おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

2006年04月

こんな魚がいる渓を残さないと

目の前で釣られてしまいました(笑)
何も申すことはありません。素晴らしい。GWはこの1匹を見ただけでも価値がありました。親爺様、感謝感謝です。
ますます在来魚保護が天命のように感じてまいりました。
iwana

あやしい探検隊焚火酔虎殿 椎名誠 1995年

ちょっと訳あって読み直してみようと思い、探してみるが、ない。。。結局図書館で借りる。椎名隊長をはじめ隊員の多くが昭和40年代生まれで、おいらとは10歳くらい違うわけだが、ちょうどおいらの年くらいの時のキャンプや焚き火して遊んだ記録なんだよね。羨ましい限りです。

遊ぶのに忙しすぎて仕事する時間がありません。そう言ってみたい中年の同士も多いのではないだろうか。。。
あやしい探検隊 焚火酔虎伝

職業に貴賎なしなのだ

あまりにも馬鹿げた議論なので逆に笑ってしまう。

“元キャバ嬢”にこだわる、そんな世の中を変え「負け組0」の社会を作る…太田和美衆院議員単独インタビュー

おいらは水商売のバイトが長い。喫茶店からクラブ(膝着きサーブ出来ます)まで一応やりました。どこの世界でもおバカさんは居るし、凄い人も居ます。そんなのは世の常識だよね。元キャバ嬢だから何なわけ??

雑感

久々の良い天気で気持ちがよいですね。

堀江さんの保釈で幾つか思った。創業当時の学生ぽい外見:差し入れ等で太る人も多いという拘留生活でしっかり体重を落としているあたりはやはり常識を超えられる人なのであろう。(ちなみに娘から「とうさんも入ってきたら」と言われました) 個人的には今回の逮捕拘留はあまりにも唐突で国策捜査のようにいまだに思えてなりません。耐震偽造事件と異なり、未だホリエモン支持者が多くいる(ある意味おいらも)のもこれまでの事件と異なるところでしょう。世界一の時価総額を目指すと言ったあたりから、ちょっとそれは違うんじゃね〜の、と思っていましたが、世の中の密室で決まるような事案をどんどん表に露出させていった功績は誰もが認めるところでしょう(もちろん、密室の方が心地よい人達には嫌われますが)。

報道陣の異様さ:NHKまでもがヘリコプターを飛ばし、300人とも言われるメディア関連の人々が群がっている姿はいったいなんなんでしょう?おいらには滑稽としか言いようがありません。

まあ、そんな俗世界から逃亡して、しっかりと肺胞の奥まで森の空気を吸わせてもらいにでかけましょう。

冒険の日々 熊谷達也 小学館文庫 2005

直木賞の「邂逅の森」の前作であるマイホームタウンに2編の文庫版への書き下ろしを加えた作品。熊谷さんの小学生時代を若干脚色して描いているのであろう。年代がほぼ一緒なので時代背景が良くわかる。今の都会や街の子供が味わえない放課後の楽しさを思う存分描いているように思う。ただ、この本の作品は主人公とその同級生の物語なので、当時のガキ大将を頂点とするような上下関係の流れはない。
少年時代の物語だと、つい阿部夏丸さんの作品を思い出してしまうのは僕だけだろうか?

冒険の日々

山梨の未来は?

山梨から東京は完全通勤圏なのでしょうが。。。。
絶対東京には住みたくもないし働きたくもない。もちろん高層ビルには絶対住みたくないぞっと。

道が付くと村は寂れる。リニアが出来て山梨は寂れると思うのは、おいらだけだろうか。国敗れた山河あり、これで自然が豊かになるのは良いのだが。。。

<山梨リニア実験線>JR東海、一般区間着工へ

 JR東海の松本正之社長は27日、建設のめどが立っていなかった山梨リニア実験線の一般区間を着工すると発表した。7年後の完成を目指す。97年から先行区間で実施された実験線の延長で、リニアによる中央新幹線の実現に弾みをつける狙いがあるとみられる。
(毎日新聞) - 4月27日22時33分更新

