おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

2007年06月

勝っても負けても41歳からの哲学 池田晶子 新潮社 2005

図書館本
週刊新潮のコラム、2004−2005、41歳の哲学の続編

連載と言うことだろうか、かなり下世話な話にも池田節炸裂と言う感じで面白い。
携帯も持たず、パソコンも触らず、テレビもあまりみない池田女史が想いのままに世間を切る。やはり養老孟司さんに似ていると思う。

言葉と言うありふれた記号の大切さを、ネット上のブログなどのタメ口的な感情的な言葉と対比して、顔が見えないと言えない言葉が理性の言葉と指摘する。そして「私は、顔がみえなくても、いや顔が見えないからこそ、理性の言葉のみを書くように努めているが、これは慣れると、清々しいものですよ。言葉を大事にするということは、自分を大事にするということに他ならないのですから」p16

さて本書(14歳からの哲学、フランス語訳は出てないようだが、多言語訳は多いそうだ)、自分が正しいと思い込んで世界を席巻するアメリカ人と、その子供たちにこそ読まれることを、望むのである。まあ無理か。 p31

ふと思う。どうだろう、人類規模の記憶喪失。中国と日本が戦争した?覚えてないねえ。歴史認識?なんだそりゃ。そんなふうであったなら、我々はどんなに自由であるか。自由を他人に求めることで、我々は誤るのである。人は言う、「自分の自由」。そうではない。本当の自由とは、「自分からの」自由である。自分が誰かであることを、何かに求めるのをやめることだ。p43

本来、老人の知恵とは最も豊かなものであるはずだ。これを放っておくという手はない。だから、少子化よりも先に憂えるべきは、自らの老醜なのである。p54

人は、物語がほしいのである。このことはこうだから、こうなるのだという物語がほしい。物語がなければ、人生は何事でもないからである。何がどうしてどうであると、言うことは出来ないからである。では人がそれを言葉で言う、物語を欲するのは、なぜなのか。中略 思うに、人生に物語を求めるとは、人生は何事でもないという自由に耐えられないからである。人は、言葉によって規定されたい、縛られたい。人間は言語のマゾヒストなのである。p146

若い女性記者が事故の取材に際して感じたことを質問する場面で
「大勢の人が死んでいるというのに、集まった人々は、助けもせずケータイで写真を撮ってはしゃいでいるんです。これをどう考えたものでしょうか」
それは、あなた方メディアのおかげです。メディアのおかげで、人々は、他人の不幸をショーとして楽しむという趣味を覚えたのです。メディアは野次馬の親分ですからね。何か不思議ですか。中略 自分を別にした正義の追及は、必ずや自分に帰ってくるのである。メディアの正義はいつも自分が別である。他人を批判できるほど、あなたはどれほど正しいの。メディアがメディア批判するとは思えませんからね。まあ、頑張ってください。取材で感じた自分の疑念を記事にしたいという若い記者を励まして、私は電話を切った。どうかその感性、磨耗させないで下さいね。なんてことを書いた文章を、平気で載せてくれるから、「週刊新潮」は偉いのである。 p167

勝っても負けても 41歳からの哲学

健全なる多様性

livedoor ニュース - 朝日・毎日VS読売・産経 米の慰安婦決議で新聞社説真っ二つ
おいらは慰安婦(英語では性奴隷とも言う)は軍指導あるいは軍誘導で行われていたと思う(あくまでも思うのであって、確信できる情報は持っていない)。メディアがある種お互いに論争するというスタンスは健全なのだと考える。歴史の事実をありのままに考証することが同じ過ちを犯さないための第一歩だと思うのは安易だろうか?

とりあえずうれしいけど。。

ぼー
979f3b0c.jpg







は、出たけど。

使い道は既定路線上にあり、自由はない。(笑)

宮本常一展

|宮本常一生誕100年記念事業 府中市郷土の森博物館開館20周年記念特別展
日曜日で終わってしまう。。。。絶対行きます。

よく知りませんが。。。

asahi.com:島根・石見銀山遺跡、逆転で世界遺産入り決定 -
結果だけが大々的に報道されていますが、逆転の経緯がよくわかりません。うがった見方をすれば、日本人として唯一UNの長として残っているユネスコだからじゃねえの? 以前ガーナに住んで居る時、ガーナのユネスコ事務所の代表はフランス人で子供の同級生のパパだったのですが、妙に日本を持ち上げていて気持ち悪かった。フランス人らしくないと言うと失礼かもしれないが。ちょうど99年から松浦さんが事務局長になったんじゃないかな。
ところで、世界遺産ってやっぱり銭儲けだけのためですか?

