おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

2006年08月

象の虐殺 チャド

すでにご存知の方も多いと思うが、ナショナルジオグラフィックが伝えています。
ビデオも用意されていて密猟者が映されています。
100頭とも言われる大量な象の殺戮、それは単に牙を密猟するためだけために行われました。

淡水魚だって同じだと思うだが、、、釣っただけ持ち帰る釣り師の方!

茂木健一郎、椎名誠 焚き火 なのである

茂木さんのブログは毎日読んでいるのであるが、焚き火の事が書かれていたので紹介したい。

焚き火でしょう、やっぱり人生は。まったく同感なのである。

以下引用

椎名誠さんにお目にかかる。
焚き火の前で絵本の話をして、
ビールを飲んだ。
 最近の椎名さんの遊びの
中心は釣りだそうである。

 さすが焚き火名人。
 「生木の焚き火が最高ですね」
という意味が、一夜のレッスンで
よーくわかりました。

 椎名さんに言わせると、乾燥した、
よく燃える木の焚き火は「ゲヒン」
なのだそうです。

 「焚き火は人生みたいだなあ。
最初は火がなかなかつかなくて、
 そのうちに本格的に火がついて、
めらめらと青年期を迎える。
 そのうち、火の勢いも衰えてきて、
 いよいよオレの人生も終わりか、
と寂しい気持ちになってくる」
 と椎名さん。

 あさってからチベットに行くとのこと。
 椎名さんの人生は、まだまだ
新しい薪をどーんと投入!
 の気配だった。

旨いものは身近にあるはず

こんな記事を見つけると、嬉しいような、そして悲しい。
食物を輸入してまで食べ残す日本人。実は美味しい旬のものが地元や身近で作られている。畑で熟れたトマトなどを食べれば、これがトマト?と言う人が多いと言う。ポストハーベストも考えないでよい野菜や果物が普通に食べられる環境が必要だと思う。

以下記事
農をつなぐ:/上 守れるか「幻」のブランド /山梨

 ◇後継者と販路に課題
 さっぱりした香りが漂い、かじりつけば甘みのあるみずみずしい果肉がのどを潤す。早川町新倉の茂倉(もぐら)地区に伝わる「茂倉うり」は、キュウリより太く、緑に黄色の縦縞(じま)模様。長さは平均16センチあり、140グラムとずっしり重い。収穫は6月から8月。まさに夏の野菜だ。
 茂倉うりを栽培しているのは全国でも標高約800メートルのこの地域だけ。千切りにして味噌(みそ)味の冷たい汁に入れる「冷や汁」や漬物など、地元ではさまざまな食べ方で親しまれている。
 しかし、現在同地区の戸数は約25戸に減少、栽培農家も激減して、今や「幻」の作物になりつつある。5年ほど前から、地域の50〜90歳代の5人の女性が、「茂倉もとおじょうもん会」を作り、茂倉うり復活に取り組み始めた。「もとおじょうもん」は地元の言葉で「元お嬢様」の意味だ。
 商品化するために農業試験場でアドバイスを受けたり、加工販売を検討。今年4月には、地域団体商標に申請することも考えた。しかし人手不足に加え、日持ちがしないため出荷ルートが確保できないなど、問題は山積み。同町立保育所長の深沢礼子さん(57)は「このままでは先細り」と、現状を憂う。
 「幻」の作物はほかにもある。身延町宮木地区で栽培されている「あけぼの大豆」は、一般的な大豆より一回り大きく、甘みが強い。枝豆は300グラム300円と高価で、農協が生産する味噌や豆腐も人気が高い。
 だが、現在は約10ヘクタールの土地に約50軒が栽培に取り組むだけ。栽培者は高齢者が多く、専業では生計が立たない。宮木農業振興組合の小林義雄事務局長は「高くても良いものを食べたいと考える消費者も増えてきたが、自由競争の中では生き残っていけない」と、将来に危機感を募らせる。
 どちらも、悩みは後継者難と販売ルート確保の難しさ。後世につなげていくためには、消費者へ直接働き掛ける販売方法を工夫するしかない。一方で、県や農業関係団体も、有効な対策を提示できていないのが現状。
 高付加価値作物として将来性がある二つの「ブランド」を、幻にせずに済むかどうか、農業政策の真価が問われている。