中国のアフリカ戦略

アフリカ諸国への援助はアメリカ、日本でナンバーワンカントリーを競いあっていましたが、もうそんな時代ではないのでしょう。
トリインフルエンザの問題なんかは、ます自分の国をなんとかしろよと言いたいけどね。。。。
これがまさに中国外交なんだな。

以下記事
ナイジェリア、投資と引き換えに中国に石油開発の権利譲渡で合意

 [アブジャ 26日 ロイター] ナイジェリアのオバサンジョ大統領と同国を訪問中の胡錦濤・国家主席は、中国がインフラ分野で40億ドルを投資するのと引き換えに、ナイジェリアが4つの原油採掘ライセンスを付与するとした合意書に調印した。ナイジェリアの当局者が明らかにした。
 合意では、ナイジェリアが来月行う4石油開発区の入札で中国石油天然ガス(CNPC)<0135.HK>に優先権を与える一方、中国は、ナイジェリアのカドゥナ製油所(日量11万バレル)の過半数権益を買い取り、新しい発電所を建設する。
 ナイジェリアのダウコル石油相は「合意はカドゥナ製油所の維持管理と新しい発電所の設置を含む、4石油鉱区の契約を公式化したものだ」と述べた。
 このほか、ナイジェリアのマラリアや鳥インフルエンザ対策に中国が協力する合意書などにも調印した。
(ロイター) - 4月27日11時35分更新

サイエンスの常識

日本の場合はまさにここに問題がありますよね。茂木さんなんかも、この辺を常々論点にしたいます。もちろん養老先生もしかり。爺が予算は取るのは構わない。その予算を若い奴にドンドン使わせて自由に遊ばせる事がブレークスルーに一番近いのだと思う。ITなんかが良い例でしょう。真理に対する夢、自然に対する夢が大きい若い人にこそ伸びる芽があるのです。おいらは早く退場したいぞっと。(実験やフィールドは大好きだけどね)

以下記事

若い研究者+少ない費用=国際的評価の論文

 国際的に高い評価を受けた論文を書いた日本人研究者は、平均年齢が39・9歳で、その半数が約490万円以下の比較的少額な研究費で成果を上げていたことが、文部科学省科学技術政策研究所の調査でわかった。

 政府は10年前から公募型の競争的研究資金の拡充を進め、数億円単位の大型研究も増えているが、研究費の額が必ずしも成果に直結していない皮肉な実態が浮かび上がった。

 国内には約79万人の研究者がいるが、同研究所は、国際的な文献データベースを基に、ほかの研究者から引用される回数が、世界的に見て上位10%に入る「注目論文」を書いた日本人研究者858人を選び出し、2004年10月にアンケート調査した。

 注目論文を生み出した研究費は1万円から103億円と幅広かった。そのリストの真ん中にいる研究者の受給額は490万円程度で、受給額で最も多いのは100万円だった。研究費の出所については、政府の競争的研究資金を使った研究者が61%に上った。

 アンケートでは資金の配分方法についても尋ねたが、「評価基準が不明瞭(めいりょう)」「政治力だけの研究者を優遇している」といった厳しい見方をしているトップ研究者が多かった。競争的研究資金は、総額4600億円と10年前に比べ4倍近くに増えているが、その審査のあり方に再考を迫る調査結果となっている。

食料を輸入してまで廃棄する国

飢餓で亡くなる人がいる地球、かたや平気で食べ残して廃棄する人。

コンビニエンスとは便利とか利便性と言う意味だと思うが、これが都市化を最も端的に表現しているのかもしれない。すべては人工であるのだから。

以下記事

食品捨てれば優良店!? コンビニ、30万円ノルマも

 大手コンビニエンスストアに、一カ月に出す廃棄物の“下限数値目標”が存在することが分かった。その多くは弁当や総菜といった食品ゴミで、目標を達成すると、「優良店」となるシステムもあるという。
 産経新聞が入手した文書によると、「原価(仕入れ値)で(月に)三十万円以上(廃棄する)」と記されている。背景には廃棄を恐れずに品ぞろえを豊かにしなければ、「コンビニ戦争」を勝ち抜けない事情と、より新しいものを求める消費者ニーズの高まりがある。
 調査によると、一年間でコンビニ一店から出る生ゴミは平均で四−五トン。「食品リサイクル法」が施行されるなど環境対策の必要性が指摘されるが、経営戦略上、食品ゴミを劇的に減らすことは困難とみられている。