自然の力

72a08b12.JPG種を植えて4日目

こんなに大きくなるんですね。

ビールのおつまみ用に茶豆(笑)

問題は植え替えてからだろうな。。。。

こんなんばっかやん  

asahi.com:契約書作らず年800億円 社保庁、NTTデータに - 政治
呆れてモノが言えないとは、このことでしょうか。親方日の丸はNTTも同じかな。さらに深い闇があるのか?

献本していだけるサイト

本が好き!(β)
自分もすでに何冊か頂きました。興味がある本があれば非常にお得です。また濫読派にもよいかも。おいらの場合には図書館とこれまで購入した本、それとこのサイトでしょうか。

ウェブ人間論 梅田 望夫 平野 啓一郎 新潮社 2006

図書館本

梅田氏 1960年生まれ、平野氏 1975年生まれ
梅田さんの本はウェブ進化論から2冊目、残念ながら平野さんの小説等は読んでいない。
基本的に梅田さんは性善説に立ちグーグル、アマゾン等の新規技術の未来世界の待望論、平野氏は人間の本質的に持ち合わせる狡さを元にしたIT未来幸福論に対する危惧を語っているように思う。
梅田氏「ただ、グーグルの連中は、歴史とか政治とか、そういう人文系の深いことは何も考えてないんですよ。熱中しているのは数学とITとプログラミング、そして「スターヲーズ」が大好き、という感じの若者たちが多いですから」p142
また「はてな」の近藤氏を、すべてをオープンにする彼の理論が正しいのかどうか分からないのだけど、、、と言っても非常に評価し、近藤氏がオープンソースと言う思想とその成果に心から感謝感激していると語る。p153
そして梅田氏はネットに繋がっている環境が自分にとっての知的環境だと言う。一方平野氏は「ネットに費やす時間が圧倒的に増えても、やっぱり考える時間は考える時間で必要だと思っているんです」と語る。
ウェブ時代の教養とはと言う項で、梅田氏「結局、その内部記憶のところをどう構成するか、頭の中に何をインプットするかということをに行き着きますね。「教養って何?」という問いの答えは、やっぱり若い時に身に付けるべき記憶とその処理をめぐる力ということで、人脈だろうが、情報だろうが、そういうものはネット上で全員にほぼ共通に開かれていて、それらを、若い時に身につけた「教養」という力で情報処理する仕方で個人差が決まってくる。p178
テクノロジーが人間に変容を迫るの項
平野氏「この対談のテーマの一つとして僕が拘ったことなんですが、結局、身体性から切り離されたところで、あらゆる人間が活発に活動するようになったというのが、ウェブ登場による一番の変化なんだと思います。
p184 自分も一番気になる点がこの身体性であり、養老先生的に言えば脳化した都市がITなのかなと思う。そしてウェブという手段が本当に幸福のための道具として働くのか?ウェブ性善説を信じていってよいのか?考えさせらる。
梅田氏が最後に本書はウェブ人間・論でもありうるというような記述をしているのが興味深い。
ウェブ人間論

本は読めるのだけれど。。

今週の大半は往復時間6時間程度の通勤なのである。(某所で研修のお手伝い、アフリカや中米の人と楽しい会話があるので良いのだが)
そんな訳でいつもよりさらに電車内読書の時間は増えるのだけれど、さすがに朝座れないので疲れる。
腰が痛い(笑)まじヤバイ?