99.9%は仮説 竹内薫 光文社新書 2006

(図書館本)
竹内さんのブログは読んでいるのですが、著作は初めてです。
茂木健一郎さんの学友としても知られていて、広範な情報知識と物理学や数学の科学史に基づくコメントは新鮮です。
この本は、世の中のほぼ全ての事は仮説の上に成り立っていて、仮説は仮説であって公理ではないという事をいくつもの事例を挙げて説明しています。
たとえばノーベル賞を取ったロボトミー手術(エガス モニス氏)はその後、人格を変えてしまう危険の手術であることが判明する。
柔軟な考え方が世の中を生きて行く上で重要だという事を科学(反証できるもの)的立場から訴えているのだと思います。すなわち相対的に物事を見ることが重要だと。
99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方

自然に感謝

遊んでくれた岩魚達。
ありがとう。
また来年遊んでください。
もっと大きくなって(笑)

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う〜〜ん、戻りたい

b0ba4f0a.jpg同行していただいたチュンさんが撮ってくれました。

誰も居ない渓で遊ぶ幸せ。

林道を行く

7113cb65.JPG木曜日夜 いつもの橋の駐車場で一人宴会
金曜日朝、コンビニで遊漁券を購入して、いざ入渓。
ゲートから2時間 いつものテンバに到着 テント張って
さらに1時間徒歩で入渓地点崩れかけた林道なのでそれほど緊張もないが
一部崩落部分があるので注意する。
11時に釣り始め、適度にイワナが遊んでくれる。所謂爆釣の手前(笑)
3時前には林道に上がりまた1時間ちょっとかけてテンバへ。
イワナの刺身をつつきながらビールを片手に焚火の準備。
数匹のイワナを焼き枯らそうとしたが、眠さに勝てず7時半就寝。
夜10時半に友が夜の林道を上がってきて合流

土曜日
刺身の残り身で作っておいたイワナ汁とラーメン等の朝飯。
8時出発、9時釣行開始
今日は二人なのでノンビリと熊や落石等もあまり心配せずに釣りに集中できる。なんと4時半まで釣りをしてました(笑)
6時テンバ、焚火をしながら刺身と昨日の焼き枯らし途中のイワナを魚に
宴会。大の大人が仰向けに寝転がり満天の星をみながら語りあう。
11時過ぎ就寝

日曜日
もう釣りはいいよねって事で、6時半テンバから帰宅の途に。

いや〜〜遊んでくれたイワナに感謝、そして釣行に同行してくれた友人に感謝なのである。

画像は下流の流れ。

至福の時

金曜土曜と岐阜の山奥で釣り焚火でございました。
詳細は後ほど。

森林セラピー

2日間だけで結果がでるのかどうかは疑問があるが、自分は森の効用には科学では証明しきれないモノが沢山あると思っている。空気、水、土、全てが体を作る要素を含んでいるのだから。森に住む人々と都会に住む人との違いを明確に出せれば、今のおかしな一極集中は無くなると心の中でいつも叫んでいるおいら。

以下記事
西沢渓谷:目指せ森林セラピー基地 心身への癒やし効果を調査−−山梨 /山梨

 ◇森林総合研が実験
 山梨市三富川浦の西沢渓谷で23日、同渓谷を「森林セラピー基地」に認定するための実験が始まった。森林総合研究所(本所、茨城県つくば市松の里)が実施し、24日までの2日間で、同渓谷を歩いて自然に触れることが、心身の癒やし効果があるかを調べる。認定は来年4月に発表される。
 森林セラピーとは、森林の癒やし効果を科学的に解明し、森林浴を健康増進やリハビリなど予防医学的に活用しようという取り組み。これまでの研究で、森林ではストレス時に分泌されるホルモンが減り、脳の活動が沈静化することなどがわかっている。
 林野庁や国土緑化推進機構、同研究所は、取り組みの拠点となる「森林セラピー基地」の認定を進めており、これまで全国で6カ所を認定。同市は昨年2月、秩父多摩甲斐国立公園内の同渓谷を申請した。同渓谷は広葉樹と針葉樹が交ざった原生林を持ち、ハイキングなどで親しまれている。
 今回は、昨年の予備調査に続く本調査。山梨大の学生12人を被験者に、同渓谷を歩いてもらい、森林がもたらす生理的変化をみる。自律神経の活動状態を示す心拍変動性▽だ液中のホルモンや消化酵素の濃度▽血圧・脈拍――などを測定する。JR山梨市駅前の都市部でも同様の実験をして、両地域で受けるストレスの強さの違いなどを調べる。
 認定実験にあたる宮崎良文・同研究所生理活性チーム長は「渓谷の遊歩道は急な起伏が少なく歩きやすい。また笛吹川のせせらぎも癒やし効果を高めると思う」と述べた。
 また認定には、地元自治体の森林セラピー活用計画も必要。中村照人市長は「市内の病院や温泉などを活用し、医療と観光を連携させた森林セラピーの取り組みを考えたい」と話している。