日本にとっての科学 茂木健一郎 対談 科学技術週間

茂木さんのブログには音声ファイルが沢山置いてあるので聞いてみた。
竹内薫×茂木健一郎 「科学の自由」の対話があります。
テレビの茂木さんの大人しさはありません、養老先生も同じです。かなり過激です。サイエンスをされている方是非聞いてみてください。アカデミックフリーダムの重要性を熱弁してます。この人の頭の中も養老先生のようにどれほどの知識が詰まっているのかな?科学のロマン、憧れの大切さを、日本とケンブリッジを比較して語っています。
面白いと思う事、不思議と思う事が大切なんだよな〜。文系、理系と分けてしまった日本の問題点を指摘します。変人が認められる世界(特に10代などが)が重要なんだよな。所謂天才肌、あるいは天才を育てる環境(天才が食べていける社会)が必要なんです。変人は変人で開き直りが必要なんだと言う話。そしてこれは科学者だけでは当然ないのです。根底に真理に対する愛が必要なのだ。
論文と一般書の垣根なんていらね〜んじゃないのby 茂木 (ダーウインを例として)
ニュートンの13球問題なんて知らなかったし>自分
竹内さんは、木曜日の深夜に北野武さんと番組をやっているそうです。武さんが真剣に数学問題を解く番組だそうです。たけしのコマネチ大学数学科

こんな先生がガキの頃いたら、物理学に走っていたかもしれない(笑)
中高生は是非聞いてみな!

図書館の人気書籍

鎌倉図書館(5館あります)での人気ランキング

5位の国家の品格だけ予約してますね。(笑)当分借りられそうもありません。

順位  書名  著者名    予約数
1 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン リリー・フランキー 346
2 容疑者Xの献身 東野圭吾 282
3 (未発売)ハリー・ポッターと謎のプリンス J.K.ローリング 224
4 (未発売)ハリー・ポッターと謎のプリンス J.K.ローリング 220
5 国家の品格 (新潮新書 141) 藤原正彦 200
6 生協の白石さん 白石昌則 194
7 ダ・ヴィンチ・コード 上 ダン・ブラウン 185
8 ダ・ヴィンチ・コード 下 ダン・ブラウン 174
9 その日のまえに 重松清 153
10 さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑 (光文社新書 191 山田真哉 151
11 対岸の彼女 角田光代 147
12 陰日向に咲く 劇団ひとり 145
13 信長の棺 加藤廣 134
14 震度0(ゼロ) 横山秀夫 127
15 天使のナイフ 薬丸岳 108
16 アッコちゃんの時代 林真理子 107
17 県庁の星 桂望実 105
17 ガール 奥田英朗 105
19 病気にならない生き方 ミラクル・エンザイ 新谷弘実 103
20 スープ・オペラ 阿川佐和子 100

回帰

チェルノブイリ原発事故から今日で20年だそうです。人間を幸福にするための基盤施設である電力の源でしょう。電化される事により多くの利益は人類にもたらされたのは間違いありません。そして更なる電化が進みます。これは原発だけでなく、火力であれ、水力であれ同じでしょう。飽くなき人類の欲求は事故や災害と言う必然を含有していることを人間は知ってはいるはずです。原発や発電所を増やさないようにするために何が自分達に出来るのか、考えないといけないと思います。単なる建設反対では説得力はありません。ゴミ処理場なんかも同じです。自分の近所に来るとなると皆さん大反対なんですよね。じゃあ、ゴミを出してないの?と聞かれるとどう答えるのでしょうか。
不便を楽しむ事が少しでも出来れば、化石資源の消費や森林資源はもう少し長持ちすると思うのですが。

人類への抵抗?

遺伝子が殆ど同じチンパンジーがヒト化するのでしょうか?