いつも鞄には2冊以上の本が入っている(最近英語の論文は入れない事にしている(笑))。
その時の気分で交互に読んだりする。
記憶力も精力も落ちたオヤジとしてはポストイットをシオリ代わりにして備忘録用にペタペタ貼っていく。

それでもなお、記憶は消えていく(笑)

非常に面白いと思うのは、関係ないと思っていた本が実は繋がりがあったりする。足元のにも及ばないのだが、養老先生なんかは1冊読むと10冊ぐらいの関連書籍がすぐさま頭に浮かぶのだろう。

どうやったら、養老先生や茂木さんのような記憶の整理を頭の中で出来るのだろう。特に茂木さんの講演をmp3で聴いたりすると思う。

記憶の折りたたみ方、あるいは圧縮解凍方法があるのだろうかと。

ちかれたから寝よう。自然農法の本を読みながら。

プロフェッショナル 仕事の流儀〈2〉 NHK 2006

図書館本

アートディレクター、弁護士、量子物理学者の3名。

特に凄いと思ったのは弁護士の宇都宮健児さん。
東大法学部、学部中に司法試験合格、そして弁護士とまさに絵に描いたような社会人スタート。しかし、仕事が来ない。
そんな折、多重債務で苦しむ方を助ける仕事が来る、そして以後、弱者のために法律に裏付けられた正攻法でサラ金業者や闇金融と戦っていく。
おそらく給料なんかはそんなに高くないのであろう。でも彼は弱者のために働く。TVのバラエティー番組に出まくる弁護士がいる中で、本来の弁護士の生き方を見た気分である。

プロフェッショナル 仕事の流儀〈2〉

北方領土交渉秘録 東郷和彦  新潮社 2007

献本

副題:失われた五度の機会

ゴルバチョフ、エリティン、プーチンの各大統領時代における対露関係の中での平和条約締結と北方領土返還交渉のまさに当事者として、また鈴木宗男氏、佐藤優氏の所謂国策調査逮捕事件のある意味共犯者とも名指しされた東郷氏の回顧録とでも言える書である。
当然ながら公務員としての守秘義務と外交機密と言う文脈の中で語れない部分も多いのであろうが、歴史的な動きは非常に生き生きと書かれているのだと感じる。
東郷氏の生い立ちはまさにサラブレッドと称されるほどの名家であり、外交官僚家系と言っても差し支えないである。それゆえか、文章自体は非常に大人しく、佐藤氏の様な過激さはないし、また特定個人への非難もない。逆にそのために、外交舞台での人間関係のドロドロさも、パワーポリティクスとしての生臭さが表れていないようにも思う。(佐藤氏自身は解説の中で、鳥瞰図的な記述だと言っています)
いずれにしても小泉政権誕生後の進展無き北方領土問題やそれに付随するであろう対露外交の低迷の理由は何か?それは単にロシアスクールと言われる外務官僚とか外務省主流派と言われるアメリカスクール官僚との確執なのか。あるいはそれ以上に大きな何かなのか?東郷氏がソ連課長就任以降に北方領土問題で仕えた歴代の首相は中曽根、宮澤、橋本、小渕、森であるが、領土問題が動こうとしていた時代は橋本、小渕、森のようである。その内の橋本、小渕両氏は急逝されていて当時の首脳会談での秘密交渉などの内容は外交文書の公開を待つしかなく、回顧録等しての心象風景を知るすべもなくなっている。

四島一括返還と四島返還との大きな違いは無い事(若干の時差を生じる返還となるが)が多くの国民に理解されるように東郷氏は願っているのであると感じる。

東郷氏も、解説の項を書いている佐藤氏も東郷氏のオランダ大使辞職後の外国への渡航は「亡命」だと書いているが、もし日本に居たならば佐藤氏や鈴木氏同様に逮捕されたのだろうか? 歴史が今後明らかにしていくのであろう。

過去に読んだ佐藤氏等の著作に関する読書ノートを下記にしめしました。

国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて 佐藤優 新潮社2005

「鈴木宗男事件」で背任と偽計業務妨害の容疑により逮捕された。512日間に及ぶ拘置、独房生活の末、今年2月の第1審で下された判決は「懲役2年6カ月、執行猶予4年」。著者は即日控訴の手続きを取った。(アマゾンより)