靖国と天皇

天皇発言メモから端を発する靖国問題を立花隆さんが論評している。特に最後の部分の方に遊就館の点に関しても触れていて、中韓だけの問題にとどまらず、アメリカからの非難も今後ありえるとの指摘は的を得ていると思う。

心の問題だからと言って丸く収まる問題ではない。

脳を鍛える 立花隆 新潮社 2000

(図書館本)
東大駒場での教養課程講義としての授業をまとめています。
以前から立花さんは日本の教育における理系、文系の問題点を指摘していましたが、この本でより詳細に理解出来た気がします。
かなり学生に対して挑戦的罵倒的に語っていて笑えます。しかし本心は日本の将来や地球の将来を背負って立つ東大生やもぐりで聞きに来ている学生を応援しているんでしょう。
高校レベルで習う物理の内容は実は19世紀以前のものが殆どで20世紀以後の情報は殆ど教科書に書かれていないとか。化学もしかり。
その様な状況で高校の時から理系、文系と分けてしまい、科学の分からない官僚が増えたり会社経営者が増えるのは非常に危険だと指摘します。

立花さんの広範な学問(彼自身は東大仏文)は田中角栄研究からサル学、脳死、脳、宇宙と広がり続けています。そして東大や大学の役割を論じます。

単に真面目に論じているだけではありません、彼女との同棲、バイト生活なども告白して(笑)さらには走り高跳びの選手だったそうです。

大学を目指す人、大学に入って間もない人は必読かも。

私は読むのが遅すぎました。トホホ
脳を鍛える

車の修理

右フロントアクスルシャフトオイル漏れ修理と言うらしい。
ベアリング、オイルシール等の交換
ついでに折れていたラジオアンテナ交換
効かないエアコンをとりあえずガス補充

しめて3万2540円なり。イタ
先日のタイヤのバーストとあわせると5万弱。。。。
本体が7万円の車なんですけど。。。。

良いんじゃないの、研究所の統廃合

ここに出てくる大村先生はご存知の方も多いと思うが北里研究所の所長や財団理事長である。抗生物質の特許で北里研究所を大きくした人物でもある。
さらに出身地の韮崎に住民票を置いてあるので、毎年高額納税者の1番だったように記憶している。最近では我が家の近くで温泉を始めたとの事。
さて、話が横道にそれた。
おいらも、某県の研究所に3年ばかりいたのだが、税金泥棒が多い事。
せっかく若い優秀な人材が大学出たてで入って来ても、彼らを伸ばすことが出来ない。そして、若者は普通の安泰サラリーマンに変身していく。

以下記事

2006年08月22日(火)
11の県立研究機関統合を県に提言へ
科学技術会議が方針、分野ごとに集約し効率化
 山梨県科学技術会議(大村智会長)は二十一日、甲府市内で第二回会議を開き、環境科学研究所や総合理工学研究機構など十一ある県立試験研究機関について、統合するよう県に提言することで意見集約した。研究機関同士の連携を強め、研究の質を上げるとともに効率化を図るのが狙い。各試験研究機関を農業や工業など分野ごとに集約し、研究センターのような一つの組織として統合する案が有力になっている。同会議は十月中旬までに原案をまとめ、県に報告する予定。県は報告を基に統合案を検討し、本年度中に策定する「やまなし科学技術基本計画」に位置付けて進めていく方針だ。
 同会議は理工系の大学教授らが委員で、県から科学技術基本計画策定の諮問を受けている。この日は委員十人程度が出席。前回の会議で、県立試験研究機関の機能強化策として委員が組織の一元化を提案したのを受け、県企画課が三重県や岐阜県など他県の統合例を報告した。
 委員からは「試験研究機関を統合することで、研究課題の重複が解消され、効率的に研究が進められる」などと統合を支持する意見が相次いだ。各部局の下に各試験研究機関を位置づけている山梨県の体制について、「現状の縦割りの枠組みでは試験研究機関の横の連携が生まれない」との指摘もあり、十一機関の統合を求めることで意見を取りまとめた。このほか「将来的には統合後、独立行政法人化を検討すべきだ」との意見も出た。
 統合の方向としては、各試験研究機関を一つの組織に集約した、三重県の方式を支持する意見が大勢を占めた。三重県は六つの試験研究機関を「科学技術振興センター」に統合。各機関は同センターの六つの研究部に位置付けられ、保健環境や農業、工業などの六つの分野について研究を進めている。
 三重では統合の結果、総合企画部門が予算や人事などを担当し、現場の研究部門は研究に専念できて質が向上。庶務事務の集中化で職員削減など組織のスリム化が図られたほか、横断的な研究、連携が進み、民間企業や大学との共同研究も増えたという。
 山梨県企画課によると、県内には十一の県立試験研究機関があり、各機関は森林環境や福祉保健など五つの部の下に配置されている。研究員は全機関合わせて百八十人で、事務職や非常勤嘱託も含めた全職員数は四百六十六人。本年度の試験研究費は約四億五千五百万円に上っている。
 県立試験研究機関は次の通り。
 総合理工学研究機構、衛生公害研究所、環境科学研究所、森林総合研究所、工業技術センター、富士工業技術センター、水産技術センター、総合農業技術センター、果樹試験場、畜産試験場、酪農試験場