以下記事

シエラレオネで4人を死傷させたチンパンジーの捕獲劇続く

 [フリータウン 25日 ロイター] アフリカ西部シエラレオネで、野生生物保護区からチンパンジーの群れが脱走し、地元のタクシー運転手を死亡させたほか、米建設会社従業員3人に重傷を負わせた事件で、武装した警察による捜索が続いている。
 首都フリータウン近郊にあるタクガマ・チンパンジー保護区で23日、30匹以上のチンパンジーが脱走し、オスのチンパンジーを中心に襲撃が行われたとみられ、現在もオス2匹を含む20匹以上が捕まっていないという。
 同保護区は孤児となったチンパンジーを保護するため1995年に設立された。シエラレオネのエコツーリズムの代表例として知られており、今までチンパンジーが人に危害を与えたことはなかったという。
(ロイター) - 4月26日15時39分更新

昔はよかったな〜〜と叫んでみる。

cbf5705e.jpg昔は遊んでくれた第3子。
今では高校1年。まあ、一人で遊びに行けるからいいもんね〜〜〜と鎌倉の竹薮で叫んでみる。

ちょっと親爺さんに対抗してみました(笑)

魚に遊んでもらいに行こう

cfcd3e00.jpgこんな魚がいる渓で遊べる幸せをいつまでも続けたい。

さて質問です。これは、何処の魚でしょう?
親爺さんわかります?親爺さんの所ではないですよ。

反養老の書籍も読まないと

基本的に反論や異論を積極的に読む態度を取っています。ブラックバス問題も擁護派と駆除派の両方の主張を一応書籍的に押さえていると思ってます。相手の意見を聞かずに走ると原理主義に傾くのは世の常です。より広く意見を聞いて自分の主張を持ちたいと思います。政治家の陥るのは、沢山の意見を聞いて、結局事なかれ主義的によく分からない結論を出す事が多いところでしょうか。

そんな訳で、反養老の本があれば是非ご紹介下さい。

欲求について考えてみる


定義にこんなのがあった
なんらかの欠乏によって心身の平衡が破れ,緊張した状態をいう。飢餓,苦痛の回避,睡眠,排泄,性欲などの一次的(生理的)欲求と,地位,名誉,金銭,支配などの意識的な意図による二次的(社会的)欲求に大別される。

なるほど、1次的欲求と2次的欲求があるらしい。

では釣りをしたい欲求、釣欲はどちらであろう?
ドライフライの釣り(テンカラでも同じだと思う)をする人は1次欲求に近いような気がします。ある種、性欲的な欲求。でも釣った魚をやたら見せたい人がいますがこれは2次的欲求に近いように思います。特にえさ釣り人に多いように思います。もちろんフライフィッシャーにもおりますが。キャッチアンドリリース(C&R)をする人でも魚を食べないからリリースする人と食べたいけど、毎回はお持ち帰りしない人もいます。中にはえさ釣り人でも過去においては釣った魚はほぼ全て持ち帰っていたけど、今は完全リリース、さらには、竿を折る(釣りを止める)方もいらっしゃいます。
1次と2次両方の欲求を満たそうとする釣り人が増えると渓流は終わってしまうように思います。さらに2次欲求だけの方も同様でしょうか。同齢では大きな魚ほど繁殖能力が高いというデータがあります。漁協の規定で小さい魚はリリースと定めているようですが、本来は大きな魚が釣れたらリリースするべきなのでしょう。おいらの以前の書き込み五十嵐新三さんなんかも前から大きなイワナこそリリースすべきだと主張しています。(Pdfです)

さて次は森林欲、森林浴ではありませんよ。自然欲と言ってもよいのかもしれません。でも自分の場合は海よりは森なので森林欲としました。渓流欲でも良いし、源流欲でも。
山には温泉もあったりします。もちろん山梨の石和温泉のように平野の田んぼの中から湧いた温泉もありますが、湯治場と言うと何か山の中とかのイメージがありませんか。
昔は湯治場で難病が治ってしまったなんて言う話が沢山あったそうです。これは良く考えると、普段のストレスからの解消、十分な栄養と休息、それと温泉の薬効と森の効果等が身体の治癒能力を加速させただけなのかもしれません。非常にデータを取るのが難しい分野ですが、やっと最近になって森林浴の効果を医学的に証明しようとする動きがあります。当初は限られたパラメーターでしか結果は出ないのでしょうが、普通に考えても同じ施設であれば都会の病院より森の病院の方が効果的だと思いませんか?
さあ屁理屈はこの辺にして森に行こう。  と新宿の街で叫んでみる。。。

