏の論理も何もない、開き直りと逆切れでしかないのではないか。賢い読者なら簡単にご理解いただけるであろう。
そんな訳で自分は割り箸を使わない事に決めたわけである。もちろん、日本製の廃材利用の割り箸を洗浄して使うことはやぶさかでない。

割り箸はもったいない?―食卓からみた森林問題 (ちくま新書 658)

「林業と森林保全は別」−−平野虎丸さん(69)

会いたい聞きたい:NPO「エコシステム」理事・平野虎丸さん /熊本:MSN毎日インタラクティブ
ブログも過激?で面白いですよ。そして説得力もあるように思います。さらに野鳥の密漁を沢山摘発されています。

兎の眼 灰谷健次郎 1978 理論社

図書館本(1996年の新装版2刷 改訂前は75刷)

単純に凄いと感じた。そして涙を堪えられない文脈がある。
新米女性教師の小谷先生が担任する1年生のクラス、男気ある足立先生、ゴミ処理場で臨時職員として働く人々の子どもたち。やがてハエ博士と異名をとるようになる勉強の出来ない鉄三。知恵遅れの子ども。
教育って何?共同体って何?幸せって何? 
30年前の作品に触れて考える。現在と比較することが適切がどうかわからない。しかし、科学技術なる思想はおそらく大きな進歩を遂げていると認識されているのだろう。そんな中、人間同士がお互いを認めるという行為も同様に進歩をしたのであろうか。
本書がフィクションなのか、ノンフィクションなのかは知らない。だが、人間の生き方の本質が書かれていることに間違いはないと思う。
自分が通った小学校にも「特殊学級」という知的障害者(この障害者と言う言葉は昔から嫌いだ)の通うクラスがあった。それが普通であった。卒業アルバムにも同じように写真が載っている。全ての子どもが「宝物」を持っている、その宝物を子供が見つける手助けをするのが親や教師、そして社会なのだろう。
こんな当たり前の事を中年オヤジは忘れかけていた事に気が付いた。

兎の眼 (角川文庫)

梅干しなのである

2回目の挑戦
今日から干しである。
どうなることやら。梅干し

ガンジーの教え

60年前と何か変わった?進歩した?発展した?

自問自答しても答えが出ない。。。。

1.理念なき政治  Politics without Principles
2.労働なき富   Wealth without Work
3.良心なき快楽  Pleasure without Conscience
4.人格なき学識  Knowledge without Character
5.道徳なき商業  Commerece without Morality
6.人間性なき科学 Science without Humanity
7.献身なき信仰  Worship without Sacrifice

(7つの社会的罪〜Seven Social Sins〜マハトマ・ガンジー

鹿ヶ谷かぼちゃ

京都のかぼちゃらしい(以前苗をホームセンターで買った)。
葉っぱと茎だかが大繁殖して庭を占領、よく見たら2個だけ実をつけていた。説明書によると肥料はいらないそうで、追肥するとツルばかり伸びて実が付きにくいとある。そんなに肥えた土地ではないと思うのだが。

しかし考えてみたら、コンポストの隣に植え付けたのでした。
当初は枯れそうになっていたけれど、そのご伸びる伸びる。
ピーマンやナス、トマトの領域まで進出して発育阻害し、優先種となっていた。
芝刈りをかねて、すこし刈り取ってみた。

まだまだ猛暑は続くのだろうか。。。

かぼちゃにわ

これ良くない?パタパタだと最初思った

FK310
職場の方が乗っていて、アンティークなバイクだと思っていた。聞いたら、販売中とのこと。知り合いはFK310-STDIIに乗っているのだが、街乗りで非常に格好良い。ちなみに燃費は50kmだそうだ。林道を走れるかどうかが問題である(笑)おいらのモトコンポは林道走れません。キッパリ。

現場の声を聞いたのか?

農地法:農水省が原則転換「自作農」から「利用農」へ −行政:MSN毎日インタラクティブ
民間林業の大規模経営化の必要性は速水林業の速水さんの考え方を聞くとなるほどと納得出来る。しかし、農地の場合に当てはまるのか?
内山節さんが、講演会の折に住んでいる群馬県上野村の例を出して農業の企業化への懸念を話されていた。多くの山間部では農業だけで生活している方は少ない、多様な形態(農業、林業、畜産など)を維持しながら、まさにお百姓さん(百の職業を持つ民)をして地域を作り上げてきた。そこに企業化らされた会社が来て、爺婆を給与所得者として雇用するのだろうか?
もちろん大型農機が導入可能で経済効率優先で企業化出来る地域もあるのだろうが、今問題になっている多くの地域は、いわゆる「上流域」であったり、複合的あるは多様な自然環境に適合して生活をしてきた地域ではないのか。政府は補助金ではなく、日本の文化、自然を守っている人々に給与保証をした方が50年後いや100年後の日本を明るくするのではないか。