地域のために生きた医師

色んな所でお名前は聞いて知っておりました。地域に根ざす医療。
合掌

南木桂士さんの文学もこの病院から生まれた。

追加の記事はこちら。

以下記事
地域医療に尽力、佐久総合病院名誉総長の若月俊一氏死去
2006年08月22日13時00分

 「農民とともに」を合言葉に、半世紀以上にわたって地域医療や農村の保健に力を尽くした長野県佐久市の県厚生連佐久総合病院名誉総長の若月俊一(わかつき・としかず)さんが22日午前5時5分、肺炎のため同病院で死去した。96歳だった。近親者のみの密葬は同市臼田2211の2の自宅で。喪主は長男健一(けんいち)さん。本葬の日時・場所は未定。


 東京・芝生まれ。東京帝国大医学部を卒業し、戦時中の45年3月に外科医長として佐久病院(現・佐久総合病院)に赴任。翌年、院長となり、98年に勇退した。

 都市に向けがちな医療の目を農村に注ぎ、住民自らが健康意識を高めることに腐心した。

 忙しさや貧しさゆえに通院したがらない農民たちに接し、無医村での巡回診療を開始。「農村に入るなら、演説ではなく、演劇をやれ」という宮沢賢治の教えから、病院に演劇班を組織し、芝居や人形劇を通じて農村に予防知識を普及させるなどのユニークな取り組みを行った。

 59年からは近隣の八千穂村(現・佐久穂町)で健康手帳を一人ひとりに渡し、健康台帳を病院で管理する「全村健康診断」を実施。老人保健や在宅看護の分野で国の政策の先駆けとなるなど、後に長野県が長寿県となる礎を築いた。

 病院歌「農民とともに」を自ら作詞。保健ボランティアの勉強会では、「一番大事なのはカネや名誉じゃない。健康です。助け合って生きる社会を、この山の中で作っていきましょう」と若者に語りかけた。演劇や講話を組み合わせた独自の保健活動は、アジア、アフリカの発展途上国に受け継がれている。

 71年度に朝日賞(社会奉仕賞部門)を受賞。76年、アジアのノーベル賞といわれるマグサイサイ賞を受けた。国際農村医学会名誉会長、アジア農村医学会長も務めた。

 98年9月には、早朝に病院で原稿を書いていて気分が悪くなり、救急外来まで歩いて行って「大動脈瘤(りゅう)破裂らしい」と病名を言い当て、緊急手術で命をとりとめたエピソードもある。著書に「村で病気とたたかう」(岩波新書)など多数。

 〈鎌田實・諏訪中央病院名誉院長(長野県茅野市)の話〉 ぼくは若月先生のやられた地域医療にあこがれて、八ケ岳のちょうど反対側の諏訪中央病院に赴任した。何度もお訪ねし、いろんな教えをいただいた。自分にとって一番の師だと思っている。医師不足だった30年ほど前、同じように青年医師たちが先生を見習って全国に散らばり、地域医療の花を咲かせた功績は計り知れない。怪物だと思っていたが、亡くなられたと聞いてとても悲しい。自分の本の中でも地域医療の神様と尊敬し、学んできたので残念でならない。とても悲しいです。
阿弥陀堂だより

有楽町で逢いましょう♪

b600aeed.JPGあまりの暑さに耐え切れず、知人を無理やり誘い、行きなれた店に。
久々に混んでいない店内でビール、冷酒と飲みまくり。旨い魚の煮付けや焼き鳥の出前で満足でございました。ちなみに一人5千円ポッキリである。

心配なのは、山陰でお世話になった歯医者さんが高齢の事もあり電話で話した限り、口調が以前と大分代わっていた事だろうか。店のママともども心配した一夜である。

ぼくの大イワナ

(図書館本)
大人も読める絵本でしょうか。

釣り好きな少年と足の不自由なホームレスとの出会い。そのホームレスのおじさんは長野の出身で穂高という名前。そして50cmのイワナを釣った事があるという。おじさんが読みたい本を古本屋で見つけてプレゼントしようとするが。。。。


ぼくの大イワナ

淡水魚の絶滅か?