山は誰のものか、川は誰のものか

この記事は答えを与えてくれていると思う。

とかく、自然は万人のものだと考えがちである。そして安易にそこへ入り込む。
僕も最近までそれに近い考えだったが、色んな本や人に接して分かった事は少なくとも森や川の最優先権を持つのは、その地域の方々であろうと言う事である。
それは単に所有権とか入会権だとかと言う書面上の覚書ではなく、ある種精神的な占有権であって良いと思う。だからもしその森や川に入りたいのであれば、その地域のルールやしきたりを知った上で入るべきなのである。漁協の遊魚券を買ったから釣れるだけ釣るといったケチな精神構造な輩は本来釣りや猟などをすべきではない。
情報誌や知人に聞いた川や森だけに出没し森や魚を守ろうとしない輩を釣りや猟と言う分野から退場していただかないと地元で一生懸命に活動する人達の夢を壊すだけなのだから。
街の釣り人さん、自分の守りたい川を持ちましょう、その川を育む森を愛しましょう。そしてその自然が与えてくれる沢山の幸せを後世に伝えましょう。

以下記事

マナスル登頂 ベースキャンプから、野口健さんが手記

 
 ヒマラヤのマナスル登頂と清掃活動のためベースキャンプに到着した登山家の野口健さん(32)は23日、毎日新聞に手記を寄せた。「マナスルをきれいにするのが、50年前に初登頂した日本人の役割」と、深い積雪の中で本格化する清掃活動への思いを記している。
    ◇
 ネパール入りすると、政情不安のため、そこはさながら内戦状態だった。エベレストの清掃時は必ず活動開始前にカトマンズで記者会見を開いたが、共産ゲリラがマナスルのベースキャンプ手前まで占拠し、我々の活動が報じられればターゲットになりかねないため、こっそりとカトマンズからヘリコプターでベースキャンプ手前のサマ村まで飛んだ。
 サマ村はチベット文化圏のため、村人の服装も髪形、言葉までもがチベットそのもの。
 サマ村の長老が、50年前に日本隊が初登頂した時の話をしてくれた。「突然、日本人がやってきて私たちの神様に登ると言う。当然、反対した。彼らが帰った後に雪崩がサマ村まで流れてきてお寺が押しつぶされ3人が死んだ。神様が怒ったんだ。マナスルに登るのはいいが、マナスルは私たちの神様だと言うことを忘れないでほしい」
 私はこの長老の言葉に返す言葉がなかった。私自身、世界中の山々に登ったが、その山と地元の人々の結びつきなどまったく考えもしないで好き勝手に登ってきた。
 そして村のお坊さんが「マナスルは外国人が捨てていったゴミで汚されている。私たちの水もこれから濁る。もしあなた方がマナスルをきれいにしてくれるのならば私たちも一緒に活動する」と言葉をかけてきた。
 標高4400メートル付近のベースキャンプ地から、さっそく缶詰や空き瓶などのゴミを発見した。残念ながら日本語で書かれたジュースの缶も含まれていた。これから上部での清掃活動をスタートする。積雪は2メートル程度に上り、難航は予想されるが、神の山、マナスルを少しでも元の美しい姿に戻すのが、50年前に初登頂を果たした日本人としての役割だろう。

養老孟司 かけがえのないもの 白日社2004年 700円

養老ワールドを濃縮した1冊。

あとがきにでも書かれているが、これまでの養老先生が書かれたり、講演された事を実に端的かつ判りやすくまとめたものである。養老先生の根っこは「自然」なのである。まだ養老先生の本を読まれてない方がいきなり読むとその世界が広いように思えるかもしれませんが、実は非常にコアな部分の話で単純明快だと思います。
何時もながらのキーワード、自然、都市化、脳化、人工、人とモノ、心と身体などなど。
そして、これもあとがきである。「自分でものを考えることを、一人でも多くの読者がしてくださるようになれば、それは筆者の望外の幸福である」