笹川 陽平氏が知る池田晶子

池田晶子と哲学-日本財団会長 笹川陽平ブログ
知られざる池田晶子さんの素顔。笹川さんのコメントもなかなかです。個人的には日本財団の国際医療協力は素晴らしいと認識している。もんだいはそれが競艇のあがりからであるというところがいま一つ自分の中で消化できない。

割り箸を考える

口に入れるのは食べ物だけじゃない危ない中国製「割り箸」 (世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」):NBonline(日経ビジネス オンライン)
ちょうど田中淳夫氏の本も読み終えたので(週末にまとめたいと思ってます)、面白い記事が出ておりました。さすが商社員の眼って感じです。田中氏の本は全然ながら期待はずれなのであります。
ちなみに、日本割箸輸入協会のサイトはこちら。

なんで予算が140万円なの?

asahi.com:カイガラムシ、広葉樹襲う-マイタウン山梨
自然の一時的な変化なのかもしれないが(長い目でみれば)、調査研究予算140万円ってのはどのような根拠なのでしょうか?当然人件費は計上されていないはずですから、交通費や消耗品、試薬等でしょうが。交通費も公用車使えば掛からないよな。。。。
セメントを買って川をいじめる金があるなら、森に使って欲しいもんだ。

狼少年のパラドクス 内田樹 朝日新聞社 2007

図書館本

帯:「教育再生会議」の諸氏、この本を読んでから議論してくれ!

内田氏のブログを編集した一冊。なので書かれた日時が前後しているが、非常にまとまりがあり読みやすい。日比谷高校を高2で退学(入学時クラストップ、退学時学年最下位)、大検、京大不合格(同年東大入試中止)、東大合格、仏文卒。
ご自身が私立女子大の教授という肩書きをお持ちなので、18歳人口減少による大学入学希望者全入時代を迎え特に人文系学部等の存続危機感をお持ちである。そして、それは大学人も行政も想定していたはずなのに(18歳人口の減少)的確な対応をしなかったと指摘している。約700校ある日本の大学の内、40%は定員割れだそうだ。
大学を減らさないで、定員を減らす事が日本の高等教育(教養的な)の使命だと指摘する。そして、目先の新学科の増設や、有名私大の拡大路線は良くないと。

内田語録
「オレ的に面白いか、面白くないか」と「金になるかならないか」という二つの基準がいまの日本人たちの行動を決定しるドミナントなモチベーションになっている。だが、これは「六歳児にもわかるモチベーション」である。
受験は同学齢集団内の競争であるから、絶対学力の低下は現象として顕在化しない。そして、同額齢集団内だけの競争においては、必ず集団全体の学力は低下する。
「知識を増やす」というのは「同一平面上で水平移動域を拡げること」である。「知識について知識を持つ」というのは「階段を上がること」である。
「全級一斉に個性を開花させよう」とか「均質化の圧力にみんなで抵抗しましょう」というような主張をして、「ねえ、みなさんもそう思いますよね?じゃ、みなさんご一緒に教育を改革して、個性豊かな子供を作りましょう!」というような発想そのものが「日本的システム」を再生産することにすぎないのだということに日本の人々はいつ気づくのだろうか。(02年11月24日)
学習を動機づける人間的ファクターの中には、「努力に対する将来的リターン」の期待だけではなく、「努力そのものから得られる知的享楽」も含まれるということを言っておきたかったのである。そして、たぶんいまの学校教育でいちばん言及されないことの一つが、「学ぶことそれ自体がもたらす快楽」だということである。
いま鑑札されている「学びからの逃走、労働からの逃走」という趨勢は、そういった経済合理性の原理に対する子どもたちの個の違和感や拒否反応を間違いなく原因のうちに含んでいる。
大学院進学を予定している学生さんたには自省して、自分がどれほど「非人情」であるかをよくチェックすることをお薦めしたい。(詳細は01年1月12日のブログでどうぞby oyaji)

狼少年のパラドクス―ウチダ式教育再生論

お役所仕事

密輸撲滅キャンペーン

素晴らしいことである。
東京駅の地下、毎日通勤で通るのであるが、なぜか写真すら見る事が出来ない。警備員さんまで監視している。

営業時間10-16時 何?
サラリーマンは見る事が出来ないわけですよ。フレックス通勤でもキツイ。
相談窓口に来るのは主婦と学生か?