知人からのメイルで知りました。
木村英造先生の淡水魚保護の原点だと思います。

釣り人は釣りが出来る事だけを考えていればよいのでしょうか?
釣りの対象にならないけれど、日本の河川にいてあたりまえの魚が居なくなり所謂外来種に置き換わってしまっても良いのでしょうか?
人間と言う愚かな生物が行う行為はやがては人間自身に降りかかるとは考えないのでしょうか。寂しすぎます。

以下記事

イタセンパラ:天然記念物、淀川で絶滅? 「水位操作が影響」有識者会議が批判

 ◇国交省の昨春行事

 環境省の絶滅危惧(きぐ)種に指定されている国の天然記念物「イタセンパラ」が淀川で今年1匹も確認されていないことについて、国土交通省近畿地方整備局の外部有識者会議が「繁殖を後押しする水位低下の操作を昨年中止したことが影響している可能性もある」と指摘していたことが分かった。操作中止は、皇太子さまを招いた同省主催の行事があったため。同整備局は「原因は不明」としているが、国内唯一の生息地とされる淀川で絶滅する恐れもあり、専門家から批判の声が上がっている。

 ◇わんどで外来魚急増

 行事は、昨年4月23日に淀川河畔の大阪府枚方、高槻両市で行われた「第16回全国『みどりの愛護』のつどい」。緑化に功績のあった民間団体表彰が主な目的で、年1回各地で開かれている。

 大阪での開催にあたり、同整備局淀川河川事務所河川環境課は「せっかく(皇太子さまに)来てもらうのだから」と、会場間を結ぶのに、淀川を船で渡るプランを採用した。ところが、航路の一部で水深が浅いため、水位を下げないよう、下流の淀川大堰(おおぜき)の放流量を少なくした。

 淀川河川敷の「わんど」に生息するイタセンパラには、稚魚が泳ぎ始める春先に水位が低くなることが好ましい。天敵のブラックバスがわんどに入りにくいからだ。このため、同整備局は00年から、4、5月ごろに淀川大堰の放流量を多くして、水位を下げる操作を行ってきた。

 その結果、個体数は01年に過去最高の7839匹を記録。それ以降も2000匹以上を維持していた。しかし水位低下の操作を中止した05年は506匹に激減。今年はゼロになった。一方、一部のわんどでは、ブラックバスやブルーギルの増加が確認されている。

 同整備局の有識者会議「淀川水系流域委員会」(委員長、今本博健・京都大名誉教授)は先月、05年度事業に対する意見書で「(水位を下げる)操作を実施しなかった05年度は、ブラックバスなどの外来魚が急増し、イタセンパラをはじめとする在来種に多大な影響を与えた可能性がある」と指摘。委員の一人、村上興正・同志社大嘱託講師は「国交省も水位操作の効果を認めて続けると言っていたのに。生き物は、少しのきっかけで突然いなくなることがある」と批判する。

 今年は水位を下げる操作を実施した。淀川河川事務所河川環境課は「水位操作をしなかったのは、『つどい』があったから。しかし、それが影響したのかどうかは分からない。水質などを調査して、原因を明らかにしたい」と話している。

毎日新聞 2006年8月17日 大阪夕刊

若いって凄いですね 高校野球

思わず高校野球を見入ってしまいました。
15回にも140km・hの球速、途切れない緊張感。
勝負事だから勝敗を決める事が重要なのかもしれませんが、両校に優勝旗をあげても良いと思います。

いや〜胸が熱くなりました。

間接損害「賠償義務ない」?