400ページに及ぶ本書は読み応えがある。国策捜査と言う言葉が一般化され先の堀江さんや村上さんの事件でも国策捜査との一部報道があったように思う。容 疑を認めないために500日以上も独房に拘留される現実(敢えて保釈請求を自ら遅らせたようですが)は普通の人間には耐えられない事でしょう。
著者の佐藤さんが言うように20数年後に明かされる外交文書(北方領土返還交渉や平和条約締結問題)が今回の事件を歴史的に検証してくれるのでしょう。
塀の中はかなり平和で民主主義なのだと思いました(検察官の取調べを除くと)

北方領土「特命交渉」 鈴木 宗男 佐藤 優  講談社 2006

鈴木さんと佐藤さんの対談形式で、北方領土返還交渉を政治、外交のコンテクストの中で語っている(暴露している)。そこには、まさにドロドロした人間関 係、北方領土ビジネスと言う利権、中央アジア問題が北方領土返還に鍵となる可能性等が綴られている。もちろん、ご両人の言い分を全て信じる事を良しとはし ないが、通常一般国民が知りえない外交の流れの記載は間違いがないように思う。また、ここまで特定の外務官僚や袴田教授を非難するにはそれなりの覚悟が あっての事だと思う。守秘義務がある中で、語りつくせない部分はあるのだろうが、国策捜査という「時代のけじめ」のワナに掛かってしまったご両人の今後の 活躍を祈りたい。

自壊する帝国 佐藤優 新潮社 2006

「国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて」で国策調査を一躍有名にした佐藤さんのソ連崩壊前後のおそらくはご自分の日記を元に外交官としての活動を書かれている。 また神学者としての背景をお持ちの佐藤さんがいかにモスクワでアカデミックの中でも人脈を広げていたかが分かります。うがった見方をすれば、ここに書かれている事が全部本当なのか?一部はフィクションなのか?それとも外交機密として書けない事の方が多いのか?など気になる点も多い。さらに、友好を深め、接 待を通じて情報を仕入れる場面が多々出てきますが(ゴルビーは生きているといち早くその情報を仕入れた事は有名)、日本側の情報は出さないのか?なども気 になります。
外交にしろ商売にしろ研究にしろ正しい情報が成功への鍵だと言う事はわかります。また佐藤氏の日露関係を良くしようとしていただろうという意気込みは十分伝わってきます。
是非とも北方領土問題に関しても書いていただきたいと思います。
#拘留直前のお姿(太り気味)はこの本に出てくるモスクワ等でのグルメ接待のせいだと思うのは読み過ぎでしょうか?(笑)


北方領土交渉秘録―失われた五度の機会
Amazonで購入
livedoor BOOKS
書評/ルポルタージュ

手抜き蕎麦打ち?

19331979.JPGスーパーで売っていたそば粉と強力粉で3:7蕎麦を作ってみた。
練るのも最初はホームベーカリーでやって、最後だけ手でこねる(笑)
そして製麺機で麺を切る。

切った時は麺も長く繋がっていたのだけれど。。。
茹で上がったら、短くなっていた(笑)

蕎麦の匂いもあまりせず。。。。やはりこね方だろうか。。。。

ウドンが簡単だと思う今日このごろである(笑)

天下りの方の入社試験をしたらどうですか?

asahi.com:独立行政法人の発注、天下り先への随意契約が7割 - 社会
専門性が有る方だったら、入社試験して入社してもらえばよいのではいのでしょうかね? そしてしっかり性格判断とかしてね。単なるコネ利用の採用なんてのは税金泥棒以外のナニモノでもない。無給で交通費支給だけの公益法人理事長なんてのもいるわけですよ。まさにそれが恩返し的な人生の余禄。それがサムライ、あるいはエリートの姿だと思いますが。

爆釣?

いや〜〜〜テクニックでしょうか?
天性でしょうか?

それとも場所でしょうか?
