財団法人。。。。もしかして
やはり常勤は天下り。

なんだかな〜である。
これも事業実績に入れるのであろう。

オーバーポスドク問題

おいらは何が問題なのかよく分からないのですが、、、
内田樹さんの本に非常に「なるほど」的記述があった。
内田さんの本は基本的にブログから編集されているものが多いらしく。
http://www.tatsuru.com/diary/yogiri/yg0101.html 
ここの1月12日のブログで、研究者の本来の姿を想定されている。
まったくその通りだと思った次第です。

どうも世の中「学位」なんて権威のために実験や研究している連中が
多い。あるいは、人より給料が多くなると思っているふしがある。

結局「ピアレビュー(同僚専門化の評価)」という狭い世界でしか自分達を見ていない事に気づいていないのだろう。養老さんや茂木さんなんかはそれに気が付いていて、盛んに著作の中や講演で指摘しているのだが。

人生50年時代であったのが80年になった、でも結局プラス30年が人間を豊かにしてないんだよね。
それは大学生の学力低下(日本人全体も同じでしょうが)やいわゆるコミュニケーション能力の低下でも明らかでしょう。

そういうおいらの学位なんてのは、就職したくなくて、遊びたくて、適度に実験して周りの優秀な先輩や後輩に助けられまくって、研究室の勢いで論文が出て、製本したら、お約束のようにくれた一枚の紙でしかないのですが。何か?

でも、オヤジが死んだ後、オヤジの財布の中に学位記のコピーがあって、それの折り目が殆ど切れかかっていたのを見た時、泣いた。

きっと飲み屋や無尽会で何気に見せまくったんだろう。
ちょっとだけ、親孝行できたのかなって。

その程度です。博士号なんて。

サンル川の今後

天塩川水系河川整備計画は原案→案が作成されています - サンル川を守る会 Information - Yahoo!ブログ
経済分野での不祥事が続く北海道でありますが、毎年着実に高速道路網が一般道の横に出来ていく現実を見ると、さらに公共事業依存の地域になってしまいそうです。河川の直線化と過去に騒がれ、今はそれは良くないと分かる。北海道の自然大好き人間として何か出来るのだろう? どろ亀先生が生きておられたら何と言うのだろう。

ヤバイ、やばすぎる、マジですか。。

若い時やせていた男性、10キロ太ると心筋梗塞発症率2倍 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
疫学の専門家からの指摘は厳しい。結婚して太り、タバコを止めて太り。。。。
「死」と言う絶対真理は受け入れているので、養老先生と同じく、それほど恐怖はないのですが、病む事は嫌ですよね。痛いとか苦しいとか。かといってアンチエイジングなんて馬鹿な事は考えていないのです。老いるままに老いるのですよ。
太って居る事が「悪」ではないのですが、昔と比較すると確かに動きが鈍く自分でも不都合なんです。特に渓を歩く時に石をポンポンと跳ねて歩く事が出来ませんから。

でも、この暑さ、韓国発泡酒をどうしても飲んでしまうのである。。。
優柔不断なオヤジである。トホホ

身体知 内田樹 三砂ちづる バジリコ株式会社 

図書館本

早稲田の小林先生が推薦図書で「下流志向」を挙げられていた。
そんな訳で借りようと思ったらかなりの予約待ちである。なので直ぐに読めそうな本を借りてみた。

三砂さんは「オニババ化する女たち」と言う書で議論を巻き起こされた方だそうで、疫学が専門でブラジル、イギリスでの生活歴もあるそうだ。
内田さんと三砂さんの対談をまとめたものであるが、内田さんの広範な知識と読書の虫とも言える鳥瞰図的な考察はなるほどと思う。また内田さん自身が武道家でもあることから、心と身体のリンクに関して的確なコメントされているように思う。三砂さんは「出産」をキーワードに現在を語られているが、ブラジルでの経験の比較が目立ち、2極化することでの考察に思えてしまう。ブラジルあるいはイギリスのローカルの文化や歴史に基づく行動や思想をそのまま日本のそれと比べることがどれほど重要なのかは疑問である。結局はある種、懐古主義的な日本の伝統文化を外から見た日本を元に構築したいように思えてならない。内田氏は対極化することなく現状をある種楽観的に捉えていながら鋭く問題点を指摘していると思う。

身体知-身体が教えてくれること (木星叢書)
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