しっかり裁判で決着をつけてもらいたい。
天災でなく人災なのは明らかなのだから。

もちろん、停電などに備えて、それなりの「覚悟」を個人も社会もしなくてはならないのは当たり前だとは思うが。

ガーナに2年家族で住んだが、停電、断水は当たり前。日本の昔も同じでしょう。最低必要な電力を自家発電でまかない、水は日頃からタンクに貯めて。(と書いたが、日本に帰国後は「覚悟」が足りないと自覚中)

以下記事

首都圏停電の間接損害「賠償義務ない」 三国屋建設
2006年08月20日02時59分

 首都圏の大規模停電で、送電線に接触したクレーン船を所有する海洋土木会社「三国屋建設」(茨城県神栖市)は、停電でパソコンが使用できなかったり、熱帯魚が死んでしまったりしたなどの間接的な損害について、賠償義務は無いとする見解を、同社のホームページで表明した。

 高橋宏社長名で17日付で表明した見解によると、「通常、予見される送電線の所有者の損害に限り、賠償責任がある」と主張。損傷で停電が発生するかどうかや停電の規模などは「予測が不能だった」とし、「電気の供給が受けられなかったことにより発生した一切の間接的な損害について、当社には損害賠償義務はないものと判断した」と訴えている。

 同社の木股健二会長は「東京電力への賠償義務はあっても、間接的な損害までの賠償義務は無いと考えている」と話した。

 同社は99年にも、水戸市の那珂川で送電線を損傷する事故を起こしている。当時の対応について木股会長は「元請け会社の求めに応じ賠償したが、送電線の復旧費用分などだけで、間接的な損害を賠償した記憶はない」と説明している。

 〈東京電力広報部の話〉 クレーンの接触による停電で生じた一般顧客の損害は契約上、当社に損害賠償責任はないと考えている。三国屋建設と損害を被った顧客との間の賠償責任についてはコメントする立場にない。

 〈東京大学大学院の能見善久教授(民法)の話〉 今回のような「間接損害」は、海外では否定する国が多い。日本の法制度上は一律には否定されておらず、裁判になれば、どこまで賠償の対象となるかは予見可能性の有無などによって判断されるだろう。ただ、過去にこの種の間接損害が争われた例はあまりなく、学説上も対立がある状況からすると、裁判で賠償責任が認められるのは相当難しいだろう。

フランダースの犬

誰がなんと言おうとフランダースの犬である(笑)
テレビ放送を全部見ている訳でないので、とうとうDVDを購入してしまった。劇場版のものは見たのであるが、やはりテレビ版は凄いのである。
DVDが10枚で52話である。
さっそく5話ほど見てしまった。アントワープの大聖堂などは実に正確に描かれていて、石畳までも。

当然正規版の日本製は高いので、正規ライセンスの中国版をヤフオクで購入。言葉は日本語で字幕を英語にすると少しは英語の勉強になるか?(笑)

2年間アントワープの研究所に通ったものとしては、ノートルダム大聖堂はあまりに大きな想い出である。芸術などにまったく才能のないおいらでもその凄さを肌で感じることが出来るのだから。
ネロの母親が生きている頃にネロと一緒にみた絵も物語に出てきた。(画像)
dognero

爆発 テロ?

4f8be8a9.JPGPCの前にいたら、いきなり外で何かが破裂する音が!

玄関から外を見てみるが、変わった様子もない。

その後、離れに荷物を持っていった帰りに、なんと、なんと
ジムニーのスペアタイヤがバーストしているではありませんか。
炎天下のせいでしょうか?

近くのオートバックスさんでタイヤ交換1万4000円なり。イタ。

空から見た関東の河川・砂防・ダム,建設省関東地方建設局監修,社団法人関東 建設弘済会(1995)

凄い写真集です。アマゾンでは扱っておりません。
いくらなんだろう??
鎌倉図書館は偉い!

人が住みエリアと源流域から河口部にいたる地域を空撮している写真集。
素人として感じます。住んではいけない所にまで人がいるんですよね。
昔は暴れ川の近くに住むには「覚悟」があった訳です。大水が出そうになれば逃げる準備を直ぐにしたし。
今は何か起こると直ぐ行政の管理責任とかにこじつけますよね。
確かに森の荒廃は保水力を落とすかもしれませんが、氾濫河川とわかっている所に住む場合はある種の自己責任も必要だと思います。

自然を管理しようなどいう大それた事を考える事が間違いなのですから。
なんとか、人間が住まわせてもらっているという現実を認識しなければいけないと思う今日この頃。

人災の可能性はないのか?