あっ間違いました。




爆収穫ですね(笑)

我が家のメイクイーンとピーマン
たまねぎは種からでしたが、大きくなりませんでした。
あと、オランダ産のチューリップの収穫

今日の種まきは、茶豆、アスパラガスでございました。
メイクイーンチューリップ

小千谷の闘牛と菅豊さん

昨日か一昨日の朝日新聞に菅さんの記事が出ていた。
てっきり民俗学の話かと思ったら、闘牛の話。ブログではたびたびその話を書かれていたが、、、ご自分で牛を持っているそうだ。
おそらく東大でも一人だろう(笑)当然東大の牧場には牛やサラブレッドは
いるのだが。
「川は誰のものか」の著者である、菅さんが、こんなにお若いとは思わなかった。。。。
やはり出来る人は出来るんだな〜〜と思った。

是非とも「森は誰のものか?」を書いていただきたい。



川は誰のものか―人と環境の民俗学

天は我を見捨てたか〜〜〜

おそらく森の神が渓には来るなと言うお告げなのでしょう。

この快晴は一体。。。。。泣き

そんな訳で土日は家で大人しく。。。。

昨日の雨で、渓は生き返っているんだろうな。。ボソ

時価16万5千なり

全損の車である。
修理費100万 車の時価16万5千円(中古車店等で買える値段だそうだ)
なので保険からのお支払いは16万5千円と車庫証明等の雑費だそうだ。

なんじゃそれ?って感じ。

識者に伺ってみた。色々とアドバイスをいただき、昨今の状況などを教えていただいた。

損保会社には16万5千円はいらないから、同じ車種で同程度の車を探してきてくれと頼んだ。
16万5千円で乗れる状態の車が買えると思っているのだろうか?

最近は低年式の車との事故を想定して、物損事故用の特約もあるようです。
最近の保険不払いには特約が付いているにも係らず支払ってない例が多いそうなので、そのへんも調べてみなければ。
交通事故と言うのは明日は自分も加害者になる可能があるが、当てられ損があって良い訳がないと思う。

裁判でもなんでもしてもらいましょう。
ちなみに、おいらの保険には弁護士費用特約が付いているのです(笑)

メイクイーン

700b2a2e.JPGほとんど雑草?(笑)

今週末はこちらの芋ほりですね。

それにしても天気予報が当たらないですね。

食の安全とか言われてますが。。。第三者機関にしたら〜〜

asahi.com:偽ミンチ、内部告発を1年余放置 農政事務所 - 社会
せっかく正義に向かおうとしても、それを放置するバカな役所。どうせろくな仕事してないのだから、スクラップアンドビルトで民営化した方が良いのでしょう。

芋と梅


インカのめざめが左、メイクイーンが右
色が全然違いますよね。

梅干作成4日目現在、だいぶ梅酢が出てきました。
imoume

宮本常一や渋沢敬三の世界だ〜〜

asahi.com:アイヌ・佐渡道具で知る 笛吹で昔の道具展-春日居郷土館
このような施設があるのを知りませんでした。。。宮本常一氏が佐渡や対馬への思い入れが離島振興法を作り出し、その宮本をバックアップしていた渋沢氏。特に渋沢氏は道具、民具を収集していたことで知られる。忘れられた日本人を体感できる施設かもしれない。

脳化のメディア

livedoor ニュース - [クールビズ]キャンペーン日当、1人当たり7万6300円
裁判制度広告の電通にしろ、今回の博報堂にしろ、どんな基準で銭儲けしているんでしょうね? 倫理とかモラルとかは存在しないのでしょうか? またこれををよしとする官庁は? 国の赤字なんてのは、特別会計と無駄遣いをやめればなくなるんじゃねえの? 別にG8国家である必要性も感じないし。

庭の花シリーズ

8d6f8046.JPG単に買って来て(あるいはヤフオク)植えなおしただけですが。(笑)

左からジニア・プロフュージョン、カスミ草、ハイビスカス

社保は絶対解体、職員は懲戒解雇

電子認証で申請していた。年金記録。10日申請、本日(19日)結果が来ました。何を9日間もかかるのでしょうか?別に金を下ろすわけでもないのに。あまりにお粗末。それも、非常に煩雑な手続き。毎日PCに触れている人でも時間が掛かると思いますよ。

要するに、住所が登録のモノと違うという指摘。
もしもし、住所変更を1年以上前にしてるんですよ。
そしてその時の社保の対応は、変更が反映するのは半年ほど掛かる。
まだ、半年たってないようです。
仕事してるんですか? 全部派遣さんにやらせているんですか?
組合の皆さん、税金でおまんま食っていること忘れてませんか?