ちなみにこの白日社では、釣り人や山暮らしにはたまらない素晴らしい書籍を沢山出しております。

これは図書館本であるが、購入しなければと思う。最近、懐が寒いので図書館を大いに利用していますが、やはり手元に置いて置きたい本も結構ありますよね。


かけがえのないもの

GWなのだ

さて、皆様いかがお過ごしでしょうか?大きなお世話でした。。。

昨日、横浜球場周辺のイベントで竹をただ切り刻んだ、花瓶?一輪ざし?みたいなモノが100円で売られていた。じゃあ俺もと言うことで裏山で太い竹をオモムロに切り、庭で切り刻んでみた。何に使えるのだろう。。。。傘たて?門松にままだ早い。。

本来は山梨に行って森の中の予定だったのですが、お天気が宜しくないとの情報があった。魚釣りももしかすると山の神様がもう止めろと言っているのかもしれません。
最近釣欲より森林欲(年のせいでしょうか。。)なのであまりお魚さんにストーカーする事もなくなりました(笑)
もうじき、釣らなくても、魚が居ることで満足できるような人間になれればと思っております。山本素石や木村英造先生のように。鈴野藤夫さんも悟りを開いた釣り人のひとりだろうな。そうそうもちろん根深誠さんや高桑信一さんなんかも。

大人の男の野遊び風街暮らし術 本山賢司 他

大人の男の実践“森の生活”―野遊び仲間の二週間の休暇、の3年前の著作です。
男って結構”モノ”から入りますよね。特にアウトドアー系のモノって普段は使わない事が多いのですが、この本はまさに、モノを効率よく普段の生活に使うことで常に自然と接していこうという立場のように思います。ナイフでも自然観察でも、レクレーションとしてのアウトドアではなく、日常としてのアウトドアを心がければ色んな発見や閃きがあるのでしょう。


大人の男の野遊び風街暮らし術

エリートの掟

これも確か養老先生が書いていたと記憶しているが、日本のエリートの質が落ちたと。少なくとも第2次大戦前のエリートは部下の死を真剣に考えている人間だったと。だから部下は上司の命令に従ったのだ。最近の日本のイラク派兵でも、聞くところによると人格的に非常に優れた人が隊長だったとそうだ、彼が上司であれば死ねると。

現在のエリートは己の利益を優先しているようである。だからその反発として「武士道」が売れるのかもしれない。

英国やヨーロッパの階級社会が成り立つのは優れたエリートが堕落しないところであろう。アメリカも似ている。一人の米国人救出のために多くの兵隊の死を恐れず行動する。だから国のため、愛する人のために戦えるのであろう(もちろん戦争はいかんが)。

日本の良い文化である相互扶助が無くなり、いわゆる格差社会が広がり、真の意味のエリートが居なくなった時、日本と言う国はどこまで落ちてしまうのだろうか。

こんな記事をみて考えてしまった。
確かフォークランド紛争の時も英国皇族は最前線で戦ったように記憶している。

「前線に行かせて」と王子 英紙報道、除隊も覚悟

 【ロンドン23日共同】23日付の英紙メール・オン・サンデーは、チャールズ皇太子の二男で今月陸軍士官学校を卒業したヘンリー王子(21)が「特別扱い」に反発、同僚と同じ待遇で紛争地帯の前線に派遣されなければ除隊も辞さないとの意向を上官に伝えていると報じた。
 王位継承順位第3位の同王子は、5月にも新任少尉として近衛騎兵連隊に配属予定。同連隊は今年から来年にかけアフガニスタン南部に順次派遣される見通しで、王室と国防省は王子の処遇に頭を悩ませているという。
 同紙によると、国防省は王子をアフガンに派遣しても、本部付きの連絡将校など「より安全」な任務につかせる意向。しかし、部下11人の偵察部隊を率いるのが本来任務の王子は強く反発している。
(共同通信) - 4月23日15時54分更新