大雨が降れば増水する。これは太古の昔からの常識であろう。
しかし、ダムからの放水量をいきなり増やせばどうなるか?
しっかり検証していただきたい。(当初ダム放流はないとの報道もあったらしい)

以下記事
酒匂川増水:15分で濁流胸まで 中州から次々救助 お盆のアユ釣り、暗転 /神奈川

 ◇1人死亡1人不明
 お盆休みの釣り人たちを突然襲った酒匂川の増水。水位はあっという間に上昇し、逃げ遅れた2人をのみ込んだ。1人死亡、1人行方不明の事故を目撃し、13人が亡くなった99年の玄倉(くろくら)川キャンプ事故を連想した人もいた。【大西康裕、内橋寿明、野口由紀】
 現場はアユ釣りの名所で、6〜8月には大勢のアユ釣り客やバーベキュー客でにぎわう。小田原市中曽根の酒匂川で、同市内の無職の男性(66)は午前11時半ごろ、アユ釣りを中断して、岸で昼食を食べていた。
 少し水が濁ってきて、10〜15分ぐらいで、ひざぐらいだった水かさが胸の高さまで来て濁流になった。男性は流れにまかれて動けなくなっていた釣り人を助けた。200メートルぐらい下流の中州に8人が取り残され、消波ブロックにしがみついている男性もいた。「大変だ」と思い、携帯電話で119番通報した。
 消防隊は命綱を着けて川の中に入ったが、流れが急で助けられなかった。県警ヘリコプターが到着し、次々と救助した。
 小田原市栢山に住む高橋壮一郎さん(64)は会社が休みで、酒匂川の堤防から約200メートル離れた自宅にいた。17日午後1時過ぎ、ヘリコプターと消防のサイレンの音で異変を知って堤防に行くと、約50メートル先の中州に男性2人がうずくまっているのが見えた。両側を茶色の濁流にはさまれ、高橋さんが「泳いで渡るのは危険過ぎる」と思っていると、ヘリが中州に着陸し、消防隊員に誘導されて2人は救助された。
 近くでアユ漁のおとり魚を売っている店の店員の岡田晋さん(35)は「水が増えても、まだ釣りを続けている人がいた」と話す。あちこちで中州に取り残されているのを知って、高橋さんは山北町の玄倉川の水難事故を思い出した。「上流でよほどの大雨が降ったのだろう」と驚いていた。
 山北町の高瀬橋付近で行方不明になった藤沢市西富、無職、杉崎光男さん(66)は鎌倉市内の公務員の男性(57)と釣りをしていた。釣りを始めた午前7時半ごろ、深さは約50センチだった。同9時ごろ、一時強い雨が降り、男性は「水の色が濁ったことに気づいた」という。そのうち深さは約80センチに増して、2人は岸に上がろうと声を掛け合った。しかし岸まであと8メートルの場所で2人とも流された。男性は約200メートル流されて岸にたどり着いたが、杉崎さんの姿は見えなくなった。
 高瀬橋付近の現場について、県松田土木事務所の笠原俊男・河川砂防第一課長は、「現場の河川幅がほかより狭いので、急激に水位が上がったのではないか。当時はほかにも釣り客がいて、『周りに人がいるから大丈夫だろう』と考え、逃げ遅れたのではないか」と話している。
 ◇県「鮎沢川の影響大」
 酒匂川の水源・丹沢湖の三保ダムは午前9時半ごろから、降雨によるダム水位の上昇を受けて放流量を上げ始めた。県河川課によると、通常は毎秒10トンの流量を徐々に増やし、正午には毎秒23トンを支流の河内川と酒匂川に流していたという。
 ところが、県は当初、「放流の事実はない」としていた。同ダム操作規則は毎秒25トン以上放流する場合は下流に通報することを定めており、「放流にはあたらないとの認識だった」(県河川課)という。また、制限以下の流量だったため、同ダム管理事務所は警告を発していなかった。
 事故現場の上流では午前10時からわずか45分間に水位が71センチ増し、最高1メートル12センチに達したが、県は「同時点での放流量は通常の2トン増し程度。下流の水位にはほとんど影響ない」と、ダムの放流と増水の因果関係を否定。「洪水時には毎秒1300トンを流したこともある。昨年も250トンで流した。23トンは日常操作の一環に過ぎない」と話している。
 静岡県御殿場市から酒匂川に流れ込むもう一つの支流・鮎沢川の静岡と神奈川の県境付近では、午前8時に毎秒13トンだった流量が同10時15分には70トンにまで跳ね上がっており、県は「鮎沢川からの流れ込みの影響が大きい」との見解を示した。【稲田佳代】
 ◇天然アユも遡上
 酒匂川は県内で2番目に広い流域面積を持つ二級河川。小田原市、松田町、山北町にかけては天然アユの遡上(そじょう)もみられる漁場として知られる。
 事故が起きた付近一帯はアユの遡上を妨げないよう自然河岸が多く残されている。雨が降っても降雨量の半分近くが土中に染み込み、急な増水が起きにくい場所だという。【稲田佳代】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇玄倉川キャンプ事故
 99年8月14日朝の集中豪雨で、丹沢山系などの河川でキャンプをしていた人たちが増水した濁流に流され、一時20人が行方不明になった。特に玄倉川では、中州でキャンプしていた18人が流され、13人が死亡した。前夜に上流のダム管理者が放流のサイレンを鳴らし、警察も注意を呼びかけていた。