てめ〜〜〜いい加減にしろよ。
よくもこんな組織を残しておいたもんです。

以下参照(住所以外にいじってません)

年金加入記録照会・年金見込額試算について

 さきにお申込のありました年金加入記録照会・年金見込額試算については、以下の項目が当社会保険業務センターで管理している記録と相違しているため、回答をいたしかねますので、ご確認ください。

基礎年金番号 ****-******
フリガナ ******************
氏名 ******************
性別 *
生年月日 ** ** 年 ** 月 ** 日

郵便番号 ***-****
住所 神奈川県鎌倉市 以下略



現在の加入制度 ********************
備考


(1) 上記の項目の内、「*」以外の項目に誤りがあります。
(2) 入力記録が誤りの場合は、正しいものを入力のうえ、再度お申込ください。
(3) 入力記録が正しい場合は、社会保険業務センターで管理している記録を訂正する必要があります。
・ 現在、厚生年金保険に加入されている方は、勤務先である事業主を経由し、その事業所を管轄する社会保険事務所にて変更の手続きが必要となります。
・ 現在、厚生年金保険に加入されていない方は、お近くの社会保険事務所にて変更の手続きが必要となります。
・ 共済年金の組合員であるときは、所属の共済組合にて変更の手続きが必要となります。


この内容についてのご照会は次までお願いします。
社会保険業務センター 中央年金相談室
(専用電話03−3335−7711 月曜日〜金曜日の休日をのぞく9時〜17時)
なお、電話が集中し一時的にかかりにくい場合は、時間をおいておかけ直し願います。

木造の質素な建物希望

asahi.com:市庁建て替え調査委設置 甲府市議会-マイタウン山梨
100億もかかるのか? 木造で耐震耐火、材は県内から。無駄な部署の統廃合、ついでに働きの悪い連中もお辞めいただければよろしいかと。事務処理の民間委託っても良いのでないかい。未だにガキの頃に経験した甲府市役所の働いてない職員の光景が眼に浮かぶ。おっと、同級生も何人かいるけどね。連中はしっかり働いていることを期待してますが。

グローバルCOE

文科省が進める?差別化政策

科学分野はタイトルからだけではまったく理解出来ないものが多いのだが、
人文系でふと気になるタイトル。

何か養老さんや池田晶子さんの書籍が頭に浮かんだ、ミーハーな俺(笑)

やはり人文系も億単位の予算なのかな?


D02 死生学の展開と組織化 東京大学人文社会系研究科基礎文化
研究専攻
島薗 進
D03 共生のための国際哲学教育研究センター
東京大学総合文化研究科超域文化科学専攻
小林 康夫

今年こそは梅干を!

e49bcd6a.JPG土曜日に収穫 3kgありました。

梅干の場合は、黄色く熟れた頃が良いとのことでしたので。
売っているような綺麗な梅ではありませんが、かなりでかい。

早速、20%の塩の量になるようにして、今回は重し無しで挑戦中。

火曜日現在、梅酢がまだ梅の量の半分程度まででしょうか。

無我と無私 オイゲン・ヘリゲル,藤原 正彦監訳,藤原 美子訳

図書館本

副題:禅の考え方に学ぶ
弓と禅 オイゲン・ヘリゲル 稲富栄次郎、上田武訳 福村出版 1981の元となる英語訳を翻訳しそれを藤原正彦氏と供に原著(ドイツ語)に照らし合わせたとの事。
確かに稲富、上田訳よりは読みやすいように思いますが、かなりはしょっているようにも感じました(両書をつき合わせて検討した訳ではない)。
いずれにしても、「芸道」を極める奥義を日本人では綴り切れないであろう丁寧さで説明しているように思う。特に「禅」というある種神秘的にも思える思想、あるいは原理に基づいた無我と無私、そして無畏の世界を描き出している。