都会の公園

7d7181d9.JPGパスポートの更新受け取りのために横浜球場の近くまで行ってきました。ちょうどチューリップ祭りみなたい催しが行われていて、他の花や野草の展示会なんかも特設テントで行われておりました。

確かに非常に綺麗なのですが、これは「手入れ」をした美しさなんですね。脳が作り出す美(養老風に言うと)。最近、森の中の1本の桜とか、何気なく沢に咲いている一輪の名知らない花が非常に綺麗に思えます。

横浜駅周辺は非常に混雑していて、人を避けながら歩かないといけないのです。そのせいなのか、綺麗な花を見て和んだ精神がまた疲れてしまったように感じます。

ICチップ付きのパスポートの10年用なので当分煩わしい手続きも要りそうもありません。もう更新もしないかもしれませんね(笑)

パブリックジャーナリズム

最近の朝日新聞に違和感を覚えています。
あまりにも広告掲載が多すぎると思います。もちろん大切な収入源であるのでしょう。しかし1面広告がやたらに多いのはいかがなものでしょうか?もちろん小枠のものも同じですが。

アイフルの今回の事件、三菱自動車の証拠隠し等、メディアは事故や事件をかなり以前から知って居た事は間違いありません。スポンサーとしての企業広告主でもある当事者としてメディアは公正中立に報道できるのでしょうか?少なくとも新聞はお金を出して購入しています。NHKには受信料という形でお金が流れています。
先日の養老先生の講演でもNHKが「公正中立」と言った瞬間におかしいと思う事が重要だという風な発言がありました。それは、その記事や事件を書いた記者個人の情報なんです。

科学分野の捏造が問題になっていますが、社会一般における情報の流れ方も十分注意しないと簡単にシビリアンコントロール可能な世界になるように思います。終戦を境に報道が鬼畜米英から一夜にして平和平等と寝返ったように。

パブリックジャーナリズムの必要性が求められているように思います。そしてそれがITと言う科学技術で成功するかもしれません。もちろん使い方によってはとんでもない間違いを犯す可能性を秘めて居る事も事実ですが。

科学技術ジャーナリストに求められるもの  養老孟司

昨日の養老先生の講演を自分なりにまとめてみました。誤字脱字ご勘弁。

科学技術ジャーナリストに求められるもの  養老孟司

いくつかの著書の中で養老先生が英語論文を書かなくなった理由を書かれているが、非常に分かりやすく説明された。科学論文は殆ど現在英語で書かれているわけである、そのフォーマットがイントロ、マテメソ、リザルト、ディスカッションとなっています。それが本当に良いフォーマットなのかと疑問を持った事、日本語なら1週間で書ける論文が3ヶ月かかること等々でした。これは最後の方で述べられた。違いを感じ取る感性の話にも繋がります。続いてこれも著作の中でも述べられているのですが、学会が業界となり狭い範囲の中で利益確保の集団となっていた事に対する不満です。科学ジャーナリズムもその学会と言う業界の中にいると非常に文章を書きやすいし楽チンである。しかし本当の科学技術ジャーナリズムを目指すのであれば、常に塀の上を歩かねばならない、塀の内側は学会、外側は一般社会である。
新聞の一面は大方の場合、政治である。しかしどうして政治でなければいけないのか?確かに政治は大事であるのだが、それが当たり前だと考えている事がおかしくないのか?

コミュニケーションとは情報のやり取りである。情報とは文章であったり、映像であったり音声であったりするが、それは止まっている事象である。だから人間はそれらの情報を“同じ”と認識できる。この辺は養老先生の脳科学の話をより分かりやすく僕らに噛み砕いて説明してくれていますが、自分で書こうとすると上手くかけませんね。

しかし情報というものはある種都市化された世界だけの話なのである、お金も一緒、お金と言うものが“同じ”と言う認識の中で経済が動いているに過ぎない。視覚から入ってくるお金の映像、聴覚から入っている百円と言う音声、それを大脳で統合している。