8月18日朝刊
(毎日新聞)

なんで東京にいるんだろう

efdce026.JPG現実逃避するしかなさそうな画像
なんでこんなに綺麗なの?
戻りて〜〜

ザ・ナターシャセブン 山と川

afef42cd.JPG知人が良い曲があるよとの事で、ヤフオクで購入したLP。

さて、レコードプレーヤーを手に入れねば(笑)

岐阜の渓

土日と釣り仲間と山に入った。
テンバを設営して釣りに出た。
土曜日の昼頃の雷雨は下界では停電などの障害がかなり出たようだ。
我々も林道の橋の下に退避していた。上流に向かうかどうか相談して
撤退を決め、テンバより下流に釣りに出かけた。
ところが、それからがPカンである(笑)
上流の桃源郷は次回に取っておくことにした。
もちろん、この判断は間違っていないと確信していた。
なんとか、刺身分の1匹と焼枯らしの3匹を二人分としてキープさせて
いただき。焚火を作って酒を飲む。
やがて満天の星を寝転がり眺めては、「気持ちいい〜〜」などと一人
叫び。流れ星を見ては、「でかい〜〜」とまた叫ぶ。
テントに8時半には入り爆睡。

翌朝はゆっくり、イワナ汁(刺身の残り身を味噌で煮る)で食事を取り
去年の豪雨で源流部の山が崩れ長いこと濁りが入っていた渓に入ってみた。
一昨年と同じエメラルドグリーンの渓が迎えてくれた。
巨石と森、そして清らかな渓。
ありがとうと最終民家のひまわりに告げ家路に向かった。
121719

ALWAYS 三丁目の夕日

帰省中の長男がレンタル屋さんから借りてきてくれました。
ガキの頃の事を思い出すようなノスタルジックな想いです。
大きなラジオ、白黒テレビ。時間の進み方が今よりもう少しノンビリしていたように思います。
子供がのびのびとしていたようにも思います。
学力と体力のバランスが崩れて来たのも終戦後なのかな。
ALWAYS 三丁目の夕日 通常版

未来志向とは?

昨日小泉さんの靖国参拝後の所感の中で何度か未来志向で、というフレーズがあったように思う。

未来と言うのは過去と現在があるから未来があるのである。
未だに戦争責任や東京裁判の評価で意見が分かれる事に原因の一つがあるのかもしれない。

いまだに「あいまいな国、ニッポン」なのである。おいらはそれが悪いとも思わないが、十分な議論が学校や家庭で行われていないのは問題だと思う。

福井の酒

7f36921d.JPG先週の木曜日と金曜日は福井で研究会に参加しておりました。
その折の懇親会で出た日本酒。
なかなかの種類と旨さでございました(笑)
また福井は美人が多いそうです、確かに街中の女性が綺麗に思えました。
残念ながら夜の蝶とお話する機会は無く(飲みすぎ、爆睡)そちら方面での美人度はチェックできませんでした。

ちなみに研究会では良い話がいくつか聞けました。

週2日出勤の理事は?

抜け道のない制度にしてもらいたいね。
出来る人で長く働きたい人はどんどん働いてもらいたいが、銭だけの
バカ役人は農業実習をして日本の食糧自給率を上げてもらいたい。

以下記事

公益法人天下り規制強化、約2000人の理事削減へ

 政府は15日の閣議で、国家公務員の公益法人への天下りに関する規制を強化する新たな指導監督基準を決定した。

 公益法人理事の3分の1以下に制限されている「所管省庁出身者」の範囲を拡大する内容だ。これにより、約300法人の理事約800人が削減される。新基準は2年以内に実施する。

 新基準では、課長以上となっていた所管官庁出身者を、「在職時の役職や退職後の経過年数等を問わず、常勤職員として職務に従事した経験のあるすべての者」に改めた。

 専門的な知識を持つ省庁出身者も規制対象としたため、天下り理事の最終的な削減数は約2000人に上る見通しだ。
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