この翻訳が日本人の「品格」があるかどうか無知な私には分からないが。無我と無私 禅の考え方に学ぶ

森関連のシンポジウム メモ

森林保全と持続可能な管理 6月9日(土)
 広範な分野から専門家が集まり、林業を含む現状の森の問題点や今後の方向性を話されていた。
 森を支える山村の崩壊、未だに続く林道開発による自然破壊(沖縄を例に)、環境税や森林税に関する現状での動き、環境保全とコストパフォーマンス等々。
 質問は記述方式で行われた。おいらの質問(管理をしないという視点は必要ないのか?)にも何人かの先生が答えたくれた(笑)
 面白いと感じたのは速水さんの発表。その中の2枚のプレゼンを下記に。
速水林業代表のプレゼン
 森林と光
1. 植える、伐る、光の管理
2. 常時林内に光を取り入れる
3. 下草や広葉樹にも届かせる

林業経営の今後
 育林作業
  生物としての樹木
  既存の育林体系からの脱皮
  間伐で広葉樹、下草など多様性を誘導
  合理的で積極的な木材生産と再造林

 原則
  山村の豊かさの新基準
  科学的に森林を扱う
  森林所有者では林業は出来ない


文化遺産を未来につなぐ森づくり「もり、こころ、わざ」  6月17日(日)
 参加者があまり多くなかったのが残念でした。また質疑応答もありませんでした。

提言の説明を元林野庁長官で某信用基金の副理事長がされても。。。なんら最近の林野スキャンダルに言及せず。
その後の「古事の森」を説明した林野庁の若手は、緑資源のお詫びからプレゼンを始めたのは好感が持てたが。

そして素晴らしかった講演はこれ
宮城泰年(聖護院(本山修験宗総本山)門主(75歳)
 修験(しゅげん)から見た日本のこころ

 樹に神佛の姿を見、風の音に般若心経の心を観じ、水の流れに命を見つけ、「六波羅蜜」(布施、精進、忍辱、持戒、智慧、禅定)のこころを一緒に歩いていている修行仲間に教えられ、菩薩の行いをみて目からうろこが落ちる。
日本古来の山岳信仰は仏教渡来以前である。祖霊信仰の行き着く先は山、山が荒れるのは祖霊の怒り、山火事や噴火の恐れ、日照りによる渇水や大雨の洪水、神となった祖霊に使える里人の心がけにより潤沢な水利を保証する素朴な山の神が居り、火も治まったのである。特に農耕民族にとっての水信仰は山岳信仰と深い関係を持つ。麓から拝される山はやがて神と同化しようとする山人を迎え入れるようになる。「役行者(えんのぎょうじゃ)」(634-701)がその代表的存在であり、この頃は異国の仏が日本の市民権を得た。
仏教の伝来(538)とともにもたらされた仏像は異国の神であり「蕃神(ばんしん)」と呼ばれた。元々あった自然神と仏は融合し、形ある神が生まれ山の木や岩、総称して「杜」は曼荼羅世界の一部となって、やがて吉野曼荼羅や熊野曼荼羅が組み立てられる。(神仏習合)
修験の世界にあるのは自然に向ける目である。対象としての自然ではなく、自己も自然の一部分として認識する。役行者が山や岩窟を背景に、守護の八大童子や獣たちに囲まれている図はそれを表していると伝える。
山を傷つけることは間接的に私を傷つけることであり、神仏を傷つけることになる。靡八丁斧不入(なびきはっちょうおのいれず)の掟はその世界をいかに大切にしたかと云う証左であり、江戸時代、無断で奥駈道の伐木した詫び状や始末書、あるいは伐木許可を求める文書が多く残っている。
水戸藩・岡山藩の神仏分離政策と寺社の整理(破却)。明治政府のとった神仏分離・修験宗は廃止、諸々の政策は、山や杜に何を残したのか。聖(ひじり)たちの消滅。宗教文化遺産の消滅散逸。神社の統廃合と自然林の消滅。人々の精神性をいかに変えたか。家庭から神仏放逐の現代に。
本当に「美しい国土」とは。ともに考えよう。
(ここまで宮城さんの資料のまま、一部読み方を記載)

多くの神々が現代と言う時間からいなくなっている(水神 etc)、宮城氏はそんな現状を危惧されている。
日本書紀の中にも森の起源や木の用途書かれていて、馴染み深い木々(ヒノキ、スギ、マキなど)が登場する。

植樹祭などでも、神が帰ってくる場所を創るような流れがあってもよいのではないかとおっしゃってました。
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