最後に養老先生が科学技術ジャーナリストに望まれる事として話された事。
自然の多様性豊かな日本(生物の多様性と言う言葉は嫌いだそうです。後述)において自然に触れることの重要性を強調されました。これは感性に大切です。違いを分かる事はまさに感性の豊かさなのです。これは都会にいては出来ないのです、ですから1日15分でもいいから人間が作り出せないものに触れる事が重要です。もちろん、これはジャーナリストだけの問題でなく、多くの都会でのみ生活する人間にも当然あてはまるのだろう。

生物の多様性。情報は言葉や映像になった瞬間に過去の事象になってしまうのです、晴雨物の多様性と言う言葉になった瞬間にそれはある種過去になる。人間が作り出せもしない自然を言葉で定義するのは好ましくないと養老先生は思われていると思う。

生の養老先生

本日は午後休暇を取り、養老先生の講演を聴いた(無料)
初めて生で見たわけであるが、やはり一般相手の講演は分かりやすい。基本的には自然を重視しないといけないという背景があると思う。今日の話は科学ジャーナリストと言う切り口の話なのだが、なかなか示唆に富み、その通りと思わせる。ある種、養老教にまですでに昇華してしまったむきもある。細かい要点は明日にでもまとめたいと思います。

ルーベンス生誕400年

042d4d38.JPG芸術等にはまったく疎い自分ですが、見たり聞いたりするのは大好きです。ベルギーに住んでいた当時はゆっくりノートルダム大寺院の中を見学したことなどありませんでしたが、今回はゆっくりと時間をかけて見て回りました。この有名な絵の裏にも実は絵があり、観音開きのようになっておりますが、両サイドを閉めると裏の絵が正面に出てくるのです。
歴史と人々を見てきたこの絵は我々に何を訴えているのでしょうか?

ナスカの地上絵

これってロマンですよね。
人工衛星の使い方って、鉱物資源探索や核施設、生物兵器施設などなどの偵察なんてイメージでしたが。

夢があるよな〜、最初に見つけた時の感激は研究者冥利につきますね。


以下記事
ナスカに未知の地上絵、山形大助教授ら100個発見

 世界遺産に登録されている巨大な地上絵で知られるペルー・ナスカ台地で、人か動物をかたどったとみられる絵(縦約60メートル)や直線、渦巻き模様など約100個を発見したと、山形大人文学部の坂井正人助教授(文化人類学)らの研究グループが19日、明らかにした。

 文化庁は「日本人研究者がナスカの地上絵を新たに発見するのは、おそらく初めて」としている。

 坂井助教授らは2004年秋、地上絵が描かれた目的の解明や保全のため、絵の分布図を作成する作業に着手。米国の商業衛星が撮影した写真を分析したところ、これまであまり研究されていなかった台地の南西部に絵や図形があるのを見つけ、04年12月と今年3月に現地を訪れて確認した。

 地上絵が描かれている台地は東西20キロ、南北15キロに及び、これまでに動植物や幾何学模様など700程度の図柄が確認されている。多くは紀元前1世紀から6世紀に描かれたとみられるが、描かれた目的には諸説がある。

 坂井助教授は「地上絵はまだ調査が進んでおらず、未発見の絵はまだあるのでは」と話している。

木村英造先生

こんな方なんですよ。
男として格好が良いと言うのが実に似合う人です。

また寄付が役立っている事がとても嬉しいです。

ガーナの風景

ガーナの街の風景。朝夕は大渋滞。人々の顔は明るいです。ちなみに日本は最近1000億超の債務をチャラにしました。でも無償援助でまた道路を作っています。その額20億円。感染症で無くなる小児が沢山いるんだけどな〜〜〜。
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Profile
鎌倉おやじ
趣味:イワナに遊んでもらう、菜園、読書、焚き火、ランタン

愛読人:内山節、池田晶子、養老孟司、山本素石、高桑信一、相田みつを、宮本常一、網野善彦、野田知佑、南木佳士、川上健一 佐藤優 内田樹(順不同)

夢:晴釣雨読で自給自足、在来魚保護 (最近釣りにはそれほど熱中してません、年のせいでしょうか)
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